柿の木の越境剪定
現場では今、落葉樹の冬季剪定が続いています。

境界を越えて隣地に伸びる、白枠部分の剪定。

剪定後。
樹高も少し低くしたいところですが、一度に切り過ぎると木に異変が起こるため、越境枝と道路に掛かる下枝を剪定して、全体の3/4程度の枝を残しています。

剪定する時は必ず枝を残して切りますが、切る枝に対しての残す枝の太さというものもあります。
残した枝が作る養分で、切り口のカルスが巻き込んでいくため、切る枝に対して相応の体力のある枝を残さなければなりません。


大体、このような感じで枝を残していきますが、この理論については、こちらの「緑の先進地に学ぶ樹木剪定の基本2」のほうで解説しています。

毎年剪定できないような場合は、いづれ越境が予想されるような角度の枝は、幹元や太い枝元から抜いていきます。

正面から見た所です。
後ろ側だけの剪定なので、外観は変わりません。
この柿の木は、隣の針葉樹と競合して上方に伸びるきらいがあるので、いつか樹高を下げて、その分、空間のある道路の上空や横方向に伸ばしていくといいかもしれません。
今月はまだまだ、こうした落葉樹の剪定が続きます。

境界を越えて隣地に伸びる、白枠部分の剪定。

剪定後。
樹高も少し低くしたいところですが、一度に切り過ぎると木に異変が起こるため、越境枝と道路に掛かる下枝を剪定して、全体の3/4程度の枝を残しています。

剪定する時は必ず枝を残して切りますが、切る枝に対しての残す枝の太さというものもあります。
残した枝が作る養分で、切り口のカルスが巻き込んでいくため、切る枝に対して相応の体力のある枝を残さなければなりません。


大体、このような感じで枝を残していきますが、この理論については、こちらの「緑の先進地に学ぶ樹木剪定の基本2」のほうで解説しています。

毎年剪定できないような場合は、いづれ越境が予想されるような角度の枝は、幹元や太い枝元から抜いていきます。

正面から見た所です。
後ろ側だけの剪定なので、外観は変わりません。
この柿の木は、隣の針葉樹と競合して上方に伸びるきらいがあるので、いつか樹高を下げて、その分、空間のある道路の上空や横方向に伸ばしていくといいかもしれません。
今月はまだまだ、こうした落葉樹の剪定が続きます。
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