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ふるさと

茂谷山を巡る旅

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能代市の広報に、『心の原風景』と題した、茂谷山の思い出を書いたことがあります。
平成19年だから、もう10年も前のことですが、このため池から見る三角山が私の原風景。

富小校歌

茂谷山は、母校富根小の校歌にも出てくるほどの山、地域の誰もが知る、ふるさとの誇りです。
拙文の最後には、閉校記念に長女と登ってみたいと書きましたが、冒頭写真は、この年に念願を適えた時のもの。

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こちらは、今月初めにふもと近くで撮ったもので、ここから見る茂谷山はとても穏かな姿をしています。
車で行ける所では、この辺り(北北西側)が最も撮りやすいポイント。
湖面越しの山の写真は、この山の左端(北北東側)から撮ったものです。

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そして、この北北東側には私の住む駒形集落があり、こちらは自宅二階から見た茂谷山方向。
駒形は、旧二ツ井地区では茂谷山から一番近い人里ですが、集落のある沢からは山に隠れて見えません。

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ここからさらに引いて、米代川を超えた所からの眺め。
ここは、富根橋を渡り、堤防を富田から外面方向に向かう途中、白岩辺りから見た茂谷山です。
この方角が、湖面から見る山と同じ向きになるでしょうか。

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さて、では先ほどのふもとから見た山はどの方角になるのか。
ここは、常盤小から見た茂谷山ですが、この辺りが北北西になるようです。

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ここまで来ると、茂谷山をいろんな角度から見てみたくなりますね。
肝心の富根からはどう見えるかというと、残念ながら、手前の山の陰になって見えません。
でも山は、近くよりも引くとよく見える。
ということで、富根橋付近から富根の街越しに見る山は、こんな形をしていました。

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茂谷山といえば、市町の合併前は旧二ツ井町と旧能代市との境ですが、古くは、旧富根村と旧鶴形村の境。
今は富根からの道も整備されていますが、鶴形は元旦登山をする人がいるほどの信仰の山。
でも富根同様に鶴形からも見えにくくて、北西となる米代川対岸の朴瀬付近からはこんな風に見えます。

富小校歌

ここで原点に戻り、富根小の校歌の一番を記してみます。

「天そそり立つ茂谷が峰
あいたの浦を往来する
舟路の人は遠くより
高き印と仰ぐなり」

私は以前、米代川を秋田杉の筏で下る船が茂谷山を仰ぎ見たのだと勘違いしていましたが、これは、日本海を航行する船がこの山を能代の目印としていたということのようです。
茂谷山は標高247mですが、海からも見えていたのですね。

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こちらは、築法師と真壁地付近から見た茂谷山。
茂谷山からは西北西の方角になりますが、日本海からはこんな形で見えていたのでしょう。
距離が離れるほど存在感が大きくなる、なんとも不思議な山です。

さて、ここまでは、北から西にかけての茂谷山を見てきましたが、南や東からはどんなふうに見えるのか。
茂谷山は、北は駒形、西に富根と鶴形、南は桧山に面しています。
そういえば桧山方向からは見たことがなかったと、この間、森岳からの帰りに寄ってみました。

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残念ながら、やはり山が手前にあって、南方向からは見えませんでした。
東はもっと山が深くなるので、おそらく見えないでしょう。
でも、高い山に登ったら拝めるかもしれません。

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これは、10年前に家族で登った時の茂谷山の山頂。
ここからは、寒風山や白神山地も望めます。
ということは、逆に、そちらの山からも茂谷山が見えるということ。
まだ見ぬ茂谷山の雄姿、いつか拝んでみたいものです。

ということで、茂谷山を巡る旅、これにて終了。
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