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庭の設計

凍み割れのしないアプローチ

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昨日とは打って変わり、今日は吹雪。
寒波到来で暴風雪警報が出るなど、本当に寒い一日でした。

そんな中で訪れたこの庭は、寒い中でも目に暖かい。
その秘密は、レンガや敷石、砂利、石積みなどに、暖色系の素材を多用していること。
それに加えて、この時期は芝生の色も同化するので、雪が降り積もる前の寒い季節に暖かさを醸し出してくれています。
庭はデザインも大事ですが、素材の色が人に与える印象も大切ですね。

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今日は外気温が-4℃と、今年一番の寒さ。
寒さで気になるのが凍結によるひび割れですが、このアプローチにはセメントを使っていないので、その心配もありません。

sekou (1)

こちらはその構造図ですが、レンガは透水性に優れるので底に水がたまらなければ凍み割れの心配も無く、ここではレンガの床材として軽石を敷き、暗渠管も設けているため、帯水しない構造になっています。
加えて、通常のレンガ敷きと違い、レンガを縦に埋め込んで路盤に厚みを持たせていることも丈夫な要因です。

sekou (2)

こちらはその施工手順。

視覚的な暖かさに加えて、凍らない環境を作ってあげることも大事なこと。
地下でも地表面でも、水が停滞すれば植物は育てず、冬は凍って人工物も傷む。
目に見える景観美を持続させるには、敷地の状況に合わせて、見えない所をしっかりと作ってあげたいものです。

※この工法は、この敷地条件に合わせて考えたもので、こうした方がいいというものではありません。
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