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庭の手入れ

オンコの透かし(扁平樹形)

hennpei (2)

毎年手を入れさせていただいているオンコの木。
以前は刈り込まれていましたが、数年前から透かしに直しています。

hennpei (3)

形はそのままで内部の枝を抜いていますが、目線が通るぐらいになると風や日も通り、軽やかな感じがしてきます。
そうなると、内部の枝にも芽が出てくるので、そうした芽が短い枝になった時に、長い枝と交代させていきます。

刈り込みで一気に小さくする方法が一般的ですが、葉の無い枝や枯枝枯葉が目立つ姿はあまり健康的ではありません。
樹木は生き物。
樹木が自然に出す芽を待ち、時間を掛けて少しづつ小さくしていくほうが、木にとっても無理が無い。
あまり大きくできない所では、こうした方法で樹形縮小していきます。

hennpei (1)

横から見たところ。
緑丸が刈り込んでいた頃の大きさで、赤線が今の形。
1m近い幅が半分程度まで狭まりました。
前は道路、後ろには他の木があり、草取りでも剪定でも、木と木の間には人が通れるぐらいの隙間が無いと、庭に入るのが億劫になるものです。
そうした余裕をつくりつつ樹木の姿を楽しむために、前後の枝張りを狭めて、正面から見た形を第一にしています。

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江戸川区の街路樹指針には『扁平樹形』というタイプがありますが(扁平樹形管理イメージ (江戸川区「新しい街路樹デザイン 」3-16 より) 、まさにこのオンコもそんなイメージ。
狭い所でも、樹木の生理や景観を考えて、暮らしと共生させるための工夫を凝らすという意味では、街路樹も庭も同じと言えるでしょう。

現在の幅は50㎝程度ですが、今後も少しずつ狭めて、いずれは30㎝ぐらいで維持できればと思います。

※参考 カイズカイブキの透かし ナナカマドのカーテン


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