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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

秋田県能代市で作庭管理を行う福岡造園のブログです。 日々の仕事や活動等の最新情報を載せていきます。

懸崖のサツキ

山のような形をしたサツキ。透かしてみると、石を抱くように生えていました。別角度から見ると、枝が上から降りてきているように見えます。根は石の上ではなく地上から生えているので、盆栽で言うところの『懸崖』ではありません。でも、生えている位置がどこでも、『崖』に『懸かる』木という意味では『懸崖』です。明るくなった懸崖に、さっそくチャレンジする猛者。...

朝靄の七座2

この間見た、七座の朝靄。今日は上から見えるかもしれないと、一本松まで行ってみた。七座の峰々に掛かる雲。この層雲は、森吉山の方から降りてくるんだとか。七座山は倉(峰)が七つある連山で、手前は『松倉』。いつか、この松倉が雲海に浮かぶ姿を見たいのだ。これは、昨年の今頃、昼休みに出かけた時のもの。やっぱり七座には朝靄が似合う。...

美しい街並み

仕入れ先に向かう途中の道。昨日は県南端の羽後町でしたが、今日は北端の小坂町に行きました。それにしても美しい街並みです。広々としていて明るくてお洒落。道路の街路樹というよりは、公園の中の通路といった雰囲気があります。そして、ここもまた、樹種や樹高に多様性がある。いい街並みです。...

あきたの、んめもの(シュークリームと冷やがけ蕎麦)

雨降りの今日は現場をお休み。設計中の庭の下見と、庭の素材探しに出掛けました。秋田市まで行くと、ん、たしかこの辺に、美味しいシュークリームの店があったと、いつものことながら道を外れてしまいました。それが、コレ。いつかテレビで、いろんな味があると紹介されていたのを思い出し、探してみました。家族用に、定番のシュークリームといろんな味の詰め合わせをお土産に。そして、ドライブのお供に、定番をバラにしてもらい...

無事蛙

台風も過ぎ、お寺の手入れを再開しました。いつのまにか、モミジが色付いてきています。境内の、お気に入りの場所で一服。ここから見る空が好きなのです。日暮れが早くなってきました。今日も、無事一日過ごせたことに感謝。ありがたい気持ちで家路に付きます。...

朝靄の七座

トンネルを抜けたら、そこは絶景だった。通り過ぎたのに、引き戻された光景。...

層雲を追いかける

庭の素材を探しに鹿角まで。大舘を過ぎると、遠くの山並みに雲が見えてきた。進行方向なので、その雲を追いかけながら走る。かなり近づいてきた。こういう雲は『層雲』というそうだ。これを上から見降ろしたものが『雲海』。ここまで来たら見たいけれど、見降ろせるような所を知らなくてあきらめた。気が付けば、幹線道路を外れて山に来ていた。道に迷った私は『浮浪雲』となった(笑)。...

石畳の思い出

松の木の上から見る石畳。男鹿寒風石をランダムに畳んだ玄関前の通路は、長さが8m。幅は広い所で1.5mほどもあり、総面積では10㎡以上ある。石張りは手間が掛かるから、なかなかこれほどの面積をやらせてもらえる機会は少ない。でも、人を迎える玄関の道がコンクリートではあまりにも無粋。庭の中の道にしたいと思って提案をした。薄い鉄平石では石の質感が出ないので、大判小判とも、10cm以上の厚みのある石を使ってい...

噂のランチ

道に迷えば出会いがある。理想の街路樹と出会えた後は、やはり道に迷いながらも、噂のランチにたどり着けました。なぜ迷うのか。住宅街にある住宅風の店なのでわかりにくい。でも飲食店は、どんな所にあっても、美味ければ探してでも来る。噂のレバニラは、食べたことのない味。ニラもレバーもとても美味い。わざわざ探して来てもお釣りがくるような絶品でした。初めての味でしたが、定食に急須が付いてきたのも初めて。何かのタレ...

概念を超えた街路樹~秋田にあった街路樹の可能性~

秋田市まで出かけて、迷い込んだ住宅街。秋田にこんな街路樹があったのか!というよりも、日本で初めて見た街路樹の形態です。何がすごいのか。一般的な街路樹とどう違うのか。同種同大等間隔で植栽され、幅も高さも統一される街路樹にあって、樹種や樹高や配置の仕方に多様性があり、かつ、土地の自生種や周辺の街路樹に使われている樹種なども取リれられているのです。住宅街にはいくつかの公園が点在していますが、街路樹との調...

あられこぼし

木漏れ日が降り注ぐ石畳。くだけた感じが、自然風の庭に良く似合う。『あられこぼし』というこの敷き方は、延段の中でも最もくだけた形。そんな形を『草』というけれど、「草」には「早」という字が付く。あられこぼしに漂う雰囲気は、どちらかというと『枯れた道』。これをやったのは、27,8の頃だった。そんな若い時分に枯れた味わいなど出せるわけもなく、心も技もまだ早かった。作庭から28年。時がこの道の味わいを深めて...

1本の木を丁寧に植える

白壁に映える株立の緑。この間、岩手から仕入れてきたミツバツツジが植わりました。樹高は2mほどですが、成長しても3m程度、植桝があまり広くないので、大きくならない樹種を選びました。寒さや雪にも強く、春一番に薄紫の花を咲かせるこの木は、樹形もやわらかで紅葉もきれい。無理に剪定しなければ、いつまでも自然な姿を楽しめるでしょう。気候や空間の条件が多いほど、ドンピシャの木を選ばなければなりません。それがシン...

石蔭

手入れ中の庭で。お茶をいただいていると、オンコの葉蔭がポッポッと、影絵のように映っていました。葉蔭を映す石壁のスクリーン。いいですねえ。...

秋海

仕事帰りに鹿の浦から。秋海の夕暮れは絵になりますね。この、水平線の上の雲の列が好きです。...

岩手名物いろいろ

仕入れで盛岡まで。小雨で岩手山が見えなかったので、代わりに、SAで買った『岩手山メロンパン』を。ちなみにこのメロンパン、上りのSAと下りのSAでは違うそうで、これは上りの方のパン。。下りSAのパンはこちら。今回は寄れませんでしたが、両方を食べ比べてみるのも面白いですね。 盛岡には11時着。仕入れ先には午後一で乗り込むことにして、その前に腹ごしらえ。噂で聞いていた、柳家の『キムチ納豆ラーメン』を生卵...

跡形

先日に手入れを終えた庭。何ごともなかったかのような静かな佇まいを見るとホッとします。仕事を終えた植木屋は、自分が仕事をした痕跡を消して立ち去る。そこにいた気配も跡形もなく、庭がいつもと変わらぬ風情でそこにあることが理想。そんなふうになっていれば、とても嬉しい。...

アカマツの手入れ

作庭から25年、毎年手を入れてきているアカマツです。松の手入れといえば、みどり摘みともみあげが一般的ですが、昔はこの木にもそれをやっていて、一本仕上がるのに2日掛かっていました。一芽一芽の手入れなので、手間が掛かるのです。それでも、それが松の手入れの当り前だと思っていた若い頃は、何の疑いも持たずにやっていました。仕上がりはとてもきれいなので、手間を掛けることが美しさだと思っていた頃のこと。それが、...

チャボヒバのアーチ2018

 今年も、チャボヒバの手入れ。  左から、2017年、2016年、2007年。だんだん、『緑門』らしくなってきました。人が強制的に作り込むのではなく、樹木の自然成長に合わせる。待つのが仕事なので、木長に、気長に、です。...

剪定枝で垣根の補修

剪定中に、垣根の柱がグラグラしているのを発見。何かで補修できないかなと思ったら、ちょうどいいものがありました。自然風の庭だから、このぐらいのランダムさがちょうどいいかもしれません。庭で出た物は庭で活かすというこの循環。いずれ朽ちますが、それが半年先でも1年先でも、朽ちるまでは役を果たせます。ここにあるものでつくるから、ここにしかない味が出る。これもまた、家庭の味です。...

紅白

赤松の中の白蛙。紅一点ならぬ白一点。これで紅白だからおめでたい。いいことあるかもしれませんね。...

市道街路樹の支障対処

市内を移動中、自転車が車道を走っているのを見掛けました。見れば、街路樹の下枝が大きく歩道にはみ出していて、通行しにくかったようです。枝は車道側の通行使用にもなっているため、昨夕に写真を撮って市役所に報告、昨日の今日で対処されていたのはありがたいことです。 またこの時は、向かいの街路樹の枝も民家の窓に掛かっていることを話したところ、こちらも対処されていました。迅速な対応に感謝したいと思います。プラタ...

如斯亭

秋田市で打ち合わせのついでに『如斯亭』へ。この間、地元紙で紹介されていましたが、昔、古庭園ガイドで目にしてから、ずっと気になっていた庭です。土日はガイドさんがいるとのことで、案内してもらいました。あっさりとしていてシンプル。刈り込み物が無くて高木が多いので、ゆったりとしています。山あり谷あり流れあり、起伏が豊かで、地形を生かした庭になっているところもいいですね。復元された建物脇には、樹齢500年の...

昼寝

まだまだ暑いですが、外での昼寝も気持ちよさそうですネ。...

乱反射

『乱反射』。 今月にドラマ化となるこの小説には、街路樹の事故が取り上げられている。 物語には、街路樹を管理する役所職員とか、街路樹を点検する造園業者、並木を散歩して犬の糞を処理しない市民などが登場し、街路樹に関わる人たちの小さな職務放棄やマナー違反が重なった末に倒木事故が発生、最悪の事態へと向かう。フィクションではあるけれど、小さな『見て見ぬ振り』が大事に発展するということは現実世界にもある。「自分...

オンコの風格

旧家にある、大きなオンコ。山を背景に、堂々とした姿を誇っています。枝を下から見てみます。例年、強く刈り込まないせいか徒長も少ないため、今年は外側の剪定をさらに控えめにして、内部の枯れ枝や混んだ枝を抜きました。内部の風通しが良くなると、大きな木がますます大きく見えてきます。だから『風格』というのでしょうね。代々守られてきた木を大切にする施主さんの思い、大切にしていこうと思います。...