初霜のアート2017
毎年楽しみにしている初霜のアート。なにげない道端の落ち葉や野草が光り輝いて見える日です。今年の登場は11月28日。関係ありませんが、「いいにわ(1128)」の日に現れてくれましたね。ということで今年は、我が家のイチゴやサザンカも撮ってみました。イチゴだけに、朝だけの一期一会。霜は木草を輝かせる魔法ですね。...
名残り葉
夜半からの雨。外に出れば、昨日までの雪が解け、落ち葉が顔を出している。もう鳥も来ないけれど、改まった水が心地いい。今年はいつになく雪が早い。もう少し、名残り葉の風情を楽しみたい。...
紅葉できない木たち(県立美術館のケヤキ)
大学病院前のアメリカフウの街路樹。積雪のあったこの日に、名残の紅葉を見ることができました。同じ場所に植えられた同じ樹種でも、紅葉には個体差があります。みんな違ってみんないい。ですね。その足で県立美術館前を通ると、ここのケヤキは一律に青々としています。これは個体差ではなく、人為によるもの。光合成が活発化する夏場に枝葉を少なくされているので、来季の芽吹きに必要な養分を作り終えていないのです。美術館前の...
街路樹の恩恵に感謝して(地元紙記事から)
官庁街落ち葉掃除のことを伝える地元紙記事。『街路樹の恩恵に感謝して』行う掃除に参加した中学生が、『木に恩恵を受けている市民として一生懸命活動した』と答えていることをとても素晴らしいと感じます。掃除に『木々の恩恵に感謝して』の言葉が添えられるようになったのは2011年。以来、こうした新聞記事を注目して見ていますが、木々への感謝を述べる参加者の声が紹介されたのは今回が初めてです。 子どもたちにも思いが...
能代駅前のイチョウ
所用で能代駅まで。駐車場から構内に向かう途中、2本のイチョウの木が目に入りました。イチョウという樹種には特段の思いを持っていますが、どういうわけか、これまでこの木たちの存在に目を留めたことがありません。なぜここにイチョウの木が植えられているのだろう?駅とイチョウにはどんな関連性があるのか?などと、通りすがりに見たこの木たちの由来がとても気になり始めました。よくよく見ると、2本のイチョウとも、もとは...
ボジョレー・ヌーヴォー
今日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日なのだそうです。ワインの知識が無く、それがどんなことなのかもわかりませんが、なんだかおめでたい気分になりますね。その解禁日であることを夕方に知り、ハッと思いだしたのが家人の誕生日。危なかった。今の今まで忘れていました。そんなわけで、長女を迎えに行った足で、ケーキとワインを購入。もちろん、ワインの味はわからないから、選ぶ基準はインスピレーション。瓶やラベルのデザ...
イチョウの水道(みずみち)
イチョウの木に元気が無いとのご相談を受け,下見に出かけてきました。敷地内には2本のイチョウがあり、どちらも数年前に強く剪定されたようです。イチョウは丈夫な木。街路樹などはもっと極度な切り方をされても大量の芽を吹かせて再生しますが、小さい方の木は枝数も少なく、剪定以外の原因がイチョウを弱らせているように感じました。植栽環境を見てみると、小さな木の前には池があり、木は築山の下に位置している。後ろには倉...
街に木蔭をつくろう(全県紙寄稿文)
今日付の全県紙(秋田魁新報8面「対話会話」)に、『秋田市中心街に木陰をつくろう』のタイトルで拙文が掲載されました。同紙は今年7月に「ケヤキ 不自然な姿」という見出しで秋田県立美術館のケヤキについての問題提起をしていますが、今回の寄稿はその補足として書いたものです。 文には県に提案させていただいた改善策も付していますが、下記は、県のコンセプトを私が図化したもの。続けて、そのコンセプトを進化させた改...