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庭の手入れ

五葉松の透かし

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大きな五葉松を透かし中。
15尺の脚立を借りてきましたが、それでも届かないという大物。
足場を組んで、二連梯子を掛けています。

初めての木は段取りも要領も、どれだけ手間が掛かるのかも、やってみなければわからない。
でも、3日かぐらいで何とかなるかな。

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一日終わり、

goyou.jpg

二日目が終わり、

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そして三日目も終わって、

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4日目に、掃除を終えて出来上がり。
1本の木に4日も掛かったのは初めて。
これほど大きな五葉松に手を入れたのも初めてのことでした。

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この手入れの大半は枯枝枯葉の除去ですが、枯れ枝を丁寧に外すと、枯葉が枝の中にたまらずに落ちれるようになります。
枯葉が落ちれる空間があるということは日が差し込めるということで、日が差し込めるということは風が通るということ。
日や風が通れば虫や病気が付きにくくなり、雪も枝の隙間をすり抜けられるようになる。
大きな木ほど雪の影響を受けるので、この作業はしっかりやってあげたいところです。

6年前の剪定講習会では枯れ枝を取ることだけをやってもらい、なぜ枝が枯れるのか、枝を枯れさせない剪定をするにはどうしたらいいのかをアドバイスしました。
何の木でも同じですが、外側だけを刈り込んでいると枝が密生して日が入らなくなり、内部の枝が枯れていきます。
逆に、日が入れば枝が丈夫になり、適正位置で剪定すれば枝は枯れない。

自然状態の樹木は、自分が生きるために必要な枝しか出さず、枝葉も適度な空間を保っています。
それをむやみに剪定すれば、樹木の生理や代謝が狂い、自分で雪や枯葉を落とせなくなる。
『透かし』は、樹木が自律的に生きていた頃の力を取り戻してもらうための作業であるとも言えるでしょう。

人工的な仕立て木はありますが、木がなるべく自然に生きられるようになってくれればと思います。
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