杜の木漏れ日

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見本剪定への立会いと県知事への手紙

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12月1日、二ツ井小学校前のケヤキ並木に見本剪定が行われました。
この並木は、昨年の剪定で一部が丸刈りとなったことから、管轄する秋田県の担当課に、本剪定前に見本剪定を行なうことを要望、今回、それが適った形です。

県から案内をいただいて私も立ち会いましたが、街路樹剪定で事前の仕様確認を行うのは、おそらく秋田県では初めてのこと。
採用いただいたことを評価したいと思います。
ただ、秋田県の管理体制は引継ぎが弱く、今年は良くても翌年また元に戻るといったことを、これまで何度も見てきました。
今後は、こうしたことを条文化するとか契約書に盛り込むとか、必ず施行される体制づくりが急務となるでしょう。

この機会にそこまで持っていく必要があると感じたことから、「知事への手紙」を活用し、秋田県知事に下記のお願いをしました。

・街路に即した個別の仕様書を作成すること
・剪定を行う際には、担当課が必ず現地の下見を行うこと
・剪定前に、担当者と事業者との間で仕様の確認を行うこと
・仕様書に従って、「見本剪定」を行うこと
・担当課と剪定事業者は、並木の由来と役割をよく理解し、樹木への慈しみを持って業務に努めることを確認すること
・高圧線の電線支障などは、電力会社から打診があった時に、県の管理方針と仕様を伝え、不適正剪定が起こらないように、剪定時には担当者が立ち会って指示すること。
・管理体制の引継ぎを強化すること
・街路樹の問題点を洗い出し、改善策を講じること
・樹木の専門知識を持つ職員を採用、あるいは育成すること
・緑の啓発を行うこと
・緑に関する局内の連携を持つこと
・能代市との連携を強化すること  以上

これは、杜守Clubが美化活動をする区域の並木についてですが、秋田県全域の街路樹管理に言えることです。
街路樹は。国の法律では「道路の付属物」という扱いですが、樹木は、他の付属物である電柱や縁石、舗装など無機物とは違う生き物。
木き物であるからこそ、樹木の生理や景観に即した管理が行われなければなりません。
県の意識がそこまで高まることを願い、啓発をしていきたいと思います。

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