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街の緑1(勉強及び視察)

曇天のケヤキ

今日は秋田市まで。
空は曇っていましたが、新緑へと向かう街並みに心地よさを感じてきました。

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そんな中、信号待ちで飛び込んできた街路樹の姿。
沿道のケヤキ並木でブツ切りになっていたのは1本だけですが、それだけに、大きな違和感として目に映ります。

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実はこの木は、電線との共生方法を示す好例として、昨年の街路樹講演会(県主催)で紹介したケヤキ。
好例が一転し、何とも残念な思いに駆られました。

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交差点上空は、電線の交差点でもあり、様々な方角から電線が集まります。
空に居場所が無い樹木は本当に気の毒で、この場所で生きていけというのは酷。
ここに木を植え、こんな管理しかできない人間の罪深さを思わずにいられません。

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それでも、希望を捨ててはいけない。
この状況は、私が樹形再生に関わっている能代市内のケヤキと似ていますが、管理者がしっかりとした再生ビジョンを持って取り組めば、この環境下でもケヤキらしさは残せます。
県都秋田には、この状況を良しとしない、志の高い人たちもいるはず。
関係者が学ぶ機会を持ち、ともに意識を高め合う場を作れれば、必ず事態は快方へと向かう。
街並みを景観と捉える意識があり、樹木と人の暮らしを共生させたいと思う強い意志があれば、この木もいつか、自然さを取り戻せる日が来るでしょう。

いろんな事情や行き違いがあったのかもしれませんが、秋田よ諦めるな。
県都の木が再生すれば、今度はそれが好例になる。
そんな日が来ることを願っています。
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