長丸太
2018年07月03日
赤松の剪定をしています。
木が高くて場所も狭いので、脚立は使えず。
そんな時は梯子を使いますが、梯子もまた、立て掛ける枝が無いと使いにくい。
そこで登場するのが長丸太。
横に渡すと梯子を掛けられて、木と木の間だと、両方の木の内側を手入れできる。
では外側はどうするか。
丸太を立てて補強したり、角度を変えたい時は斜めに差し込んでみたり、いろんな使い方ができます。
梯子を掛けるということは、作業しやすい居場所をつくるということですが、松などのように時間の掛かる木は特に必要。
一本の丸太を差し込んで固定するのに30分ほど掛かりますが、仕事は段取り八分。
これをやらなければ剪定作業ができないので、ある意味、剪定技術よりも大切なことです。
クレーンや高所作業車が無い時代からの先人の知恵。
こんな現場では重宝します。
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