category: 庭への思い  1/1

ほのぼのと、やさしく、あたたかく

住む人に寄り添い、土地に寄り添い、木草に寄り添う。技術を見せるのではなく、そこに必要とされるものをつくる。のどかでおおらかで、シンプル。ほのぼのとしてやさしくて、あたたかく。そんな庭をつくれる人に、私もなりたい。若い頃に、そう思わせてくれた、ありがたい庭(本)。...

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「木の側に立つ」ということ

先日、地元紙に『冬だから行う木の剪定』という広告を出しました。ありがたいことにお問い合わせをいただいて、お庭の下見に。「ここで切ってあげれば切り口が早くふさがって枝も腐りません」 「お隣に出た枝を短くする分、空いた空間に伸ばしてあげれば木も楽できます」 「木同士が『おしくらまんじゅう』をしているので、少し息継ぎをさせてあげましょう」 「この木は気が弱いので、強い木に空間を譲ってもらいましょう」 「この...

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木を植えること

  石積みも石畳も垣根も何もない。ただ木を植え、木が元気に育てるように。それだけを念じて、一心に木を植える。植木屋は木を植える人。木を植えることは命を植えること。命がそこで根付き、命の未来が広がっていけるように。そんなことのために、ただ汗をかく。木を植えることは植木屋の原点。そんな仕事と巡り合えたことが、ただただありがたい。...

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風土を積む

古城を思わせる、素朴な石積み。まるで、薪を積んでいるかのよう。細長い角柱状の石を、セメントを使わずに、ただ、積む。セメントを使わないから、隙間から草が生え、生き物が棲み。土中の水が排水される。その地の家々を見れば、土地にかなう石積みがわかる。飾らないながらも、強度の高い「空積み」。土地にかなう積み方は、理に適う積み方。土地にかなう石は、近くにあるもの。山を見れば、土地の色がわかる。 土地から生まれ...

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庭づくりで大切にしていること

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時々、なぜ自分はこの仕事をしているのか、自分の信条は何か、何を大切に庭をつくるのかを考えます。庭をつくらせていただく時に大切にしていること。「繋ぐ」ことと「必然性」、「合わせる」こと、「活かす」こと、そして、「とらわれない」こと。「繋ぐ」。素材を繋ぐ。造作を繋ぐ。木々を繋ぐ。造作と木々を繋ぐ。家と庭を繋ぐ。内と外を繋ぐ。景色を繋ぐ。景色と景色を繋ぐ。人と自然を繋ぐ。街と自然、庭と人を繋ぐ。一番大切...

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