里山の庭手入れ
2020年03月17日

作庭から12年経った雑木の庭の手入れに伺いました。
コナラやヤマザクラ、ケヤキなど、近くの山に自生する樹種を植えた庭ですが、.親指ほどに細かった木々も大きく成長し、庭というよりも里山の風情。
樹々はすでに2階建ての屋根を越え、当初のイメージだった「森の中の家」の様相を呈してきたようです。

今回は、家に掛かる枝と隣地に向かう枝を剪定しつつ、林床に日が入るようにしていきます。
野に生える木は野にあるように。
野木だけに、野透かしという方法で幹から太い枝を抜いていきます。

完了。
樹高8m以上の高木を20本程度、二日で何とか仕上がりました。

隣地との境。
枝を残すとすぐ伸びて行くので、幹元からきれいに外します。
(参考 『崖の前にある木は崖側に枝を出さない』)

下から見上げてみます。
新緑の頃には爽やかな木漏れ日が降ってくるでしょう。
楽しみですね。
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