杜の木漏れ日

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2017年04月 1/1

作らないという選択肢

毎年のことですが、4月は雪囲いの取り外しから始まり、雪で傷んだ樹木の手入れや竹垣の修理などに回ります。今月初めに囲いを外した庭。蹲踞の筧がひび割れてきたので、青竹に改めました。作庭後20年が経過したこの庭、つくった当時は、通路と前庭の仕切りとして、四ツ目垣を設けていました。竹垣の更新時期を迎えた6,7年後、この四ツ目垣は金閣寺垣として蘇ります。丈夫な柱を使ったため、その後10年以上持ちましたが、そろそ...

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紺屋の白袴(庭屋の庭)

「紺屋の白袴」 :他人のためにばかり働いて、自分のことに手が回らないこと。 そういえば、庭屋である自分もまた、人様の庭をつくるばかりで、自分の庭には手を付けられずにいた。『みんなの庭』である街の木の見守りはしているが、我が家には見守る庭がなかった。『公私混合の杜』を提唱しながら、「私」である自分の庭をつくっていなかった。庭屋は仕事で庭をつくるけれど、つくった庭で暮らすのは、庭屋ではなくその家の家族。...

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ヤマザクラの移植

能代市クリーンパートナーとして見守りをしている、二ツ井小学校の校庭樹木。この間、わが子がこの学び舎を卒業しましたが、校庭の木々もまた、私にとっては子どもたち。一人立ちできるまでは見守っていきます。ということで今回は、中庭のヤマザクラを移植しました。周囲をコンクリートで囲まれているため、水の逃げ場がなく、一度根腐れで枯れたサクラ。今の木は2代目ですが、これまで、高植えや土壌改良、竹筒による通気改善で...

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津軽の木々に会いに行く

アップルロードを通り、お岩木山のふもとまで。途中、必ず立ち寄るのが、このリンゴの木。そして、その足で会いに行くのが、弘前公園のこの桜の木。2本とも、特に名物になっている木でもなく、リンゴ園や公園の中にたくさんある木々の中の1本。この木たちに心が留まったのは、樹木に花や実を付ける力がある限り、生きる力がある限り長生きさせてあげようという、慈しみの気持ちを感じるから。樹木を愛でる、弘前のやさしさが現れ...

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