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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

雨落試験

軒下の、雨垂れが落ちる所のことを「雨落」と言います。屋根に放水して、雨垂れのラインを確認。雨落ラインの両側には、土留めの縁石を。そしてまた放水。雨落周囲に既存の苔を張り、今度は、散水しながらの放水。自分に放水したくなるような暑さですが、完成まであと一息。暑気払いの一息は、ジョッキで流し込みたいものです。...

新鮮野石

朝に石山に出かけて石を選り、昼から降ろして据える。朝採りの新鮮野菜をその日のうちに料理するような、今週は、そんな仕事が続いています。石組、石積、石張り、縁石、飛石。石の個性を活かして、ありとあらゆる使い方で庭におさめていきます。そんな、楽しい仕事もいよいよ終盤。明日から仕上げに入ります。...

ローカル

ネギ畑を行く電車。のどかな風景に癒されます。...

打つ

施工中の庭の導入部。モルタルを使わず、厚みのある石をかみ合わせていくやり方。飛石になれないような小石でも、集まれば道になります。水を打つとこうなります。飛石も水も「打つ」。意志を込めて打ったものは、心を打つ。そんな庭になればうれしいですね。...

祭り

全国ニュースで記録的な豪雨が報じられる秋田県。被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げるとともに、安否の問い合わせをいただきました方々に無事のお知らせを。お天気が心配された中ですが、今日は地元のお祭りでした。私は、昨年に引き続いて、獅子をやりながらの交通誘導。ということで、獅子目線で見た、巡行の様子です。やっぱり、木蔭のある所はありがたいですね。今年も奉納できてなによりでした。...

幸せな日常

朝は路傍の花に迎えられ昼は無心で石と戯れ夕日に見送られて帰路につく。この日常の、なんと幸せなこと。...

土壌改善

現場では今、庭づくりが始まっています。まずは、植栽地盤をつくるための土壌改良から庭の水は、塀際のコンクリート基礎部分にたまりやすくなります。両サイドに水抜きがあるので、竹と有孔管を埋設して、そちらに、土中の水を誘導します。竹はいづれひび割れますが、割れればそこに空気の層ができるので、土中の通気が良くなります。竹の上には、取り置きしていた枯枝や竹の枝葉。それらが腐ると有機ガスを発生するため、埋め込ん...

街の縁側

いつもの大学病院の、いつもの小道。隣接する歩道は通学路なのでしょう。今日は午後から出向いたせいか、下校途中の子どもたちがにぎやかでした。歩道と緑地の間には、小さな流れがあります。街なかにある、蛇行した流れ。いいですねえ。どうやら子どもたちは、この小川にいる生き物たちを見ていたようです。わかりにくいかもしれませんが、ザリガニがいます。こちらはドジョウ。メダカもいました。そしてこちらには、タニシやカワ...

田んぼアート

5月23日にUPした、明鏡止水の田んぼ。今朝外に出て見ると、こんな感じでした。背後の里山を映していた田んぼが、今度は向かいの樹蔭を映しています。黄緑の田んぼに降りる緑の影。この時間にしか見れない田んぼアートです。...

電波

縦横無尽に、いったい空には、何本の電線が走っているのだろう。それでも樹木は、電線と共生することはできる。でも最近は、電波の障害というものもある。電波は、人の目には見えない。テレビの映りが悪ければ、何も障っていなくても切られてしまうこともあるのだろう。目に見えない文明の進化で、木が切られていくという時代になってきた。枝葉がどれだけ電波に障るのかまでは、自分にもわからない。これは、樹木の管理者でもわか...

県都の並木、美しくあれ

仕事で秋田市まで。帰り道、自然形が美しいサルスベリの並木に寄ってみました。こちらは昨年の夏の様子。自然形のサルスベリは庭でも見かけることが少ないので、街路樹として存在するのは奇跡的なこと。いつもながら、素晴らしい並木です。ただ、この並木の手前には、こんなケヤキ並木がありました。これは、無いなあ。無い。いかなる理由や事情があろうとも、これは無い。夏に、これしか葉を付けられない木というのは異常です。美...

ヤマモミジの手入れ

昨年の今頃、「モミジの恩返し」というタイトルで紹介したヤマモミジ、今年も少し、手を入れてきました。このヤマモミジは、養生中のツリバナの木を風から守ってくれている木。その役を果たしてもらうためにも、切り詰めて小さくするのではなく、伸ばして大きくする手入れをしています。剪定前。今年はモミジもツリバナも樹勢が良く、だんだん元気になってきていることをうかがわせます。この状態から、風除けの役を果たせる程度の...

できない仕事

ポリシーに合わない仕事はしない。などと言うと、とてもわがままに聞こえるかもしれないが、信念に反する仕事をすることほど嫌なものはなく、それを行うことは信用を落とすことにも直結する。仕事において、信用は最も大切なこと。植木屋として、ここは引けない部分というものもあるから、そんな意味では、仕事を選ばせていただいている。たとえば、どんな仕事が信念に反するかといえば、樹木の生理や健全成長を考えない植栽や手入...

野に咲く花

祖母の七回忌。 掃除に行くと、お墓の前に、きれいな花たちが咲いてくれている。 真ん前なので、寄せないとお参りできない。でも、せっかく咲いてくれているので、この花をお供えすることにしました。もしかしたら、ご先祖さんのために咲いてくれているかもしれない。そんなふうに思うと、この花たちがいとおしく思えてくる。 たくさん咲いているから、向こう三軒両隣りにもお裾分け。 故人が生かされてきたのは、ご近所さんたちの...

紫陽花

法事の打ち合わせでお寺まで。帰り際、片隅に咲いていた紫陽花に目が留まった。雨を受けた花と葉の、なんと美しいこと。梅雨時に咲くせいか、紫陽花ほど、小雨の似合う花はないだろう。しっとりとして清楚で、なんともいえない情緒と気品を漂わせる。そういえば、この時期にお寺に来たのは初めてだった。この一期一会の美しさに、しばし佇んだ昼下がり。...