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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

秋田県能代市で作庭管理を行う福岡造園のブログです。 日々の仕事や活動等の最新情報を載せていきます。

イチョウの自然樹形再生

民家のイチョウ剪定。 樹高7mほどなので、一般的な街路樹と同程度です。庭の中にある木なので、隣地への越境や周囲の木との調整もしています。 以前は強剪定されていた木ですが、数年の放任期間を経て、隔年で手を入れてきました。自然形に戻ってきたところで、今後のことについてご家族に相談、あまり大きくならないようにとのことで、樹高を抑えつつ横枝を張らせていこうということになりました。 今回はそれから3回目の手入れ...

天そそり立つ茂谷が峰(富根小学校の校歌)

昨夜、小学校の同期から、市広報のフォトコンテストの入賞作に名前を見つけたと、お祝いメールをもらった。お礼の返信では、実はコンテストには『天そそり立つ茂谷が峰』のタイトルで茂谷山の写真も出したことを教えた。それが下の写真。 富根の人ならだれもが知る山と、この山から始まる富根小学校の校歌。同期からの返信には、 「なつかしな~!でもその次の歌詞が出てこない・・・」。 言われて口ずさんだら自分もあやふやで、...

松本のご神木に会いに行く

先週の長野行では、松本市まで足を延ばしてきました。2013年の8月に『巨木の街路樹写真展』を開催しましたが、その時、ご神木が街路樹になっている所があるとの情報を松本市の知人から得て、その木の資料を展示させてもらったということがありました。今回はぜひその木との対面を果たしたく、急遽、その知人にガイドをお願いした次第です。ということで、松本市役所へ。屋上に見えるのが展望台ということで、行ってみることにしま...

あの時の自分に見せてあげたい

「どうなるかわからない道を選ぶのはえらく勇気が要った。勇気を出したあの時の自分に見せてやりたい。」放映中のNHK朝ドラ「スカーレット」で、求める色を出すために悪戦苦闘する陶芸家の主人公が、穴窯で何度も失敗を繰り返した末についに成功、知人への手紙にしたためた言葉。『あの時の自分に見せてあげたい』。実は、数年前に同じような心境になったことがあり、テレビの中の主人公と自身の経験がオーバーラップした。それ...

悲しい桜

秋田市内で見かけた桜の木。枯れたのか剪定したのか芯が無く、わずかに残った下枝が道路側に伸びている。この枝もまた、車の邪魔になるからと、いつか切られてしまうのではないかとヒヤヒヤする。そして、どうにも気になるのが、幹に巻かれたゴミの看板。秋田市では、届け出の無い不法看板は行政が強制撤去すると聞いた。一方で、必要な掲示物は許可を申請して管理者が認可をすれば、街路樹にも取り付けることができる。市内でゴミ...

街路樹の異物点検とその後(のしろクリーンパートナー)

2019年度も残すところ2か月。今年度も、春からゴミ案内や犬の糞禁止、交通安全に防火の看板、外し忘れのカラーテープや支柱等、市内の市・県・国道を点検、それぞれの管理部署に報告し、撤去や移設等の対応がなされてきました。いちいち数えていませんが、20件近くはあったでしょう。4月には能代市が市広報で注意喚起を行い、8月には秋田県(山本地域振興局)と私が地元紙で市民啓発をしましたが、このような周知もまた、...

きみまちの里フォトコンテスト2019

今日の北羽新報に、きみまちの里フォトコンテストの結果が発表されています。5回目となる今回は、『誰かに見せたい、ふたついの風景』をテーマに開催されました。(受賞作は、能代市役所HPで閲覧できます。) 二ツ井には、美しい風景がたくさんあります。 みなさま、ぜひ一度お越しください。ちなみに私の写真のタイトルは『美雪橋』。3月末にマンサクを見に出かけた時、切通しに降る雪のシャワーを「みゆき橋」の手前で見た時の...

自彊不息

突然の訃報を受けて長野まで。大学同期が集まって、しめやかに彼の旅立ちを見送った。思えば長野まで来るのは二回目。故人の結婚式以来だから、あれからもう30年近く経つ。お斎では、故人をしのびつつ、みなで思い出話を語り合った。同期は9人いる。昭和の体育会だから、理不尽そのもの。苦しくも厳しい、辛いことばかりの青春時代を共に過ごし、同じ釜の飯を食った仲間。そんな仲間たちが、九州、中国、四国、関東、北信越、東北...

6年目の梅並木(樹高調整完了)

現場では今、冬季剪定を始めています。手を入れてから6年目を迎える梅並木。もともとは8mほどあった並木ですが、徐々に樹高を下げて、昨年は半分程度まで下がりました。 ⇒ ということで、剪定開始。今年はどんなふうに手を入れるかを考えながら、まずは1本仕上げます。今年は、昨年の樹高からさらに下げて、3m程度にすることにしました。このぐらいにしておくと、剪定や実採りの際に、木に登らなくとも、8尺(2.4m)の脚...

思いがけない待望

朝の出掛けにフキノトウ。いつもなら、3月になってようやく顔を出す。長い冬、待ちに待って現われるから、この芽は『待望』と呼ばれる。暖冬がもたらしたこの産物。思いがけず、今日の日に見つけたから尚嬉しい。...

左用2代目

冬季剪定の季節到来。昨冬、剪定鋏を新調しましたが、冬の剪定は太くて硬い枝を切ることが多く、使ってみると、私の身体には少し華奢な感じがします。鋏が華奢だと負担は腕に来ますが、鋏自体にも疲れが出て、この間、バネが折れてしまいました。本格シーズンを前にもう少し丈夫な鋏がほしいと思っていたところ、思い出したのが、腕への衝撃を軽くする鋏があるという情報。左用も作ってくれるとのことで、出かけてみることにしまし...

ウエブサイトの役割

この間の、うちで修業をした大類君の新聞記事には、弊社のウエブサイトを見たことが志望の契機となったことが記されていました。たしか、彼が来たのは2007年、サイトを開設したのはその3,4年前だったと思いますが、30代後半ごろから自分の方向性を模索していて、それが確立されて庭の形に現れ始めた頃に、HPを立ち上げたという記憶があります。当時、造園会社のサイトは秋田県でも少なくて、10社も無かったように思います。...

自然に学んだ庭づくり

今日の秋田魁新報で、うちで修業した大類君が紹介されました。独立開業して6年目、東京から移住したという物珍しさだけでなく、作庭の実績を伴っての登場です。見出しは『自然に学んだ庭づくり』となっていますが、私自身、修業時代の師匠から、『自然には法がある』と教えていただいて、今も、ふるさとの山野から学び続けている最中です。そしてその学びを生かすのは、作り手として自分を選んでくれる施主さんの庭。その経験の中...

奥入瀬渓流2019

正月休みは、普段なかなかできないデータの整理などもしています。そんなことをしていると、ブログに出し忘れていた写真が出てくることもあり、また忘れると困るので、この機会にアップしておこうと思います。季節外れではありますが、カレンダーだと思ってご覧いただければ(クリックで拡大できます)。    ...

祥座龍翔

新年あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。今年の年賀状は、開花の頃に出掛けたきみまち阪にしました。『祥雲龍翔』という言葉は初めて使いましたが、年賀状に添えるものとして縁起がいいようです。「祥雲」は、おめでたい兆しが起こる時の雲のことで、その雲に向かって龍が飛んでいくということ。写真では、龍のような桜の枝が、雲というよりも「七座山」に向かっているので、『祥座龍翔』の...

2019千秋楽

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仕事納め

今日で年内の仕事が終了しました。令和元年の最後は、松の内を迎えるための松の手入れ。松葉に囲まれて、一足先におめでたい気分を味わってきました。仕事納めと言っても、一人では特に納会をする必要も無く、いつも通りの晩酌ですが、せっかくなので少し振り返りを。今年は庭づくりが多かったせいか、いつになく張り切った年。あまり張り過ぎると弦が切れてしまいますが、師走を前に松葉杖のお世話になってしまい、私の元(気)も...

自由は不自由

『自由は不自由やで。不自由の先に自由がある。』放映中の朝ドラ、「スカーレット」に出てくる芸術家の言葉です。この芸術家と接したことが刺激になり、作陶をする主人公夫妻の創作心が覚醒されて、これまでと違った作品が生み出されていきます。こうしてみると、『不自由』とは、「生みの苦しみ」のようなものかもしれません。この『不自由』ということはやはり感じたことがあって、以前に、『自由という不自由』というエッセイを...

相承

出入りさせていただいているお寺に暮れのご挨拶に伺うと、ご住職から会報をいただきました。 拝読すると、今年作らせていただいた庭のことが紹介されており、何とも有り難い限りです。今春に行った作庭は、通路の両側にある鐘楼堂と六地蔵堂周りの整備。記事では二つの建物に付随する庭は『向き合う』ことがテーマになっていて、 鐘楼堂の大鐘とその下にある達磨像が、対面する六地蔵堂のそばにある鐘型の水琴窟や達磨型の自然石と...

小雪の朝

お寺の庭の小道。道の先にはお地蔵さんがいるけれど、歩くのがもったいなくて遠くから手を合わせる。...

水の道

鷹巣の道の駅で昼休み。舗装を流れる雪解け水のラインが美しい。周りに丘をつくって木を植えたら庭になるなあ、などと思いながら水の後を付いていくと、この水の道は、ちゃんと終点を目指していた。水が高きから低きに向かうのは自然の理。ではあるけれど、なんだかすごいと思ってしまった。...

透かして吊る

いよいよ積雪。樹木にも雪が降り積もる中、オンコの剪定をしています。木の中にもぐって見上げると、隙間のある所は内部の枝に雪が落ち、枝葉が密な所は雪が載っています。そんな、密な部分の枝を抜くと雪がドッと落ちてきますが、このように、雪の通りを良くしてあげる剪定を『雪透かし』と呼んでいます。雪が載れば重みで枝が折れますが、枝間を通り抜けられれば折れません。雪透かしは、自然界の木々が自分で雪を落とすように、...

ようやく雪囲い

2週間掛かった施設の剪定も無事完了。工期に間に合ってホッとしたのもつかの間、今度は年末という工期が待っている。通院で1日足を休ませてから、ようやく雪囲いを始めました。管理仕事に回る順番は、基本的にはご注文を受けた順ですが、雪囲いは積雪の多い地方から始めています。ただ今年は足の都合もあって、囲い材を担いで庭を行ったり来たりするのはまだ無理。そんなわけで、車に材料を積んで仕事のできる所から始めているとい...

美しいもの

今日見つけた美しいもの。庭の霜。歩道の苔目地。...

なんとか折り返し

60本ある黒松の剪定。頑張っても頑張っても、1日3~4本。来る日も来る日も、松、松、松。毎年毎年、取り掛かりの初めは気が遠くなりますが、ようやく半分、何とか折り返しというところまで来ました。大相撲では「怪我は稽古で直す」と言いますが、私もそれを実践中。この黒松場所が終わる頃には、足の痛みも完治しているでしょう。そう思いながら、明日も稽古。...