カテゴリ土の手入れ 1/3

カテゴリーに「土の手入れ」を増設しました

  ここのところ、土壌の通気改善による樹勢回復措置が続いています。樹木の将来的な健全成長を考えると、こうしたことは庭の造成時に行っておきたいことですが、家の建て替えや駐車場の増設等、庭周りの状況の変化によって水はけが悪くなったり、踏圧や自然圧などで土が経年硬化していく場合等もあり、長く庭を楽しむためには、土の中の環境整備がとても重要になります。土の中の水が停滞せずに動き、常に土中に空気が通っている...

  •  -
  •  -

ツツジの土壌改善

枝枯れが見られるようになった古木ツツジの土壌調査。山砂混じりの植栽土の下層が粘土質で、掘り下げるにしたがって青灰色のグライ化土壌となっていきました。酸素管を埋設することになりましたが、今回は、半割り竹を合わせた竹筒と、その泥濾し材として古ムシロ(コモ)を使います。竹は解体した竹垣の押縁、ムシロは冬囲いで使っていたものの残りで、どちらもお宅にあった廃材を利用。こちらの庭には露地(茶庭)が併設されていま...

  •  -
  •  -

桜の樹勢回復(土壌改善)

樹齢30年程度の桜の木に枝枯れが目立ち、土の中に異常があるのではないかと調べてみました。掘ってみると、芝生の床土として敷かれた黒土表土の下は砕石。根は地下30㎝程度の所までしか生えていませんでした。そして、その下層は、青灰色のグライ化土壌。グライ化は土が酸欠を起こしている状態なので、この土では樹木が生きられません。依頼は剪定ですが、枝枯れしてきている状態で枝は切れないので、樹勢回復のための土壌改善に切...

  •  -
  •  -

イチョウの根の柵

晴れ間を見て、イチョウの水道の点検に。地中にしみ込んだ雪解け水が、石ころの間をチョロチョロと流れていました。降雪前にと泥だらけの中で行った仕事ですが、ちゃんと機能してくれているようです。取り急ぎの作業でしたが、一つ気になっていたのがモルタルぎめの石垣。上から地中を流れてくる水がこの石垣にブロックされて、ここで止まっているのではないかと思います。ということで、試し掘り。石垣の高さが25㎝、側溝の深さ...

  •  -
  •  -

イチョウの水道(みずみち)

イチョウの木に元気が無いとのご相談を受け,下見に出かけてきました。敷地内には2本のイチョウがあり、どちらも数年前に強く剪定されたようです。イチョウは丈夫な木。街路樹などはもっと極度な切り方をされても大量の芽を吹かせて再生しますが、小さい方の木は枝数も少なく、剪定以外の原因がイチョウを弱らせているように感じました。植栽環境を見てみると、小さな木の前には池があり、木は築山の下に位置している。後ろには倉...

  •  -
  •  -

ケヤキの土中改善2

2年前の秋に行った、施設内のケヤキの土中改善、その後の様子を見守っていたところ、今年も少し枝枯れが見られ、紅葉も他の木より早いなど、目に見えた回復を感じさせるほどには至っていないようです。根詰まり対策として行った前回の処置は根回りの1/4程度、もう少し広げてみる必要があるのではないかと、今回は反対側に施してみることになりました。その前に、2年前に行った処置がどのような効果をもたらしているかの調査。...

  •  -
  •  -

天高く土肥やす秋(ナナカマドの土中改善)

秋空の下、秋田市まで出掛けてきました。移動中、以前に手掛けたお宅に寄ると、作庭以前に植えられていたナナカマドの上部に枝枯れが。上が枯れたら下を見ろ、と言いますが、この辺りは粘土質土壌なので、地中の水がはけにくい状況にあるのかもしれません。ということで、さっそく土壌調査を開始。50㎝程度の深さで一周掘ってみると、左側は黒土と山砂の混合土、右側は粘土質土壌となっています。黒土と山砂は植付時に客土されたも...

  •  -
  •  -

根にやさしい道

傷んだ枕木園路の取り換えを行いました。撤去された枕木の下には、左から右へと、無数の根が伸びています。根はまさに、樹木にとって命の根幹。根を切って道をつくるのではなく、樹木がこれまで通りの生命活動を行えるよう、根に合わせた道づくりをしていきます。砕石敷きとなっていた底部。路盤が硬いと、園路の強度は増しますが、締め固められた硬土には根が入り込めない。根の生育と園路の強度、どちらの条件も満たすためにはど...

  •  -
  •  -

軽石排水桝

表土が硬くて雨水が浸透しにくい時など、庭に排水桝を設けることがあります。蹲踞の海なども、手水や筧の水を自然浸透させるという点では排水桝。景色と実用を兼ねられるのが理想ですが、施工中の庭でも、庭の景趣を損なわない排水の工夫をしています。硬い壁土層を抜いた穴の外側にサンドマットを巻いた状態。マットは、土を通さずに水だけを通すフイルター。穴を掘ると、表面排水だけでなく土中の水も集まってきますが、マットは...

  •  -
  •  -

土壌改善

現場では今、庭づくりが始まっています。まずは、植栽地盤をつくるための土壌改良から庭の水は、塀際のコンクリート基礎部分にたまりやすくなります。両サイドに水抜きがあるので、竹と有孔管を埋設して、そちらに、土中の水を誘導します。竹はいづれひび割れますが、割れればそこに空気の層ができるので、土中の通気が良くなります。竹の上には、取り置きしていた枯枝や竹の枝葉。それらが腐ると有機ガスを発生するため、埋め込ん...

  •  -
  •  -