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杜の木漏れ日(福岡造園blog)

透かしは風格をつくる(ゴヨウマツの手入れ)

作庭現場をお休みさせていただいて、春に下見をしていたお宅の手入れに。しばらく手の入っていなかった、大きなゴヨウマツを透かします。高さにして、8mほどはあるでしょうか。下から見たところ。かなり枝が混み合ってきているため、内部に風や日が通るようにしていきます。透かしの程度。新芽が出てきていますが芽は止めず、やわらかな状態に仕上げていきます。最上部を残した状態で、1日目が終了。翌日も行い、一日半で完成し...

苦労を込める

この間つくった石のベンチ。既存の縁石を少し解体し、その中に組み込んでいます。実は、この縁石を掘り起こすのに一苦労しました。地上部の厚みは2cmほどですが、地中に20~30cmほど埋まり、そうした石が組み合いつつ連なっているのです。まさに氷山の一角ですが、解体が難儀だということは、この石を据える時にはそれ以上に難儀をしているということで、丁寧な仕事をしている証拠。『苦労は(人に見せず)庭に込める』と...

石のベンチに植栽

土曜日は30℃越え。たまらず北へ逃げると、まだ雪の載る山の麓は32℃ありました。まだ5月なのに、8月並みの暑さ。そんな中で、植木を探しに。根回ししてある木の中から、木蔭のできる樹種を探します。そして、石のベンチ周りに植栽。今日も30℃越えでしたが、気温が高いからこそ早く植えてあげたい。石のベンチが緑に包まれ、ここからの景色も豊かになってきたようです。...

木漏れ日満喫

秋田市から北秋田市の現場まで山越え。道中に寄った、五城目町の道の駅裏にある自然観察園です。道の駅には何度か来ていますが、この森に入ったのは初めて。新緑の木漏れ日が降り注ぐ中、ふかふかの小道の感触がとても気持ちいい。沢から流れてきた水が、施設の前で池に。メダカやドジョウが泳いでいて、水上をシオカラトンボが飛んでいました。水面を覗いていると、何かを狙っているふうなザリガニが、私の視線に気付いて後ずさり...

石のベンチ

一期工事を終え、二日ほど石材探しをしていました。材料が揃ったところで、現場を再開しています。今回は、このコーナーの改修。以前、「作らないという選択肢」という記事で、庭の成長に合わせて竹垣の作り替えをやめたという話を書きましたが、漫然と同じものをつくり続けるのではなく、状況の変化に対応する庭でありたい。こちらの竹垣も更新の時期を迎えたところですが、今回、対面する庭が改まりました。庭の仕切りであり結界...

骨休め

朝仕事を終えて現場に行くと、やはり雨。このしっとりとした風情はいつ以来だろう。久しく降らなかったので、樹木にとっては恵みの雨です。そして、久しく休んでいなかった植木屋にも、骨休めの雨。ということで、作業場で、これから始まる二期工事の準備。これも仕事ですが、内業は、休んでいるようなものです。半日ゆっくりできたので、私の身体も、かなりリラックスできました。明日からまた頑張ろう。...

お地蔵さんのいる風景

進行中のお寺の庭。敷地内にあった寄せ灯籠が、手水鉢と置灯籠に変身。裏側の園路がさらに楽しくなってきました。道を進んだ所にはお地蔵さん。このコーナーのイメージをご住職に伺うと、『お子さんがお地蔵さんを撫でている横で、おかあさんがやさしく微笑んでいる。そんな景色が目にに浮かびます。』それを連想しながら周辺の飛石を打っていると、不思議に心が優しくなっていくのを感じました。こんなことは、庭づくりをしていて...

一本松から

現場に向かう途中、雲が掛かっていたので寄ってみた。今日はどんな光景が待っているだろう。山道を登り、視界が開ける直前のワクワク感がたまらない。そして、眼下に広がるこの景色。朝から爽快な気分になれて幸せ。...

楽しい園路

進行中の庭。メイン部分がほぼ完成し、裏側の園路づくりに入っています。石山から選んできた石。この石を使って、既存の碾臼を繋いでいきます。丸い碾臼と接続させるには、えぐれた石が必要。それを想定して石を選んできているので、割ったり切ったりの加工はせず、そのまま使います。整形の石を使うと、伝いにリズムが生まれます。ここは庭の裏側の狭い場所ですが、その軽快感を殺さずに、歩の先に展開する景色への期待が高まるよ...

そば屋のラーメン

旅に出た時の楽しみの一つが、駅の立ち食いソバ。今は、東京などに行かなければ食べる機会もありませんが、昔は二ツ井や東能代の駅にもあって、中高の部活帰りによく食べたものです。そんな中で、リニューアルした秋田駅に『白神庵』というそば屋さんができて、小腹が空いた時に寄っています。この間、牛すじラーメンのことを書いた時、「そば屋のラーメン」に触れましたが、これがそれ。メニューに、もとはスタッフのまかない食だ...

朝蔭

休み明けの庭の朝。1日空けただけなのに、日に日に地に舞い降りる蔭が増す。石には、蔭を映す役目がある。そんなことを思わせてくれる朝の光景。...

念願の裏メニュー

今冬、鷹巣の道の駅で相方が食べていた牛すじそば。ちょこっともらって食べると、肉がやわらかくてとても美味かった。今度はつまみ食いではなく完食してみたいと思いつつ、「この牛すじをラーメンに入れたら絶対美味いな。」と話していた。そんな中で、先月に牛すじそばを完食。帰り際に、「この牛すじでラーメンを食べてみたい」と店の人に話すと、『できますよ~』。おお、できるのか!言ってみるものだなあ。「では今度お願いし...

百花春至為誰開

『百花春至為誰開(百花春至って誰の為に開く)』。若い頃に、尊敬する禅師から教えていただいた言葉です。 作庭中の禅寺の庭に花々が咲き始めた今、この言葉の意味をかみしめています。 植物は、地でも上空でも、自分が生き残るために花を咲かせ、芽を吹かせますが、私たちはその命の色付きや成長に心を躍らせ、そこから生き甲斐や楽しみを得ています。この楽しみに気付いたのはいつ頃だろうか。もしかしたら、植木屋にならなけれ...

微調整

施工中の庭の伝い。大きな根株が数か所にあるため、それを避けながら石や木を配し、その間を道にしています。歩行の際に木の枝に障らないように石を左右に振っていますが、水鉢からの導線が少し直線的。加えて、整地をしたら景石と飛石のラインも斜めに揃ってきました。現場ではそれほどの違和感を感じませんが、写真で見ると気になります。写真は正直。こうした気がかりはいつまでも残り、完成後の後悔に繋がります。作り手として...

GW

岩木山、岩手山、太平山、北東北の県都にはそれぞれに名山があるけれど、今年のGWは、一番遠い岩手山が選ばれました。家族揃って岩手山を見に来たのは久しぶり。せっかくなので、上り線と下り線で違う、岩手山SAの『岩手山メロンパン』を二つとともゲット!安眠中の子どもたちは、帰宅してからパンの山頂を制覇しました。上の子は高校3年生。皆で出掛ける思い出が貴重になってきました。...

露頭岩の山道

元号が『令和』に変わりました。今年最初の庭づくりは平成最後の庭づくりとなり、令和元年の初仕事。時代をまたぐ作庭になりましたが、改元となっても大型連休でも、植木屋として、今やるべきことをやるだけです。ということで、作庭中の庭のメイン部分が仕上がってきました。雨に洗われたおかげで、しっとりとした雰囲気。これから足元に緑が増えていけば、みずみずしさが増していくでしょう。この間探してきた石はこのような山道...