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庭の手入れ

コノテガシワの透かし(常緑針葉樹/初夏)

5月ももうすぐ終わり、現場では常緑針葉樹の手入れを継続中です。

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今回はコノテガシワの生け垣の透かし。
葉っぱが赤くなっていますが、今年は、クロマツやカイズカなどの風に強い針葉樹なども葉焼けを起こしています。
下見に伺ったのは4月始めでしたが、寒の戻りの影響もあったのでしょう。
その後も葉焼けが進んだとのことで、今回は大事をとって芽吹きの直前に行うことにしました。

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裏側はほとんど葉焼けを起こしていないのを見ると、風は表側に強く吹き付けるようです。

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内側を見てみます。
コノテガシワは枯葉が落ちにくく、内部に空間がないとこのような状態になります。

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葉は上部の先っぽにしか付いていませんが、蒸れた枯葉だらけの内部には光も風も入らないため、新芽が出ることができずにいます。
一般的に、コノテガシワの生け垣は刈り込まれることが多く、この状態でそれを行うと、枯葉だけの、茶色い生け垣になるでしょう。
ご依頼は樹高の縮小ですが、葉っぱの無い所では枝を切れないので、今回は枯枝枯葉を外し、枝の間引きを行いながら内部に空間をつくっていきます。

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枝抜きは内部から行うため、木を枝折って中に潜り込みます。

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枯葉を外した状態。
腕が入らないほど混み合っています。
ここから枝を抜いていきます。

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枝抜き後。

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剪定した枝は2m以上あります。
樹高2.5mの木を元から抜くことで、内部に空間ができていきます。

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完成です。
コノテガシワは16本ありますが、1日頑張っても8本が限界。
1本に1時間掛かるということですが、その大半が、枯枝枯葉を外す作業です。
できれば、毎年といわず隔年程度に枯葉を外すことができれば、枝抜き作業もかなり捗るでしょう。

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裏側から。

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いずれ芽が出れば全体的に樹高を下げますが、緑線がそのライン。
目隠しなので、後ろの家々よりも高く、背景の山が見えるように。
そして、山並みと生け垣を呼応させるために、天端は揃えずにランダムにしていく予定です。
そのためにはまず、木々に芽吹いてもらいましょう。
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