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街の緑7 杜守Club

植栽支柱の改善再々提案(共通仕様書の作成)

2015年に、「公共造園への提案(適切な植栽支柱について) 」という記事を書いていました。
景観や樹木の健全成長を阻害するような支柱の取り付け方についての提案ですが、同年の植栽工事で、一度改善されたことが再発となったことから、能代市に再度の提案を行い、それが対処されたことを記しています。
それが、昨年今年と市内の公園や施設の植栽で再発したことから、今回、再々の提案を行いました。

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能代市が参考とする、東北地方整備局(国交省)の土木工事標準設計図集の植栽支柱仕様書と、昨年植栽された河畔公園の植栽支柱です。
この図の通りになればいいのですが、実際の現場でそうならないのはなぜなのか。
思うに、具体的な取り付け方の注意が添付されていないからではないかと、では、大元の国の資料が変われば、それを手本とする自治体や業者のやり方も変わるだろうと、この図面を持って国交省事務所を訪問。
担当の方に、実際の施工に活かされやすい解説を補足できないかと話したところ、私の言葉を図に入れてくださり、本庁(東北地方整備局)に掛け合ってくれました。
結果は、図集の改訂は数年後になるとのことで、その際に補足を検討したいとのお返事。
また、担当の方の話では、この仕様書はあくまでも目安であり、これをうのみにすることなく、工事を行う自治体の判断で最善と思われることをやっていけばいいとのことでした。

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それではと、以前、市には、再発防止策として、『適正支柱の庁内共通仕様書の作成(街路樹、公園樹、施設の樹木等、市発注の植栽工事のすべてに適用されるもの)』を提案、そのお答えはいただけていなかったことから、今回の東北地方整備局の図面に必要な解説を落とし込み、そこに、『能代市植栽支柱共通仕様書(案)』のタイトルを付けて国交省管理事務所を再訪、これを能代市に提供したい旨の了承をいただきました。

そしてその足で市役所担当課を訪問。
この、共通仕様書の採用と、河畔公園等、最近の工事の手直しをお願いしました。

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国と市にはそれぞれ、日本の植栽支柱の現状に関する論文も提供しましたが、今春は、支柱の撤去についても提案、それが対処されたというこもあり、今回の共通仕様書(案)には、『支柱は仮設物。不要となったら撤去する』という注意書きも添えています。

市の担当者には、『問題は解決すれば街の価値に変わる』と話し、これが採用となれば、国交省でさえ行っていないことを能代が先駆けて行うことになる。能代が緑を大切にしていることを市内外にアピールできるチャンスになりますよ。」と話してきました。

お膳立てはしました。
一市民としてできることはやった。
樹木の健全育成のためにも、良い結果をお待ちしています。
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