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街の緑1(勉強及び視察)

悲しい桜

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秋田市内で見かけた桜の木。
枯れたのか剪定したのか芯が無く、わずかに残った下枝が道路側に伸びている。
この枝もまた、車の邪魔になるからと、いつか切られてしまうのではないかとヒヤヒヤする。

そして、どうにも気になるのが、幹に巻かれたゴミの看板。
秋田市では、届け出の無い不法看板は行政が強制撤去すると聞いた。
一方で、必要な掲示物は許可を申請して管理者が認可をすれば、街路樹にも取り付けることができる。
市内でゴミの看板を見たのは初めてだが、交通安全の看板などは街なかの至る所で見かける。
ただ、長期の取り付けは木が傷むから、あまり感心しないし、見ていて気持ちが良くない。

この桜の看板は、まだ管理者が発見していないのか届けを出してそうなっているものなのかはわからないが、木姿からも、「無関心」や「無頓着」という言葉が頭に浮かぶ。
誰からも関心の持たれない樹木は悲しい。
花が咲いた時ぐらいは、ここに桜があることに気付いてもらえるのだろうか。

街路樹の姿には、その街の意識がそのまま表れる。
秋田市には街路樹愛護会というものがあり、市民の協力で並木を守っている地域があると聞く。
行きずりで出会ったこの桜にも、愛護の精神が伝わることを願う。
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