FC2ブログ

Welcome to my blog

杜の木漏れ日(福岡造園blog)

秋田県能代市で作庭を行う福岡造園のブログです。 日々の仕事や活動等の最新情報を載せていきます。

一息

キリの良い所まで仕事をしたら、もう西日の差す時間。一息つくかといつもの場所に来ると、一服がそっと待っていた。絵になるなあ、この景色。これだけで、ホッとする。...

芽吹き

畑を見に行くと、ブナの新芽が。隣のツリバナはすでに開いてきました。今年は桜の開花が記録的に早いとのこと、木々の芽吹きも早そうです。慌てて、今年使う木の掘り取り。そろそろ根回しをしておきたい木がたくさんあって、一週間ぐらい掛けて畑を整備したい。でも芽吹きがこんなに早いと今年は無理でしょう。みよちゃんは『春よ来い!早く来い♪』と言いますが、植木屋的にはもう少し待ってほしいものです。...

野にあるように

今日は、北秋田市で雪囲いの解体でした。例年、雪解けの早い地域から始めていますが、早春のこの時期は、樹木の移植や庭の造成、年度末の剪定等と重なります。これで、管理させていただいている庭の囲いをすべて外し終えることができ、ほっとしました。庭では今、ばっけが盛り。曇り空でも光って見えるのは、春の息吹だからでしょう。花言葉の如く、『待望』の季節がやってきました。県産の木と石でつくられた庭に県の花が咲くとい...

庭NIWA243号

庭NIWA最新号が届きました。今回も素敵な庭が盛り沢山です。中でも私の目を引いたのが安諸定男さんのインタビュー。老眼鏡が苦手で読書をするのが億劫になっているこの頃、何の苦も無く、あっという間に読んでしまいました。記事で共感したのは、『仕事は悩んで当然』という部分。これを読んで、『経験を重ねて場数を踏んで、つくる度に後悔する部分が減っていき、同時に高い次元での悩みも増えてくる。庭づくりは、それでいい...

枯れを起こさせない剪定

現場が一段落した昨日は、樹木剪定の完了検査。樹々は施設内の通路や駐車場に面しているため、人や車の少ない休日に進めてきたものです。 剪定の目的は、景観はもとより、枯枝の落下を防ぐこと。ケヤキは突然枯枝を落とす特性があり、人や車の往来がある所では、定期的な点検管理が必要です。事故防止という観点からも、折れて引っ掛かっている枯枝や木に付いている枯枝、枯れかかっている枝等を事前に除去しました。以前、ケヤキ...

一期工事完了(枝暗渠&土壌改良)

庭づくりは地盤の造成から。重機や資材が搬入されて、現場は土工週間に入りました。クレーンで搬入したバーク堆肥を使用各所に配分。運搬は重機でも積み下ろしは人力です。20㎏袋を300回移動するのに2日掛かりました。庭づくりはこれからなのに、すでに身体が悲鳴を上げています。資材を搬入したら既存樹の移植。根周りを掘ると水が湧き出してきました。事前に土質調査をしていたので予想の範囲ですが、樹木は、粘土質土壌の...

福幸のいす

国道のバス停に置かれた2つのベンチ。集落から国道までは1㎞近くあり、ようやくたどり着いても休む所が無い。バスで病院や買い物に出かけるお年寄りたちは、草むらにシートを敷いて座っていました。このベンチは、そんなお年寄りのためにと、3年前にある方が作ってくれたものです。『ながえぐ・ねまれ』と添えた所に、作者の人柄がしのばれます。この善意のベンチは昨年に町内会へと寄贈され、作者のお名前にちなんで『福幸のいす...

着工

井川町での庭づくりがスタートしました。まずは、改修を行う部分の防草シートを一部撤去。既存樹の移植に備えて、支柱を解体して繩巻養生。続いて下草の仮寄せ。水抜きする部分の位置出しをして、段取り終了。来週から重機作業に入ります。イメージ図。かなり詳細に描いたつもりですが、いつものように、現場に持ってくるのを忘れました。ここからは、足袋を履いた感覚でやっていきます。...

桜のトンネル育成作戦2

昨春、「桜のトンネル育成作戦」と銘打って行った剪定ボランティア、トンネル並木の片側は旧富根小学校の校庭の桜ですが、枝枯れが顕著だったため、施設の管理課に見てもらっていました。外周にはフェンスの基礎コンクリートが張り巡らされていることから校庭に水がたまりやすく、その影響で桜が根腐れを起こしているのではないかと、コンクリートを数か所解体できれば停滞水を外に逃がすことができると提案。このほどそれが、実施...

弘前公園にお礼2

桜の剪定作業が真っ盛りの弘前公園を訪問。『弘前公園に学ぶ地方創生の街路樹』を執筆した「景観文化」最新号を、ようやくお届けすることができました。お礼を述べて事務所を後にした時の光景。桜の下枝が竜の如く雪上を這う様子が印象的でした。園外の駐車場まで来ると、まだ凍るお堀の向こうに岩木山。お堀の並木に見つけた2m弱の桜の木。切り下げられた太い幹は1mほどしかなく、そこから枝を伸ばしています。何とも、愛おしい...

作庭準備

マウス症候群?の発症からほぼ一か月。右肩痛は自然に治るようなものではないらしく、なかなか右肩上がりにはならないという。これは、今期の高木剪定は無理かもしれない。こんな時、右肩ならぬ右腕がいればなあとか、高所作業車があればなあと思いつつ、無い物ねだりをしてもしょうがありません。できる仕事から始めていきましょう。ということで、土壌改良に使う木炭を仕入れに。続いて、暗渠や柵に使う竹の仕込み。竹藪を刈り取...

春のメンテ

何度も暴風雪が吹き荒れた今年の冬。そんな中でも、地下支柱を取り付けた木々は倒れることなく立っていました。簡素な支柱ですが、風速20mを越える台風並みの風にも耐え得ることが証明されたようです。二冬を越えた庭の足元。フカフカだった土も、さすがに雪の重みで土が圧されたり風で飛ばされたり、隠れていた地下支柱が顔を出してきました。ということで、バーク堆肥を補充。コテで均しつつ、風で飛ばないように軽く押さえてあ...

ブナの生長

2015年の春に、施主さんとともに手植えをしたブナの木。背後に植えたムラサキシキブの疎林は高さ1.5mほどあるが、ブナはまだ、樹高50㎝はあるかという苗木だった。3年目の春。ブナは樹高1mほどになり、荒れ地のようだった土にも草が生えてきた。そして、6年目の早春。ブナは人の背もムラサキシキブも追い越して、高さ3mほどに成長した。平地で育ち、棒のようにまっすぐだった苗木も、雪に圧されて根が曲がり。だんだん、雪...

大役終了

いつの間にか3月。マウス症候群は回復傾向にあるものの、木に登ったり重い梯子を持ったりがまだできず、大変申し訳ないのですが、高木剪定は延期をお願いしている状況です。ただ、そろそろ現場復帰しないと仕事が間に合わない。とりあえず、右肩に負担が掛かりにくい仕事から始めていこうと思います。さて、右肩痛の一因?となった町内会総会も無事終了し、あとは引継ぎを待つばかりとなりました。会長職は2度目ですが、いまだ役...

マウス症候群?

そろそろ冬期剪定を本格化させようと思った矢先、原因不明の右肩痛に襲われました。普段、力仕事はほとんど左手でやり、右手は箸より重いものを持つことはありません。特に何かにぶつけたという覚えも無いのに、この痛みはいったい何だろう?日に日に痛みが増し、服を着るにも腕が上がらなくなってきたので、治療に出掛けてみました。先生曰く、「なにか、同じ体勢で力の入ることをしませんでしたか?」ん~。まったくもって心当た...

『弘前公園に学ぶ、地方創生の街路樹』([景観文化]掲載)

このほど、「NPO景観デザイン支援機構」の 機関紙、『景観文化』の最新号が発刊されました。今号の特集は、【街路樹は日本の景観を変える】。表紙は東京農業大学客員教授の濱野周泰氏の写真と一文ですが、街路樹にも造詣の深い、造園の専門学究者が解説をされています。実は、濱野先生は、私も学生時代にお世話になった方。今号には拙文も掲載いただきましたが、まさかご一緒できるとは思わず、大変ありがたい機会となりました。と...

能く代わる

地元紙で、『そして能代市は残った』という記事を読んだ。平成の大合併の際に、新市名を「能代市」とするべく活動された人々の記録のようだった。拙い記憶でこの時の事を振り返ってみると、十数年前の能代市山本郡(7市町村)の合併協議の際、合併協が新市名に現市町村名を使わないことを取り決めたことに対して、能代市民の中から「能代市」の名前を残したいとの声が上がり、公募で選ばれた「白神市」という名称に対する内外からの...

作庭集追加

ウエブサイトの「作庭集」に、宝勝寺さんのお庭をUPしました!これまで、作庭途中やその後の様子をブログで紹介してきましたが、それが一つの物語になっています。福岡造園のサイト初、水琴窟の音色も聴くことができますよ。お寺の庭は拝観できます。春夏秋冬の風情を体感しに、ぜひお出かけください。...

風傾木の修復処置

木が傾いているとの報を受けて、下見に出掛けました。おそらく、この間の強風の影響でしょう。雪が載るとさらに傾くので、応急の支柱を付けてきました。翌日出直して、チェーンブロックで木起こし。枝が混んでいると、風をまともに受けます。通り抜けられるように軽く枝を抜き、支柱を付け直しました。根元は地割れが起きていました。こんな時は、割れ目にバーク堆肥を漉き込んだりしていますが、真冬の水極めは避けたい。水極めは...

新兵器の出番

雪原を抜け山林を越え、積雪の中を現場まで。雪中行軍はそれだけで体力を消耗します。こんな時に頼りになるのがかんじき。なかなか履く機会が無く、物置で眠っていたのを引っ張り出してきました。仕事は、雪の落ち代づくり。ここで、この間の新兵器を投入。  狭い所でも片手で方向転換できるのが新兵器の良い所。無駄に体力を使わなくてすむのが有り難い。ということで、こんなにあった雪が1日でこんなふうに。前回より早くでき...

くじら印の鉄製スノーダンプ(緑)

雪国の暮らしに除雪用具は必須。今回の爆弾低気圧に備えて、傷みの目立ってきたスノーダンプを新調しました。黄緑色は前から使っているタイプ。雪も多く運べて、かつ、最も力の掛かる曲がりの部分に補強金具が付いているので丈夫です。緑色は、今回見つけた新兵器。鉄製で、黄緑よりも丈夫なつくりですが、以前、豪雪地で自衛隊が使っているのを見たことがあります。ただ、良いものは高くて、なかなか手が出ずにいたところを、運よ...

神々の山3

冬の晴れ間の白神山地が好きだ。天気の良い日はつい、眺めのポイントを探してしまう。今日は、子どもを学校まで送った帰りに寄り道をした。寒い朝は空気が澄んでいて本当に美しい。2時間後、子どもを連れてまた同じポイントに。幾分雲に動きが出てきたが、変わらず美しい。荒天の予報により、学校は早く終わった。山がとてもきれいだったのは、嵐の前の静けさか。※神々の山※神々の山2...

2021年カレンダー

2021年の弊社カレンダーは、藤城清治作品集。好評につき、昨年に続いてこのシリーズにしました。「庭屋の暦=日本庭園」というイメージがあるかもしれませんが、できれば作風や考え方を表すようなものがいいなあと、自分の感覚に近いものを選んでいます。カレンダーは毎秋に翌年の物を決めていますが、2018年まではこのシリーズ。日本のような海外のような、不思議な風景の中に樹木と動物が出てくるイラスト集で、和洋が無くて動植...

2021年開幕

新年あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。...

2020千秋楽

今日は-6℃。今年最後の日は、今年一番の寒さでした。そんな中で、集落の神社の雪かき。灯りを付けてお神酒を上げ、初詣の準備をしてきました。こんなご時世なので、今年は初詣を前倒し、夕方に子どもたちと参拝しました。参道の階段は60段以上ありますが、子どもの頃から毎年参拝しているのに、どういうわけか降りると忘れています。今日は3往復したにも関わらず、正確な段数はやはり記憶に無く。忘年ならぬ、忘段が毎年の恒例と...