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徒然

自彊不息

突然の訃報を受けて長野まで。
大学同期が集まって、しめやかに彼の旅立ちを見送った。

思えば長野まで来るのは二回目。
故人の結婚式以来だから、あれからもう30年近く経つ。

お斎では、故人をしのびつつ、みなで思い出話を語り合った。
同期は9人いる。
昭和の体育会だから、理不尽そのもの。
苦しくも厳しい、辛いことばかりの青春時代を共に過ごし、同じ釜の飯を食った仲間。
そんな仲間たちが、九州、中国、四国、関東、北信越、東北から集まった。
みなが集まるのは何年ぶりだろう。
年相応に、体形も髪の色も量も変わり、病気や飲んでいる薬、家族の介護の話なども出てくるが、そんな同期たちの近況を、きっと故人も聴いていただろう。
みなで遺影に杯を傾けつつ、昔のように酌み交わした。

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会場には、故人の思い出の品が置かれていた。
額に入った色紙には、『自彊不息(自彊止まず)』と書かれている。
卒業記念にみなが師範からいただいた言葉で、額の中には9人そろった卒業写真も入っていた。
母校に誇りを持ち、仲間を大切にした故人の思いが伝わってくる。

『自彊不息』は中国の言葉で、「自ら進んで努め、励んで怠らない。」という意味。
久しぶりにこの言葉を聴いて、背筋を伸ばしながら帰途についた。
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