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街の緑7 杜守Club

気の毒な街路樹

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今週は北秋田市で仕事。
現場までの道すがら、県舎前の街路樹が棒のようになっていて驚きました。

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この並木には昨春、警察署が取り付けた交通安全の看板が針金巻きされており、通りに面する警察署と道路管理者である北秋田地域振興局にお知らせし、撤去されたということがありました。
看板取り付けの申請は警察署から秋田県になされますが、事務的な手続きだけで現場の確認が行われないとこうしたことが起こります。
これは街路樹剪定でも同じことで、適切な仕様書があっても担当課が現場に立ち会わない時などにブツ切りが起こる時があり、この並木もそうなのかはわかりませんが、良い状態でないことは確か。
針金巻き同様にブツ切りも樹木を傷付け、倒木事故に繋がる危険な行為であることを振興局にお話ししていました。

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さらに遡ると、2010年には真夏に枝を切り落としていましたが、この年は冬夏の2回に丸坊主になりました。
この通りでは、この数年前から毎年ブツ切りされてきたように記憶していますが、今年は剪定というよりは枝打ちで、どんどんエスカレートしているようにも思えます。

県の街路樹といえば、2017年にお隣の山本地域振興局の主催で、街路樹講演会が行われ、県北部の各振興局関係課の方々も参加されました。
その際、北秋田地域振興局は参加されず、その翌春にまたブツ切りになっていたために、担当課に講演資料を提供していたという経緯もあり、あまり活かされていなかったことを残念に思います。

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こちらは、北秋田振興局にあるケヤキの木。
剪定位置が正しく、切り口周囲からカルスが巻いてきています。
庁舎の樹木管理を行う課と街路樹の管理課は違いますが、同じ庁内にある課なので、こうした良例を共有したらどうかと、庁舎管理の課の方にお話ししました。

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この日は、街路樹の担当課ともお話しできましたが、口頭ではわかりにくかったかもしれず、翌日、ブツ切りをしなくてもよい方法や、樹木を腐朽から守る剪定方法、ブツ切りされた木を自然樹形に再生する方法等、必要と思われる資料を提供しました。
県道なので、一県民として好例の資料を提供しましたが、ブツ切りは市民要望が反映されたものとのことで、他市民である私にできるのはここまで。
ただ、事情がどうあれ、その解決がブツ切りでは断じて無いので、この街に合う方法が見つかることを願っています。
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