カテゴリ庭の風情 1/5

粋な出迎え

植木屋は裏方だから、庭で仕事をする時は裏口から入る。でもこの日は、搬入の都合で表から。石畳は、水を打ってから乾くまでの間が美しい。そんな状態がいきなり飛び込んできたから足が止まった。水を打ったのは空の神様。粋な出迎えに、朝から幸せ気分を味わえた。...

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北国の春

トンネルを抜けると、そこは雪国だった。囲いを外すと、そこは北国の春だった♪囲いの中から出てきたのは、シラカバではなくツゲ。真っ青な枝葉を目にする瞬間は、この作業の醍醐味と言えるでしょう。このツゲは、東京から引っ越ししてきた木。南から来た木だからこそ、冬を越せるかが心配でした。それが今では、この庭の主役。大事にしてきた甲斐があるというものです。北国の春はこちらにも。春の定番は、なんといっても黄色。幸...

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お庭訪問

現場は今、ぼちぼちと雪囲いの解体を始めています。雪が融けたからと安心しても、春には強い風が吹く。囲いを外したところに風が当たると葉焼けを起こすので、風の弱い庭から外しに回ってます。移動中、昨年7月に完成した庭を見に寄りました。ここには、黄色と赤の夫婦マンサクを植えたのです。無事に咲いてくれていて安心しました。逆光の中で寄り添うマンサクの木。夫婦が二人で一つのように、2本の木で1本に見えるように植え...

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庭は白銀

氷点下5度の日に訪れた庭。『山は白銀~♪』という歌があるけれど、まさに白銀の世界。朝陽に輝くムラサキシキブの山。樹々に囲まれた、あたたかそうな木の住まい。雪面に降りる枝影がとてもやさしい。きらめくヤマハギ。ハギの間を滑り降りてみたくなるような。雪に覆われる雪国の庭は、冬は樹木しか見えない。樹木しか見えないのなら、石も造形も要らない。庭は木だけがあればそれでいい。そんなことを思わせてくれるほどの、神...

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ヒバのかまくら

チャボヒバのアーチに雪が載ってきました。このまま積もると、「かまくら」になるかもしれません。そんな風情もまた、庭を訪れる楽しみ。...

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紅白

雪囲いもいよいよ終盤。師走の声を聞き、駆け足行脚の日々です。そんな中で、囲わない庭の様子を見に寄ると、なんともおめでたい光景。駆け足していたら、一足早くめでたさがやってきました。...

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昼下がり

やっぱり、ここが涼しいらしい。それにしても、絵になる。...

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木漏れ日

朝方に、お墓のかたずけとゴミ出しをしたら、あとはのんびり。涼もうと思ったら、先客がいた。物の「陰」と木の「蔭」って、やっぱり違うんだよね。その違いは、木漏れ日が降りること。風が舞い込むこと。違いのわかる猫。なかなかやるじゃない。...

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樹木相手の仕事をしていると、夏はいろんな生き物と遭遇します。その筆頭は蜂ですが、枝の中に鋏をツッコんだら蜂の巣があった、などということはよくあります。そして、そんな時は必ず刺される。でも、植木屋が刺されるのならいいのですが、ご家族が刺されたら大変。蜂に巣をつくらせないためにも、木の枝はあまり混ませずに、風通しを良くしておくことが大切です。そんな中で、この間はツガの木を手入れしていて、枝の付け根に鳥...

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親子岩

石組終えて、縁側で一服。お茶をいただいていると、「この石、お猿さんの親子みたい」とお施主さん。言われてみれば、まさに。正面はこんな感じですが、こちらからは全くそう見えません。この石と対峙している自分が気付かなくて、初めて見た施主さんが一目で気付いた。その感性の豊かさに、一服なのに感服しました。...

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