杜の木漏れ日

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晩秋の松の手入れ(海岸部のアカマツ)

降雪前のこの時期は、天候も不安定。
落ち着かない天気が続くこの頃ですが、晴れ間を見て松の手入れに行ってきました。

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海岸から300mほど離れた所にあるお宅の松。
高台にあるため、冬季は寒潮風が吹き寄せることでしょう。
幹肌や葉質からアカマツだと思われますが、アカマツは内陸部に多く潮風に弱いとされており、黒松とのアイノコか、あるいは幼樹の段階に植えて、環境に慣れたものかもしれません。
いずれにしろ、海岸部でアカマツの手入れをするのは初めて。
貴重な経験をさせていただきました。

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下から見上げた所です。
内部の手入れがされてこなかったのか、枝が極度に混み合い、鳥の巣等もある状態。

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半分終わった状態。
内部から枯枝を外しているところです。

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内部が終わったら今度は外から。
もうすぐ冬が来るこの時期は、潮風に強いクロマツでも、透かし過ぎると葉焼けを起こします。
アカマツはなおさらのこと、外側は、徒長枝を軽く抜くなど、樹冠を揃える程度にしていきます。

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剪定完了です。
伸長が止まる夏以降の常緑樹の手入れは薄くし過ぎないように気を付けますが、しばらく手を入れていない木に行う時などは、特に注意が必要。
夏の風通しを考えながらも、冬の風や雪に負けないように。
手入れの仕方は、樹種や木の健康状態に合わせ、木が置かれた環境に合わせ、そして季節に合わせて変わるもの。
そんなことを考えながら、その木に合った手入れをしていきます。

※参考 雪国の庭仕事・春夏秋冬

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