サツキの移植

大面積のサツキの寄せ植え。

密植のサツキには刈込み剪定が行われることが多く、刈り込みは萠芽を助長するために、枝葉が密生していきます。
限られた空間の中で木同士がひしめき合っている状態は、満員電車の中でおしくらまんじゅうをしているようなもの。
ギューギュー詰めの電車から降りるとホッとしますが、このサツキたちにも息抜きをさせてあげたいと思います。

現状を打開する方法は2つ。
この状態のまま枝を抜いて内部の日照や通風の改善を図るか、掘り取って手入れをし、間隔に余裕を持たせて植え替えてあげるか。
ただ今回は、板屋根を掛けていた雪囲いの簡略化を図る目的もあり、後者を選択。
大きな寄せ植えを、たくさんの小さな群落に変えて、敷地内に分散させることにしました。

サツキは100本以上ありますが、さてではどこに植えましょう。
ただ植えるのではなく、木を植えることでより景観が高まるような所を探します。



ということで、こんな感じに植わっていきました。
枝葉がもう少し充実してくると、もっと雰囲気が上がっていくでしょう。
樹木の健康と庭の景観は比例します。
そうなっていくよう、手入れに努めていきます。
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