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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

秋田県能代市で作庭管理を行う福岡造園のブログです。 日々の仕事や活動等の最新情報を載せていきます。

子の手を借りる

現場は今、年度末の公共剪定と雪囲いの解体が重なって、1日も休めない状況。プライベートも忙しく、町内会や子ども二人の入学準備も重なる中で子の母がダウンしてしまうなど、家事もこなさなければならなくなってきました。あ~、誰か手伝ってくれないかなあと思いつつ、借りたい猫の手たちはこんな感じ。それではと、ネコならぬ、春休み中の子の手を借りることにしました。垣根を作ったり雪囲いを外したり枝をかたずけたり、掃除...

里山の循環を庭に(剪定枝の利活用)

この間剪定した雑木の枝です。野透かしという剪定は幹や太い枝の付け根で抜いていくので、4.5mほどの長さの枝が40~50本は出たでしょうか。枝を捨てればゴミとなって処分代が掛かりますが、活かせば素材になり、材料費もタダ。もちろん、これを使わない手は無く、庭から出たものは庭で活かします。ということで、隣地との目隠しに垣根を作ることにしました。まずは枝を片しながら部材を作っていきますが、枝を捨てるにして...

素材探し

見つけた素材から庭をイメージするか、イメージした庭に合う素材を探すか。もちろん後者が理想ですが、見つけても寸法や仕上げが合わなかったり予算が合わなかったり、質感の似たものがあっても色が合わなかったりなど、庭のコーディネートもなかなか難しいものです。そんなわけで、今月は雨が降る度に素材を探しに出ていますが、秋田・青森県内を旅すること3日、青森市の石屋さんの片隅でモノを見つけました。こちらの条件は、ベ...

里山の庭手入れ

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春の前倒し

春のような日が続いていますが、現場ではまだ冬季剪定の盛り。先週から入らせていただいているお寺さんでは、昨年に続き、囲いをしていない落葉樹を透かしています。ただ、今年はすでに雪が無く、天候ももはや春。剪定をしながら雪囲いも外し、そのついでに、春の手入れも前倒し。昨年できなかった地蔵堂回りに手を入れることができました。刈込だったツガも透かして、軽やかになりました。このぐらいになっていると雪の乗りも違い...

秋田市で食べられる冷やがけ

一昨年、初めて冷やがけ蕎麦を食べました。以来ファンになって、その後も2回ほど、羽後町まで出かけています。羽後町までは3時間掛かりますが、1度目は仕入れのついでに道の駅で食べ、2度目は、今度は老舗で食べたいと相方を誘ってわざわざ出かけたら混んでいてまた道の駅で食べ、3度目は、山形出張で山形蕎麦を食べた翌日に寄り、ようやく老舗で食べられたもののやはり食べ慣れた?道の駅の味が好みで、その足で道の駅をハシ...

気の毒な街路樹

今週は北秋田市で仕事。現場までの道すがら、県舎前の街路樹が棒のようになっていて驚きました。この並木には昨春、警察署が取り付けた交通安全の看板が針金巻きされており、通りに面する警察署と道路管理者である北秋田地域振興局にお知らせし、撤去されたということがありました。看板取り付けの申請は警察署から秋田県になされますが、事務的な手続きだけで現場の確認が行われないとこうしたことが起こります。これは街路樹剪定...

より深化する

令和最初の春、新たなスタートを切るべく準備中。何が変わるのかといえば、5カ所ある朝市への出店を今年から撤退する。手続きや関係へのあいさつをすませ、あとはかたずけを残すのみとなった。長年ご愛顧いただいたお客さんや、朝市回りをしてきた先代と先々代、そして、これまで支えてくれたスタッフ、親族に感謝しつつ、これも時代の流れと次に進む。進むことは進化だが、実質的には事業縮小。攻める経営ではないけれど、攻めず...

初マンサク

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続・富根小学校の校歌(1~5番)

 この間紹介した、母校富根小学校の校歌。在校時に歌っていたのは2番までで、3番の存在は、それから30年後の閉校式の時に知った。歌詞は1番に茂谷山が出てきて2番が米代川、3番は、1番と2番をまとめる形で完結していた。この校歌は小学生には難しいけれど、茂谷山が出てくる1番には、能代沖を航行する船がこの山を目印にしていたことを書いている。校歌が披露されたのは昭和初期で、作詞は、俳人でもあったという、富根...

イチョウの自然樹形再生

民家のイチョウ剪定。 樹高7mほどなので、一般的な街路樹と同程度です。庭の中にある木なので、隣地への越境や周囲の木との調整もしています。 以前は強剪定されていた木ですが、数年の放任期間を経て、隔年で手を入れてきました。自然形に戻ってきたところで、今後のことについてご家族に相談、あまり大きくならないようにとのことで、樹高を抑えつつ横枝を張らせていこうということになりました。 今回はそれから3回目の手入れ...

天そそり立つ茂谷が峰(富根小学校の校歌)

昨夜、小学校の同期から、市広報のフォトコンテストの入賞作に名前を見つけたと、お祝いメールをもらった。お礼の返信では、実はコンテストには『天そそり立つ茂谷が峰』のタイトルで茂谷山の写真も出したことを教えた。それが下の写真。 富根の人ならだれもが知る山と、この山から始まる富根小学校の校歌。同期からの返信には、 「なつかしな~!でもその次の歌詞が出てこない・・・」。 言われて口ずさんだら自分もあやふやで、...

松本のご神木に会いに行く

先週の長野行では、松本市まで足を延ばしてきました。2013年の8月に『巨木の街路樹写真展』を開催しましたが、その時、ご神木が街路樹になっている所があるとの情報を松本市の知人から得て、その木の資料を展示させてもらったということがありました。今回はぜひその木との対面を果たしたく、急遽、その知人にガイドをお願いした次第です。ということで、松本市役所へ。屋上に見えるのが展望台ということで、行ってみることにしま...

あの時の自分に見せてあげたい

「どうなるかわからない道を選ぶのはえらく勇気が要った。勇気を出したあの時の自分に見せてやりたい。」放映中のNHK朝ドラ「スカーレット」で、求める色を出すために悪戦苦闘する陶芸家の主人公が、穴窯で何度も失敗を繰り返した末についに成功、知人への手紙にしたためた言葉。『あの時の自分に見せてあげたい』。実は、数年前に同じような心境になったことがあり、テレビの中の主人公と自身の経験がオーバーラップした。それ...

悲しい桜

秋田市内で見かけた桜の木。枯れたのか剪定したのか芯が無く、わずかに残った下枝が道路側に伸びている。この枝もまた、車の邪魔になるからと、いつか切られてしまうのではないかとヒヤヒヤする。そして、どうにも気になるのが、幹に巻かれたゴミの看板。秋田市では、届け出の無い不法看板は行政が強制撤去すると聞いた。一方で、必要な掲示物は許可を申請して管理者が認可をすれば、街路樹にも取り付けることができる。市内でゴミ...

街路樹の異物点検とその後(のしろクリーンパートナー)

2019年度も残すところ2か月。今年度も、春からゴミ案内や犬の糞禁止、交通安全に防火の看板、外し忘れのカラーテープや支柱等、市内の市・県・国道を点検、それぞれの管理部署に報告し、撤去や移設等の対応がなされてきました。いちいち数えていませんが、20件近くはあったでしょう。4月には能代市が市広報で注意喚起を行い、8月には秋田県(山本地域振興局)と私が地元紙で市民啓発をしましたが、このような周知もまた、...

きみまちの里フォトコンテスト2019

今日の北羽新報に、きみまちの里フォトコンテストの結果が発表されています。5回目となる今回は、『誰かに見せたい、ふたついの風景』をテーマに開催されました。(受賞作は、能代市役所HPで閲覧できます。) 二ツ井には、美しい風景がたくさんあります。 みなさま、ぜひ一度お越しください。ちなみに私の写真のタイトルは『美雪橋』。3月末にマンサクを見に出かけた時、切通しに降る雪のシャワーを「みゆき橋」の手前で見た時の...

自彊不息

突然の訃報を受けて長野まで。大学同期が集まって、しめやかに彼の旅立ちを見送った。思えば長野まで来るのは二回目。故人の結婚式以来だから、あれからもう30年近く経つ。お斎では、故人をしのびつつ、みなで思い出話を語り合った。同期は9人いる。昭和の体育会だから、理不尽そのもの。苦しくも厳しい、辛いことばかりの青春時代を共に過ごし、同じ釜の飯を食った仲間。そんな仲間たちが、九州、中国、四国、関東、北信越、東北...

6年目の梅並木(樹高調整完了)

現場では今、冬季剪定を始めています。手を入れてから6年目を迎える梅並木。もともとは8mほどあった並木ですが、徐々に樹高を下げて、昨年は半分程度まで下がりました。 ⇒ ということで、剪定開始。今年はどんなふうに手を入れるかを考えながら、まずは1本仕上げます。今年は、昨年の樹高からさらに下げて、3m程度にすることにしました。このぐらいにしておくと、剪定や実採りの際に、木に登らなくとも、8尺(2.4m)の脚...

思いがけない待望

朝の出掛けにフキノトウ。いつもなら、3月になってようやく顔を出す。長い冬、待ちに待って現われるから、この芽は『待望』と呼ばれる。暖冬がもたらしたこの産物。思いがけず、今日の日に見つけたから尚嬉しい。...

左用2代目

冬季剪定の季節到来。昨冬、剪定鋏を新調しましたが、冬の剪定は太くて硬い枝を切ることが多く、使ってみると、私の身体には少し華奢な感じがします。鋏が華奢だと負担は腕に来ますが、鋏自体にも疲れが出て、この間、バネが折れてしまいました。本格シーズンを前にもう少し丈夫な鋏がほしいと思っていたところ、思い出したのが、腕への衝撃を軽くする鋏があるという情報。左用も作ってくれるとのことで、出かけてみることにしまし...

ウエブサイトの役割

この間の、うちで修業をした大類君の新聞記事には、弊社のウエブサイトを見たことが志望の契機となったことが記されていました。たしか、彼が来たのは2007年、サイトを開設したのはその3,4年前だったと思いますが、30代後半ごろから自分の方向性を模索していて、それが確立されて庭の形に現れ始めた頃に、HPを立ち上げたという記憶があります。当時、造園会社のサイトは秋田県でも少なくて、10社も無かったように思います。...

自然に学んだ庭づくり

今日の秋田魁新報で、うちで修業した大類君が紹介されました。独立開業して6年目、東京から移住したという物珍しさだけでなく、作庭の実績を伴っての登場です。見出しは『自然に学んだ庭づくり』となっていますが、私自身、修業時代の師匠から、『自然には法がある』と教えていただいて、今も、ふるさとの山野から学び続けている最中です。そしてその学びを生かすのは、作り手として自分を選んでくれる施主さんの庭。その経験の中...

奥入瀬渓流2019

正月休みは、普段なかなかできないデータの整理などもしています。そんなことをしていると、ブログに出し忘れていた写真が出てくることもあり、また忘れると困るので、この機会にアップしておこうと思います。季節外れではありますが、カレンダーだと思ってご覧いただければ(クリックで拡大できます)。    ...

祥座龍翔

新年あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。今年の年賀状は、開花の頃に出掛けたきみまち阪にしました。『祥雲龍翔』という言葉は初めて使いましたが、年賀状に添えるものとして縁起がいいようです。「祥雲」は、おめでたい兆しが起こる時の雲のことで、その雲に向かって龍が飛んでいくということ。写真では、龍のような桜の枝が、雲というよりも「七座山」に向かっているので、『祥座龍翔』の...