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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

お寺の庭拝観(北秋田市 宝勝寺さん)

北秋田市綴子にある宝勝寺さん。手入れが一段落した庭を拝観させていただきます。『竜門』の額のある門の向こうには参道が続きます。道の周りにはアジサイやツツジが多く、花の咲く季節には、訪れる人々を楽しませていることでしょう。木々を楽しみながら歩を進めると、朱塗りの山門が迎えてくれます。山門から望む境内。竜門もそうでしたが、門越しの景色は一幅の絵のよう。夏の暑い時や雨宿りの時には、ここで景色を眺めながら一...

桂の舞

   桂の葉が風で回る。影も一緒に踊るからなお楽しい。宙に浮きながら、コマのように舞う二つの葉。手入れの最中に見つけた一コマです。...

無事蛙

台風も過ぎ、お寺の手入れを再開しました。いつのまにか、モミジが色付いてきています。境内の、お気に入りの場所で一服。ここから見る空が好きなのです。日暮れが早くなってきました。今日も、無事一日過ごせたことに感謝。ありがたい気持ちで家路に付きます。...

あられこぼし

木漏れ日が降り注ぐ石畳。くだけた感じが、自然風の庭に良く似合う。『あられこぼし』というこの敷き方は、延段の中でも最もくだけた形。そんな形を『草』というけれど、「草」には「早」という字が付く。あられこぼしに漂う雰囲気は、どちらかというと『枯れた道』。これをやったのは、27,8の頃だった。そんな若い時分に枯れた味わいなど出せるわけもなく、心も技もまだ早かった。作庭から28年。時がこの道の味わいを深めて...

石蔭

手入れ中の庭で。お茶をいただいていると、オンコの葉蔭がポッポッと、影絵のように映っていました。葉蔭を映す石壁のスクリーン。いいですねえ。...

跡形

先日に手入れを終えた庭。何ごともなかったかのような静かな佇まいを見るとホッとします。仕事を終えた植木屋は、自分が仕事をした痕跡を消して立ち去る。そこにいた気配も跡形もなく、庭がいつもと変わらぬ風情でそこにあることが理想。そんなふうになっていれば、とても嬉しい。...

緑洞

山形まで出張手入れ。こちらは作庭時の写真ですが、二年ぶりに会った庭は大きな変貌を遂げていました。背景の家が完全に隠れ、蹲踞周辺が緑の洞門と化しています。木々が成長し、木漏れ日が降りるようになっていたのはなんとも嬉しいことでした。剪定後。せっかくの雰囲気を壊さないよう、必要最小限の手を入れてきました。...

お寺のある風景

手入れで入らせていただいているお寺です。大きな木と由緒ある建物。まさに、『庭屋一如』を思わせる風景です。...

地の色

雨で仕事ができずに、庭の点検へ。土から出た石が雨で洗われて、い~い色具合になってきました。土地の石には地味がある。これが土地の色。二ツ井の味わいです。※ブログ画面が変わりました。桜の季節は過ぎましたが、見やすさ、使いやすさ、そして、気分転換。...

パラソル

作庭2年目のお庭を訪問。木々の足元がさみしかった庭ですが、ご家族が花を植えられて、木草のバランスが取れてきました。多種多様な植物に彩られた庭は雰囲気も明るい。草花に誘われて、つい外に出て見たくなります。ブログの「作庭紹介」では、『木立をめぐる庭』という記事で完成時の様子を紹介していますが、ちょうど、散歩中のお孫さんたちが現れてくれました。こちらの庭にはレンガ敷きのテラスがあり、イスやテーブルを置く...

花道を行く

お庭を訪問。雑木が芽吹き、足下には草花が咲き乱れています。上を見ても下を見ても、心地よさが広がります。お花畑を行く道。実は、この時期にお邪魔するのは初めて。素敵な花道を歩いてきました。...

幻の流れ

水鉢の掃除をしていると、この景色。普段は水が流れない所なので、幻の流れです。水は高きから低きに向かう。それが自然の摂理ですが、なんともまた、ちょうどいい所を流れてくれるものです。土だった所に、いつのまにか苔が生え、たまたまこんな光景と巡り合えました。この一期一会に、感謝しなければなりません。...

幹影

幹影に誘われて・・・。光と影は、庭のごちそうです。...

芽吹き

石畳を登るとブナが芽吹いていました。新芽の影が、白い水面にゆらゆらと。雪国にも、芽吹きの春が訪れました。...

粋な出迎え

植木屋は裏方だから、庭で仕事をする時は裏口から入る。でもこの日は、搬入の都合で表から。石畳は、水を打ってから乾くまでの間が美しい。そんな状態がいきなり飛び込んできたから足が止まった。水を打ったのは空の神様。粋な出迎えに、朝から幸せ気分を味わえた。...

北国の春

トンネルを抜けると、そこは雪国だった。囲いを外すと、そこは北国の春だった♪囲いの中から出てきたのは、シラカバではなくツゲ。真っ青な枝葉を目にする瞬間は、この作業の醍醐味と言えるでしょう。このツゲは、東京から引っ越ししてきた木。南から来た木だからこそ、冬を越せるかが心配でした。それが今では、この庭の主役。大事にしてきた甲斐があるというものです。北国の春はこちらにも。春の定番は、なんといっても黄色。幸...

お庭訪問

現場は今、ぼちぼちと雪囲いの解体を始めています。雪が融けたからと安心しても、春には強い風が吹く。囲いを外したところに風が当たると葉焼けを起こすので、風の弱い庭から外しに回ってます。移動中、昨年7月に完成した庭を見に寄りました。ここには、黄色と赤の夫婦マンサクを植えたのです。無事に咲いてくれていて安心しました。逆光の中で寄り添うマンサクの木。夫婦が二人で一つのように、2本の木で1本に見えるように植え...

庭は白銀

氷点下5度の日に訪れた庭。『山は白銀~♪』という歌があるけれど、まさに白銀の世界。朝陽に輝くムラサキシキブの山。樹々に囲まれた、あたたかそうな木の住まい。雪面に降りる枝影がとてもやさしい。きらめくヤマハギ。ハギの間を滑り降りてみたくなるような。雪に覆われる雪国の庭は、冬は樹木しか見えない。樹木しか見えないのなら、石も造形も要らない。庭は木だけがあればそれでいい。そんなことを思わせてくれるほどの、神...

ヒバのかまくら

チャボヒバのアーチに雪が載ってきました。このまま積もると、「かまくら」になるかもしれません。そんな風情もまた、庭を訪れる楽しみ。...

紅白

雪囲いもいよいよ終盤。師走の声を聞き、駆け足行脚の日々です。そんな中で、囲わない庭の様子を見に寄ると、なんともおめでたい光景。駆け足していたら、一足早くめでたさがやってきました。...