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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

柱の仕入れ

仕入れで黒石まで。青森ヒバの原木。「とりあえず7,8本あれば」と言うと、百本ほど並べてくれました。感動。積込完了。なかなか手に入らないので、とりあえずの本数を超えてしまいました。この原木は、これから自社で磨きをかけて、竹垣の柱になります。いい仕事ができそうです。...

鉄柱の補強

炎天下での仕事が続きます。この時期は手入れのラッシュ。暑くて身体を休めたいところですが、気合で乗り切るしかありません。そんな中、お日様から逃れての軒下仕事。雨の日の仕事に取っておきたいところですが、肝心の雨が降らないという。ということで、今回の仕事は、庭の手入れならぬ鉄の手入れ?傷んだ鉄柱の根元を補強するため、枠の中に詰め物をします。そして、プリンのように固まるのを待つ。枠を外して、周りを少し掻き...

雨落試験

軒下の、雨垂れが落ちる所のことを「雨落」と言います。屋根に放水して、雨垂れのラインを確認。雨落ラインの両側には、土留めの縁石を。そしてまた放水。雨落周囲に既存の苔を張り、今度は、散水しながらの放水。自分に放水したくなるような暑さですが、完成まであと一息。暑気払いの一息は、ジョッキで流し込みたいものです。...

新鮮野石

朝に石山に出かけて石を選り、昼から降ろして据える。朝採りの新鮮野菜をその日のうちに料理するような、今週は、そんな仕事が続いています。石組、石積、石張り、縁石、飛石。石の個性を活かして、ありとあらゆる使い方で庭におさめていきます。そんな、楽しい仕事もいよいよ終盤。明日から仕上げに入ります。...

打つ

施工中の庭の導入部。モルタルを使わず、厚みのある石をかみ合わせていくやり方。飛石になれないような小石でも、集まれば道になります。水を打つとこうなります。飛石も水も「打つ」。意志を込めて打ったものは、心を打つ。そんな庭になればうれしいですね。...

型抜き

現場は今、柿の木の通気改善中。樹木の根に必要な酸素は、雨水に付着して土中に入っていきます。その浸透範囲を広げるために、バールで、根回りのアスファルトを剝いでいるところです。三段積みの大谷石はベンチですが、そこに向かう部分は道として残します。でも、硬いアスファルトにラインを描き、細かく突いて曲線をつくるのはかなり大変。昔、夜店でやった、「型抜き」のような作業です。ここまでできたところで、「猫みたい!...

小滝

既存の石を組み直して小滝に。水源は湧水式にしましたが、甌穴のようにも見えます。なかなか、面白い石がありました。小さな滝でも、滝があれば流れになり。水面が広まれば、上空の緑が映り込む。日に日に、心地よさが増してきました。...

道と灯りと花壇と落ち葉と

庭づくりのその後。雪囲いと並行しながらも、少しづつですが進んでいます。玄関から車庫へと向かう園路。土が硬く締まり、雨が降るとぬかるむ状態です。既存土を掘り返し、リフォーム中の家の解体残土から出たガラや砂を混ぜ込み、燻炭を漉き込んでいます。その上に、残土の砂を敷き込んで、下地の完了。明るい雰囲気を出すために、仕上げはレンガ敷き。そして、夜でも歩けるように、道周りに灯りを。だんだん雰囲気が出てきました...

雪と共生する植栽の工夫

あっという間に11月も半ば。現場では今、既存庭の改修を行っています。もうすぐ冬が来ます。樹木の多い庭ですが、冬の雪寄場を確保するために、庭に空間を作ります。平面図です。三方に建物があるため、そこからの落雪が通路にたまります。その雪の寄場を庭に作りつつ、既存樹を再配置、広がりのある空間に変えていきます。ということで、移植完了。ツツジが多い庭ですが、地下水位が高いことと、向かいに見える車庫を隠すために...

捨てればゴミ、活かせば素材

現場は今、秋の剪定に入っています。雪が乗らないように枝抜きを施すなど、冬を迎えるための準備です。毎日、トラック満載の枝が出ますが、この枝は、荷台に入る長さに切り揃え、たくさん積めるように、適度に枝をこなしています。せっかく手間を掛けて積んでいるので、このまま捨てるのももったいない。ということで、枝は置き場に降ろし、紐で束ねておきます。この紐は、芝生を梱包していた物を取っておいたものですが、縄だとす...

完成間近

梅雨明け間近、日が照っていなくても汗が噴き出るこの頃ですが、ようやく、施工中の庭の完成が見えてきました。植栽群落の重なりで、庭奥を目隠し。 表面排水の集まる近景には、枯れ流れの始点となる湧水を設けました。お天気の日にはここに葉蔭が降りて、心地よい水鏡となるでしょう。 ふかふかのバークチップ敷きの小道周りには、これからさらに、既存の下草を植えていきます。 連日の暑さにクタクタですが、今少し頑張ります。...

作庭中

先週から、北秋田市での作庭が始まっています。地盤の造成を行って、樹木を配置。だんだん、庭の雰囲気が出てきました。...

石畳

庭づくりも、いよいよクライマックス、導入部の石張りに入りました。1.5㎡ほどのスペースに5,6倍の石を持ち込み、選りすぐって据えていきます。10㎝以上の厚みがあるので、けっこうな重厚感が期待できるでしょう。水に濡れた石畳の表情です。なんともいえない、この石の青さ。完成が楽しみですね。...

レンガ敷き完了

天候に恵まれて、レンガ部分のアプローチが完成しました。周囲に、お手持ちの苔を少し張りましたが、洋のレンガにも、和の印象が強い苔は意外と合いますね。レンガは、元々は土。苔も樹も草も、土に生える物。自然界の産物は調和するということだと思います。『庭に和洋の垣根は無い』が持論ですが、庭は、ご家族の「和み」と「用」と「要」を満たし、そこに、庭で暮らす『楽しみ』が加われば、それでいいのではないかと思います。...

アプローチづくり

現場では、アプローチづくりに入っています。レンガ敷きですが、強度を持たせるために、所々に切石を織り交ぜました。ひとつの素材だと単調になりがちなところ、違う素材が入ると、景色にもメリハリができます。レンガは透水性に優れていますが、モルタルでくっつけると、せっかくの効果を活かせない。アプローチは、住宅と植栽部分との間を横断します。屋根からの雨水がここで止まらないよう、下地やその周囲に軽石を敷き、水が、...

流れの護岸2

降ったりやんだりと梅雨らしい日が続きますが、現場も休まず続いています。植栽側の護岸が完成し、今度は住宅側。石を積む前の、溝を掘った状態です。屋根から落ちる雨が溝のほうへと流れ込んでいますが、この流れは、こうした表面水を受け、庭奥へと誘導する水の道。水はとても正直で、低い所、弱い所を通ります。それがわかるのが、こんな雨の日。蛇行する溝には凹凸ができますが、水は、凹の部分が好きなようです。こうした水の...

現場近況

土壌改良がすんだところに、待望の雨が降ってくれました。この湿りを逃さずに植栽。雨の上がった翌朝、庭に着くと、昨日までなかった葉蔭が迎えてくれました。庭に緑が入ると、直線的な構造物の硬さや隣地の建物も、枝葉がやわらかくカバーしてくれます。樹木が植わると景色や環境が変わる。いつもながら、緑の力には驚かされます。そして、現場は、流れやアプローチの素材でにぎやかに。庭づくりも、いよいよ中盤を迎えました。に...

重ねて短く

木を植えるのが植木屋の仕事ですが、石も積みます。駐車場の拡張に伴い、既存の縁石を解体縮小、石積みに変えていきます。掘り出してみないと、どんな形状かわからない。1石1石、形や面を見ながら、組み合わせていきます。完成。距離的に、以前の縁石より3mほど縮まっています。重ねて短く。縦だった石を横に使ったり斜めにしたり、角度を変えて重ねると、石を多く使うことができます。おかげで、解体した石を残さず使い切ることが...

花壇とテラスのある庭

今月中旬から、新たな庭づくりに取り掛かっています。まずは材料探しから。テラス周りに花壇を配し、お茶を飲みながら花を楽しめるようなイメージですが、さてどうなっていくでしょう。いつもながら、現場には図面を持ち込まないので、現場の感覚でやって行きます。地割作業。カラーテープで大まかな位置を出し、お施主さんにデザインと使い勝手を確認していただきます。ということで、花壇ができてきました。層状剥離する自然石を...

庭の点検

先週の雨の日、先月竣工した庭の点検に行ってきました。 作庭時、排水路として掘った溝の途中から、清水が湧き出しています。 庭に集まる水を自然勾配で外まで誘導するための溝ですが、途中にも穴を掘り、地下に自然浸透させる仕組みです。溝は深さ1mほどありますが、その下は粘土層。そこをさらに2mほど掘ると粘土層が抜けます。通常は、コンクリートやプラスチック製の自然浸透枡を取り付けるところ、ここでは人工の枡を使わ...