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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

可愛い素材たち

今週から、ボチボチと雪囲いに回っています。そんな中ですが、昨日は暴風雪警報が発令、今年初めての吹雪となりました。こんな日は材料も飛んでしまうので現場はお休み。置き場の整理を兼ね、久しぶりに水鉢などをつくってみました。鳥海山の山石に水穴を掘っています。「みかん彫り」といって、内部をえぐるように彫ります。完成。ここまできたら、蹲踞を組んでみたくなりました。役石は、手水鉢と同じく鳥海山の山石、前石は鳥海...

真冬のオープンガーデン

3年前から少しずつつくってきた倉庫の中の庭が、だんだんにぎやかになってきました。石や土の造作を様々な延段(石畳)で繋ぎ、露地(茶庭)形式にまとめた庭です。これまでHPやブログでは公開してきましたが、実物を見てみたいとのご要望をいただき、この度、一般の方々にも公開させていただくことになりました。(1年目の作庭の様子はコチラです→http://www.shirakami.or.jp/~niwaya/kenkyu.htm)           石のベ...

土塀講習会

この夏、東京の安諸定男さんの土塀講習会に参加したヤングボーイの指導の下、私も土塀づくりに挑戦してみました。まずは土の下ごしらえから。お金をかけずにある物を活かすということで、うちの植木畑から出る赤土に雪囲いで使った縄くずを切り刻み、ワラがバラけるように揉み込んでいます。ワラから縄をつくる工程の逆です(笑)。刻んだワラを赤土に混ぜ、馴染みをよくするために足で踏みます。本当は裸足で踏むのだそうですが、...

今年も虎の穴

今週から降り続く雪で、田んぼも山も真っ白になりました。いよいよ冬という感じですね。今年は雪囲いの仕事もはかどり、ご予約いただいていたお客さまの所はほぼ終了しました。この時期は、囲いと併せて、枝が伸びすぎて雪が乗ると折れてしまいそうな木の剪定や、夏場はできない落葉樹の剪定なども行っています。暮れまではまだ間がありますので、ご入用の方はご連絡ください。ということで、雪が降ったら虎の穴(ビニールハウスで...

今日も試作

昨日ひとまず完成した試作の庭ですが、いろんなバリエーションも考えてみようということで、今日は石積の上部を水盤に変えてみました。子供が使ったらどんな具合になるかということで、今日は次女がモデルに。5歳の次女には、階段の高さはちょうどいいようです。お年寄りの方が居るお宅などでは、石張りの延段を洗い出しのスロープなんかにすると、もっと歩きやすいかもしれませんね。次女は、モデルもこなしますが、掃除も頑張り...

試作の庭完成

虎の穴で試作中の庭が完成しました。作庭展で一番評判が良かったのがやはり草花を植えた庭で、アンケートなどでも「和と洋の楽しめる庭が好き」という声が多かったことから、ちょっとやってみました。ということで、いろいろ草花を植えてみました。みな、初めて使う花ばかりですが、葉の淡い花の小さな草花は、苔とも相性がいいような気がします。反対側はこうなっています。小さな子供が遊べるように、いろんな所に道をつくってみ...

冬季に陶器

正月休みも終わりのような、まだ休みのような。造園の現場はもう開店休業状態なので、今年作庭予定の設計作業をしています。でもやっぱり、庭に出ないと頭も体もボケてくる。ということで、置き場の雪かきついでに、庭の神様が鎮座するトラの穴(室内練習場)詣でをしてきました。ハウスの中は雪が無いので、もうフキノトウが芽を出してきています。せっかくなので、昨年、骨董屋さんで見つけていた火鉢を置いてみました。冬季に陶器...

雨の日は

昨日今日と雨続き、こんな時は虎の穴で材料の仕込みなどをしているのですが、一服中にウズウズとしてきて、手入れの講習会が始まりました(笑)。枝を切るだけが手入れではない、樹形を整えればいいというものではない、その庭の目的に適うように手を入れなければならない、というわけで、モミジの葉っぱを手で透かしています。ここは腰掛待合なので、露地に出てくる亭主の所作があからさまに見えないようにしながらも、圧迫感を感...

冬に逆戻り

先週までの天気と打って変わり、今週は荒れ模様。今日はなんと、吹雪です。ようやく雪囲いの解体を始めたばかりでしたが、ここにきて足止めです。ということで、こんな日はトラの穴です。写真は、先日、若トラたちが頑張っていた園路。かなり仕上がってきました。せっかくなので、水鉢周りに、ここに生えていた草と、残った小石を散らばしてみました。このような野趣な水鉢には、あんがい、その辺の草でも似合います。白い花がポッ...

その後の虎の穴

街路樹ネタばかりが続きましたが、その後、虎の穴はどうなったのでしょうか。ということで、ちょっと覗いてみたら、やってますやってます(笑)。若い人たちが自発的に練習する姿は、見ていてとても気持ちがいいものですね。あの石積はどうなったかというと、こんなふうになっていました。街路樹の剪定の合間を見ては、壊してはやり直し、やり直しては壊しの連続だったそうですが、なかなか面白いものが出来上がったのではないでし...

トラの穴

暮に屋根の付いたトラの穴。http://konohanoniwa.blog61.fc2.com/blog-entry-101.html今年はまだ手付かずのままでしたが、先日覗いてみると、この寒いのに足袋を履いた子トラが一人、なにやら遊んでいました。予算ギリギリの庭づくりが多い福岡造園では、なかなか若い衆たちに手仕事が回ってきません。それはなぜか、毎回違うやり方でやるので、親方自身が上手くできないからです(笑)。というわけで、彼らが技を覚えるには、トラの...

寒冷試験

やけに寒いと思ったら、昨日は日中でも-1℃。時折吹雪く中を秋田市まで雪囲いに出かけてきましたが、風が寒いわ痛いわで、もう鼻水も涙も洪水状態でした(笑)。寒いのはツライですが、実はこの寒さを待っていたところもあります。昨年からいろいろと土仕事を試していますが、零下になると表面が剥げ、なかなかうまくいきませんでした。今年はその失敗を活かし、土や配合を変えながらまた試作を繰り返しているのですが、いよいよそ...

イッツ ショータイム!

イベント2日目。今日はいよいよ「きみまちマラソン」の日です。ということで、ゴール!無謀にも練習無しで4キロマラソンにチャレンジした小1の長女。なかなか姿が見えないので棄権したかと思いきや、みごと完走しました。飽きっぽい子ですが、意外と根性あるんだなと、わが子を見直しました。本当に、よく頑張りました。ということで、祝砲です^^。さて、長女の出番もすんだことだし、今日は何をしようかな。黙って店番の出来な...

一夜城

イベント初日です。ということで、一夜城のお披露目です。それでは、オープン・ザ・カーテン!カーテンの中身は、もちろん、ガーデンです^^。オープンガーデンというよりも、出前ガーデンというほうが合っているでしょうか。庭は、こんな感じになりました。流れも、無事進水。 敷地の都合で、庭はテントの向こう側に。ということで、テントの中から庭が始まることになりました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうござい...

空中庭園

現場を一時休ませていただいて、今日はイベント出展の準備です。ということで、いよいよ、試作していた小庭を運びます。慎重に、慎重に。かなり気を使いましたが、何とか吊り上りました。庭の宙吊りだけに、空中庭園です(笑)。さて、着地はうまくいくでしょうか。もうすぐ着陸です。この時点で、もう4時半。思った以上に場所が狭く、しかも変形した敷地なので、どんな角度で庭を見せようかとしばし悩みました。なんとかかんとか...

流れでつくった流れ

ただいま設計中の庭の実験として、小さな流れを試作してみました。護岸の石は県内産のもの、川底の仕上げは同質の小砂利と土の洗い出しです。護岸が石だけだと雰囲気が硬くなるので、苔とシダで和らげてみました。流れの水源は湧水式です。背景もほしいということで、低い版築土塀で囲んでみました。曲線の版築とランダムな流れの中には、アクセントとしてサビ御影の切石を斜めに据え、動きを出します。狭い庭に遠近感を出すのは、...

花嫁修業

お嫁に行く先が決まらず、置場で待っている箱入り娘たち。早く嫁いで欲しいのが親心ですが、手放したくないのもまた親心。なんて、まだ娘が小学生の私にそんな親心はわかりませんが、石は庭で組まれてこそ人の目を惹き、蹲踞(つくばい)は形になってこそ役を果たすもの。露地は山里の道すがらを表すものです。道はすでに出来ている。では嫁入り前の娘たちに花嫁修業をさせてあげよう!ということになりました^^。娘たちの晴れ姿...

道の向こう

橋の向こうには何かがあり、道は必ずどこかに繋がるもの。行き先を決めない気ままな旅はあっても、目的地の無い道は無い。ということで、行く当ての無かった橋の向こうに道をつくっていきます。蛇行する沢に合わせ、もう一本、橋を掛けました。橋を渡ると道は二手に分かれます。右に進むか左へ行くか、人生の分かれ道です(笑)。気分はなんだか右ということで、右へ。木立の中を、曲がりくねった道がどこまでも続いていきます。道が...

幸せの丘

残り物には福がある。ということでやってみた版築塀の試作でしたが、またまた材料を使い切ることが出来ませんでした。せっかくなので、もう一度、福にあやかることにします^^。今回の試作はこれです。名付けて、ハッピーヒル。訳して、幸せの丘。またの名を、福岡と言います(笑)。山に行くと、表土が滑落して、下の層の赤土や岩盤がむき出しになっている小さな崖をよく見かけます。そして、そんな崖の脇には小さな流れがあった...

ご地層さま

夏休みの宿題を忘れ、外に立たされている二人。バケツを持っていると思いきや、なにやら棒のような物を持っています。ボゥーッとしてると思ったら、なんだかかなり真剣な様子。宿題を忘れたことに、かなり反省しているのでしょうか(笑)。彼らの後ろには、こんなものがありました。宿題を忘れたのではなく、宿題用に用意した材料が残っていたのを忘れていたのでした。せっかくなので、何かつくってみようということになりました。...