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庭づくり

土を留めて水を止めない

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土を留めて、水を止めない。
これが、今行っている作業です。

石段や石積みで土を留めていますが、石で土を留めれば、表面や地中の水もそこでブロックされます。
ブロックされればそこに水が溜まり、大きな力となって、軟らかい所を探して壊していく。
そうならないように、石の下地や裏込めに軽石を使って、石の隙間から水が染み出していけるようにしています。

oodate (2)

土留めには枕木も使っていますが、これも同様。
軽石が水を通してくれることにより、枕木の乾燥状態が保たれるので長持ちします。

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現場の土は、腐植層が無く、切り土された底の土。

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締まって硬くなった土をほぐし、そこに木炭とバーク堆肥を混合して、サラサラの状態に変えていきます。

oodate.jpg

法面も、角度が緩やかであればそれほど崩れません。
左側に石が少ないのは、右側よりも空間が広くだらかな地形にすることができたために、土留めは施さずに土壌改良のみを行っています。

石積みは、自然界で言えば崖であり、緩やかな傾斜は丘陵ということになるでしょうか。
自然界の緩急はとても理に適っていますが、理に適った姿は強くて美しい。
そんな庭になっていけばと思います。
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