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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

再び石山へ

先週出かけたばかりですが、またしても石山へ。今度は北秋田市の現場に使う石を探しに来ました。先日完成した能代の庭と同じく溶岩で積みますが、今回は少し大きめのものを選びます。午後から雨が降り出しましたが、本降りの前に積めたのでよかったです。続けて石積みに入りたいところですが、今回は石の搬入まで。そろそろ、本腰入れて雪囲いに回らなければなりません。お待たせしているお施主さまがた、今少しお待ちください。そ...

二つの石積みがある庭

先週から取りかかっていた能代市内の庭が完成しました。駐車場の拡幅に伴い、既存の木を移植したり、削った庭の土留めをしたりの仕事です大小の寒風山の溶岩を使い、庭の地盤に合わせてうねるように積みました。こちらの石積み担当はヤングボーイ。こちらは私の担当。同じ溶岩を使い、背景のコンクリートブロック壁に合わせて平行積みにしてみました。地盤に合わせ、3段にしてあります。初めて試しましたが、石に凹凸があるせいか...

幸せなひととき

能代市内の作庭現場、土曜日から、土留めの石積みを始めています。寒風山の溶岩で野面積み。寒風山だけに、ナマハゲのような面の石です^^。今回は、セメントを使わない工法で積んでいます。砂地なので、雨で流れないよう、裏ごめは砕石です。ただただ、石にまみれ、石を手に取り、石を積んでいく。石の中に身を置けることは、職人として、最高に幸せな時間です。この幸せなひとときを満喫できるのも明日まで。無事完成できるよう...

いぶりがっこ

先日、石探しの際に寄った大潟村の産直で、こんなものを見つけました。その名も、「ちーずがっこ」。牛乳が苦手な私は、乳製品のそばには絶対近寄らないようにしていますが(笑)、大好きないぶりがっこのコーナーで、なぜか乳製品?と出会ってしまいました。チーズといぶりがっこの、この取り合わせの妙やいかに。食べれないくせに好奇心は湧いてきて、二つばかり買ってしまいました。牛乳好きのヤングボーイいわく、「なかなかで...

石山へ

寒波襲来、今日は今年一番の寒さとなりました。そんな中ですが、石積み用の石を探しに石山へ。寒風山だけに、風が寒い寒い。いや、寒いというよりも痛い。横殴りの吹雪の中、風に背を向けながらの石探しでした。石山を伝う小滝。石を積み上げて作ったのではなく、崖を機械で削っただけの無造作な石の山。そんな石の中を水が流れてきます。水はただ、石にぶつかり、石を伝い、石を飛び越え、高きから低くきへと流れるだけ。作ろうと...

捨てればゴミ、活かせば素材

作庭中の能代市の現場、移植もあらかた終了しました。今度は、駐車場を広げるため、庭の土留めだった花壇ブロックを外します。でも、せっかくお金を出して買ったものを捨てるのはもったいないですね。捨てればゴミ、活かせば素材。ということで、せっかくのブロックの厚みを利用して、裏山への階段を作りました。駐車場からは、赤いブロックに合わせて、溶岩の飛石で繋ぎます。寒い季節は、赤色が体を温めてくれますね。明日は、こ...

土じゃめ

寒い日が続きますね。先日、二ツ井では初積雪となりました。同じ市内でも、二ツ井は降っていて能代は降っていないということがよくあります。そんなわけで、雪を逃れるように、今週から能代で仕事をしています。浜風吹きすさぶ中での仕事ですが、一日中スコップを動かしているので、鼻水は垂れても体は汗をかくほどです。「土じゃめ」も3日続くと、さすがに筋肉痛になってきました(土じゃめは秋田弁ですが、「土三昧」が訛ったの...

街なかの葉っぱに逢いに行こう 追記 ―落ち葉ボランティアのあり方― 地元紙掲載記事

昨日今日の北羽新聞に、拙文が掲載されています。今月初め、文化欄に掲載された「街なかの葉っぱに逢いに行こう」の追記ですが、今回は初めて「私の意見」での登場となりました。原文と写真を以下にご紹介いたします。街なかの葉っぱに逢いに行こう 追記 ―落ち葉ボランティアのあり方― 上先日、落ち葉掃除の啓蒙ポスターを作成(11月6日付本紙で掲載)、市県の各施設などに掲示いただきました。ご協力いただきました皆様に、...

造園者たる者2

仕事を終えたその足で二ツ井の落ち葉掃除へ。もう暗くなっていたけれど、街灯の明かりの下、一人ホウキを動かしてきた。数カ所ごとに掃いた葉を集め、今日は終わりにする。街なかで用を足し、何か気になって戻ってくると、暗がりの中、沿道のおかあさんが、さっき自分が掃いていた葉っぱを袋に詰めていた。車を降りて、また手伝う。袋がいっぱいになったので今日はここで終わり。と思ったら、今度は反対側のお父さんが袋を持って出...

造園者たる者

景観のことを「ランドスケープ」という。そして、景観を創造すること、すなわち「造園」のことを「ランドスケープ‐アーキテクチャー【landscape architecture】」という。 写真は、子供の通う小学校の前にある街路樹。数年前、剪定する木の印として付けられた青いテープが、はげそうになりながらもまだ頑張っている。そして、そのテープが外されることなく、新たに赤いテープが巻かれていた。剪定が始まる予告だ。公共物に必要と...

蹲踞にもみじ

先週完成したばかりの蹲踞の庭、一昨夜、かなり強い雨が降ったことから、ちょっと点検に出かけてみました。実はこの蹲踞、これまで雨落ちの砂利に自然浸透させていた、玄関屋根の雨水排水が流れ込む仕掛けになっているのです。蹲踞も、海を深く掘り下げた自然浸透式ですが、集中的な雨にどれだけ対応できるのか、その成果が試される機会がやってきたようです。晩秋の陽光を浴び、穏やかに佇む蹲踞。苔も庭の土も、なにごともなかっ...

蹲踞のある庭

先週から取りかかっていた、能代市内の庭がほぼ完成しました。既存庭の改造ですが、現場で蹲踞を組んだのは数年ぶりになります。9月の山形茶室研修や、先週の市民茶会への参加など、しばらく遠ざかっていたお茶の世界が、また身近なものになってきたようです。手水鉢は、玄関前の飾りとしてありました。鳥海石ですが、形も大ぶりで水穴もゆったりとし、なかなかに姿のいい水鉢です。せっかくなので、向きや扱いを少し変えさせてい...

イチョウの黄葉

今年も、近所にあるイチョウが色づいてきた。杉を抱きしめるように枝を広げるこのイチョウ。金色の衣をまとう観音様のようにも見えて、とてもありがたい。この写真は、長女が撮った1枚。せっかくなので、「能代の一番」に応募することにした。※市広報に掲載されている「能代の一番」が、この度、市サイトでカラー紹介されました。「能代の一番」紹介します 春「能代の一番」紹介します 夏皆さんもぜひ、この機会に応募してみて...

落ち葉掃除

昨日は官庁街落ち葉掃除に参加してきました。昨年は、木々への感謝や落ち葉のリサイクルを伝えた市長挨拶でしたが、今年は打って変わり、「日本一ゴミの無い美しい街に」という、例年同様の挨拶に逆戻りしてしまいました。もともとそんな主旨の掃除なので間違いではありませんが、担当課の方が「木々の恵みに感謝して―官庁街落ち葉掃除を始めます」と、これまでに無い開会宣言を行ってくれただけに、とても残念でした。市長挨拶を...

落ち葉掃除のポスターが地元紙に掲載されました!

本日の北羽新報に、落ち葉掃除のポスターが掲載されました。ありがとうございます。たくさんの葉っぱたちが、皆さんとの出会いを待っています。朝7時開会です。それでは私も、官庁街まで出かけてきます。...

明日は落ち葉掃除です

先日作成した落ち葉掃除の啓蒙ポスターには、以下のようなメッセージが添えられています。いつもは高い所にいる街なかの葉っぱたち落ち葉の舞い降りる秋は、彼らと触れ合える一期一会の季節ですまだ上にいる葉っぱには「頑張れ!」のエールを足元の葉には「お疲れさま」のねぎらいを今年も、色とりどりの葉っぱたちに逢いに、街なかに出かけてみませんかこのポスターは、能代地区、二ツ井地区の各施設や街路樹の沿道の事業所など、...

街なかの葉っぱに逢いに行こう! 

本日付の北羽新報文化欄に拙文が紹介されました。原文はコチラです。ーーーーーーーーーーーーーーーーー「街なかの葉っぱに逢いに行こう!」木々の葉も彩りを増し、街なかを歩くのが楽しい秋です。能代や二ツ井では、イチョウをはじめプラタナスやトウカエデ、ケヤキなどの街路樹を目にすることができますが、紅や黄色に鮮やかに染まっている葉もあれば、紅葉に向かう途中の葉、まだ活動中の青い葉など、色づき具合も様々。中には...

伝い

「伝い」という言葉が好きだ。園路でもアプローチでも、飛石でも敷き石でもなく、伝い。そんななかでも、残り物やあまり物、掘り出し物でつくる伝いが好き。一個では飛石になれない小さな石を寄せて、伝いにする。二個でも飛石になれなければ三個寄せる。三個でも四個でも飛石になれなければ、そんな小さな石を寄り合わせて道にする。小さなものが寄り沿うことで形になり力になる。そんな伝いが好きだ。これは「あられこぼし」だけ...