杜の木漏れ日

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弘前城公園の桜

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先日、弘前城公園の桜を見に行ってきました。
お堀の桜です。
植栽間隔は5mぐらいと、けっこう狭いのですが、かなりコンパクトな樹形をしているせいか、窮屈さを感じさせません。
幹の太さのわりに樹高も低く抑えられているので、2連梯子で届きます。
これは、津軽名産のリンゴの樹形と剪定法が活かされているとのこと。
テングス病や枯枝の剪定なども行ないやすいことでしょう。

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傷んできた古い太枝を若枝に更新させている様子。
これが日本一といわれる弘前の弘前たるところで、「桜切るバカ」の常識を覆したやり方。
園内の桜はほとんどがこのような形をしています。

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空洞に不定根を発生させ、地下へと誘導している様子。

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切り口の処理。
数種類の殺菌剤に墨汁を混ぜ、特殊調合されたものを塗布しています。

施肥が行なわれたシダレザクラの古木(弘前城公園)

花が終わった後には施肥を行い、根の活発化のために土壌改良を行なっています。
枝の更新で木の若返りを図り、寿命60年のソメイヨシノを100年以上持たせるのだそうですが、剪定で受けるダメージは施肥や土壌改良でまかない、木に力を付けさせることで補っていくのだそうです。

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日本一太いといわれる桜。

この日は、緑地協会と公園管理のお二人の樹木医さんにお話をうがってきました。
桜の管理や木に負荷を掛けない剪定の話、街路樹の話、庭の話など、いろんな話をうかがいましたが、「木に寿命は無い。」という言葉がとても印象的でした。
お忙しいところ2時間も時間を取っていただき、本当にありがとうございました。

今度の剪定講座では、実際の木を使って、この日の収穫などもご紹介したいと思います。
お楽しみに。

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オマケは、公園から見える岩木山。

Comments 2

紅の葉  

oyabinさんへ

大学でサボったので、今ごろ勉強しています(爆)。

弘前は岩木山がきれいでした。
今度は岩手山の見える所に勉強しに行きたいです。
次はoyabin先生のガーデニング教室に申し込みたいと思います^^。

2009/09/07 (Mon) 18:56 | EDIT | REPLY |   

oyabin  

なるほど、勉強になります

2009/09/07 (Mon) 06:52 | EDIT | REPLY |   

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