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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

大館市のケヤキ並木

現場近くのケヤキ並木。紅葉がとてもきれいです。沿岸部では台風の塩害で色付きがあまりよくありませんが、内陸部の大館はそれほど影響もないようです。紅葉は、樹木が来季に芽吹くための養分を作り終えたことの印。むやみな枝切りで緑量が減ると、冬でも葉を青くして活動を続けます。山の木と同じ時期に街の木が紅葉できるということは、それだけ、人々が樹木を気遣っているということの証でもあります。夏の様子。何度か通ってい...

美しい街並み

仕入れ先に向かう途中の道。昨日は県南端の羽後町でしたが、今日は北端の小坂町に行きました。それにしても美しい街並みです。広々としていて明るくてお洒落。道路の街路樹というよりは、公園の中の通路といった雰囲気があります。そして、ここもまた、樹種や樹高に多様性がある。いい街並みです。...

概念を超えた街路樹~秋田にあった街路樹の可能性~

秋田市まで出かけて、迷い込んだ住宅街。秋田にこんな街路樹があったのか!というよりも、日本で初めて見た街路樹の形態です。何がすごいのか。一般的な街路樹とどう違うのか。同種同大等間隔で植栽され、幅も高さも統一される街路樹にあって、樹種や樹高や配置の仕方に多様性があり、かつ、土地の自生種や周辺の街路樹に使われている樹種なども取リれられているのです。住宅街にはいくつかの公園が点在していますが、街路樹との調...

ケヤキのその後(県立美術館)

秋田市まで出かけた折、県立美術館の前を通りました。実は6月頃に、強い剪定は控えた方がいいと、県の担当課に話していました。今年も剪定は行われていましたが、幾分の加減はなされたようです。二階のラウンジから。でもやはり、水庭の上に出さないというコンセプトは厳守されているようです。美術館の係の方には、「昨年よりはいいけれども、いつか必ず限界が来る。樹木が衰弱してもコンセプトを守らなければならないのなら、一...

歩道の外側にある並木~津軽の街路樹2

津軽で見た街路樹をもう一つ。向こうに岩木山が見えますが、五所川原から藤崎町方面に向かう国道339号にあるヤマザクラの並木です。こちらは、弘前市から平川市街へと向かう県道13号線にある、同じくヤマザクラの並木。この二つの並木に共通しているのは、どちらも郊外の田園に面していることと、樹木が歩道の中ではなくその外側にあること。通常はこのように、街路樹は歩道の中に配されるので、外側に配置されているのはとて...

つかの桜街道~津軽の街路樹1

弘前市街から国道7号線を藤崎町方面に向かうと、「つかの桜街道」と名付けられた見事な桜並木があります。この並木は、4車線道路の両端と中央分離帯の3列に配されていますが、よく見ると、両端の並木の枝は、道路側を短く歩道側と側方左右を長くした「片枝樹形」、真ん中の並木は両側を短く左右に広い「扁平樹形」スタイルになっています。図にすると、こんな感じでしょうか。どちらも、車から木を見た時は左右均等に枝を広げた...

昼休みは猿ヶ瀬で

猿ヶ瀬でお昼休み。ここには何度か来ているけれど、並木の存在を意識したのは初めて。こんなに気持ちのいい木蔭があったとは、今の今まで気付きませんでした。あんまり素敵なので、往復してみたという。猿ヶ瀬(素波里)は携帯も圏外。静かなお昼休みを満喫できました。...

曇天のケヤキ

今日は秋田市まで。空は曇っていましたが、新緑へと向かう街並みに心地よさを感じてきました。そんな中、信号待ちで飛び込んできた街路樹の姿。沿道のケヤキ並木でブツ切りになっていたのは1本だけですが、それだけに、大きな違和感として目に映ります。 実はこの木は、電線との共生方法を示す好例として、昨年の街路樹講演会(県主催)で紹介したケヤキ。好例が一転し、何とも残念な思いに駆られました。 交差点上空は、電線の...

村を守るケヤキ

2016年の『街路樹サミット』でも紹介した、藤里町大沢地区にある防風林。 集落を守る木々は各家々の庭に植えられていますが、それが並木になっています。人は、木から守ってもらうために木を植える。みんなの街を守るために、みんなの家に木を植え、みんなで木を守る。街路樹の根本や木を植える精神を教えてくれる、素晴らしい景観です。...

能代スタイルでいこう

所用で市役所に行くと、桜が咲いてきていました。古木の桜は、閉校となった校庭の木々。それを、建築に取り込んで残したのは素晴らしい発想です。用事を済ませて表玄関のほうに行くと、このイチョウ。何の変哲もない普通のイチョウですが、普通でいさせていることが素晴らしい。横から見ると、道路側の枝が短いことに気付きます。 通常、街路樹の下枝は、車道側は4.5mの高さで維持されますが、この通りのイチョウの枝張りは最...

プラタナス

誰もいない校庭に立つプラタナス。閉校となっても、地域を見守っている。さすが学問の木。凛とした姿が神々しい。...

街の木は鏡

湯沢市まで出かけた昨日、目的の施設に着いて駐車場を探していると、建物裏のケヤキがブツ切り。停める所が無くて先に進むと、公園のケヤキもブツ切りで驚きました。全てがブツ切りでないことには、どんな方針があるのだろう。その前に、何の支障にもなっていないのではないかと不思議に思いました。その後に向かった横手市では、市役所前の街路樹がブツ切り。食事をしたいと街を巡ると、どこもかしこもブツ切りのオンパレード。な...

囲わないという選択肢

先日、桜の剪定をさせていただいた時に見た、二ツ井中学校の校庭樹木。 雪囲いをした玉ツゲの列植が雪に埋もれています。校庭には、同じようなツゲの列植がまだあって、こちらは雪囲いがされていません。 離れて見ると、実は2つの列植は通路を挟んだ両側にあります。 左右対称となるように植えられたもののようですが、同種同大同樹形の木なのに、なぜ片側の列は囲わないのでしょう。 答えは、左列の玉ツゲは高木(ヒバの列植)の...

紅葉できない木たち(県立美術館のケヤキ)

大学病院前のアメリカフウの街路樹。積雪のあったこの日に、名残の紅葉を見ることができました。同じ場所に植えられた同じ樹種でも、紅葉には個体差があります。みんな違ってみんないい。ですね。その足で県立美術館前を通ると、ここのケヤキは一律に青々としています。これは個体差ではなく、人為によるもの。光合成が活発化する夏場に枝葉を少なくされているので、来季の芽吹きに必要な養分を作り終えていないのです。美術館前の...

能代駅前のイチョウ

所用で能代駅まで。駐車場から構内に向かう途中、2本のイチョウの木が目に入りました。イチョウという樹種には特段の思いを持っていますが、どういうわけか、これまでこの木たちの存在に目を留めたことがありません。なぜここにイチョウの木が植えられているのだろう?駅とイチョウにはどんな関連性があるのか?などと、通りすがりに見たこの木たちの由来がとても気になり始めました。よくよく見ると、2本のイチョウとも、もとは...

早起きは三文の徳

朝仕事で鷹巣まで。今朝はやけに冷えると思ったら、薬師山スキー場の気温計は5度。寒いわけです。この朝靄を抜けると、紅葉のきみまち阪。のはずが、こちらも靄でその姿を拝めず。代わりに楽しませてくれたのが、道路脇の雑木の色付き。この雑木、こうして見ると1本の木ですが、実は個体ではなく集合体、立派な雑木林です。こちらは、先月初めに撮っていた、この雑木林を反対側から見たもの。山と同化してわかりにくいですが、幹...

落葉させない街路樹に思う

秋田市まで。街なかに広がる冬景色を見て驚きました。おそらく、落ち葉対策としての剪定なのでしょう。もうすぐ紅葉の季節ですが、樹木の紅葉は、来春に芽吹くための養分を作り終えたことの証。直前に剪定するということは、樹木の養分生成が十分行われた頃合いを見計らっているということだと思います。また、指先ほどの細い枝で剪定しているために腐朽なども起こりにくく、樹勢にも配慮している、ということだろうと思います。木...

水面下の木々

水庭は樹木たちの天井。今年も水面下では、枝を奪われた若木が必死にもがいていた。植えられて5年程度の木のブツ切りは、街路樹ですら見たことがない。ここは広い公共地。木を大きくしても誰にも迷惑が掛からないだろう。この見えない天井は、人間が設けたわがままな制約。その下で、成長を許されない木々が喘いでいる。「美の国あきた」は、この無残な姿をいつまでさらし続けるのだろう。木蔭のできないベンチは、いったい何のた...

まあるくなる

大学病院の緑道。一本で『木』。二本で『林』。三本で『森』。木がたくさんで『森林』か。一本でも二本でも三本でたくさんでも、木の形はまあるくなる。それが自然の理。そんなことを教えてくれる木々の道。...

街の縁側

いつもの大学病院の、いつもの小道。隣接する歩道は通学路なのでしょう。今日は午後から出向いたせいか、下校途中の子どもたちがにぎやかでした。歩道と緑地の間には、小さな流れがあります。街なかにある、蛇行した流れ。いいですねえ。どうやら子どもたちは、この小川にいる生き物たちを見ていたようです。わかりにくいかもしれませんが、ザリガニがいます。こちらはドジョウ。メダカもいました。そしてこちらには、タニシやカワ...