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垣根づくり〈竹垣、板塀等)

里山の循環を庭に(剪定枝の利活用)

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この間剪定した雑木の枝です。
野透かしという剪定は幹や太い枝の付け根で抜いていくので、4.5mほどの長さの枝が40~50本は出たでしょうか。
枝を捨てればゴミとなって処分代が掛かりますが、活かせば素材になり、材料費もタダ。
もちろん、これを使わない手は無く、庭から出たものは庭で活かします。

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ということで、隣地との目隠しに垣根を作ることにしました。
まずは枝を片しながら部材を作っていきますが、枝を捨てるにしても積み込みしやすい大きさにこなすので、どちらにしても必要な作業です。

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太い枝は柱に、長い枝は胴縁に。
仕込みの際、枝がY字になるように切ってあるので、そこに長い枝を乗せていくと便利。

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骨組みができたら、縦横に枝を差し込んでいきます。

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そして、さらに細かく。

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裏面ができたら今度は表。
求める目隠しの濃さに合わせて、細かい枝を差し込んでいきます。

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完成。
作り方にこれだというものは無く、ある程度の強度を持たせながら、自分の感覚で作っています。
竹垣のように緻密ではありませんが、これが粗朶のいい所です。

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全長で15間ほどになったでしょうか。
4t車1台分以上の枝が出たと思いますが、ほぼ使い切りました。

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雑木の庭に雑木の枝でつくった垣根があるのは自然。
あまりきっちりしていない方が、里山然とした庭には合いますね。
当地に自生しない竹で竹垣を作るよりも、昔から土地にあるもので垣根をつくったほうが秋田の風土に適っているようにも思います。

里山の雑木林は「薪炭林」と呼ばれて、薪や炭を作りながら更新循環されてきた林。
その枝は畑の柴にもなり道具にもなり、暮らしの知恵で様々な使い方をされてきました。

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今回も、太いものは薪して積んだり、

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くり抜いて筧にしてみたり、いろんな使い方をしてみました。

里山の木々は暮らしと共にあり、日々の暮らしに活かすためにある。
里山の木々を植えた庭もまた、昔ながらの暮らしに習っていければと思います。
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