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作庭紹介

2つのテラスがある庭

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4月初めの頃、昨秋つくらせていただいた庭にショウジョバカマが咲いてきました。

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それから3週間、テラス周りには乙女椿が咲き、ミツバツツジも色付いてきています。
ベージュ色のテラスは暖かみがあり、まだ肌寒い中でも庭に出てきたくなります。
もうすぐここは緑に包まれて、静かな戸外室になるでしょう。

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そんな春の移り変わりを楽しみながら、庭にもう一つのテラスをつくっていました
庭奥のテラスに向かう起点となる、家付きのテラスです。

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コンクリート通路から繋がるテラスは、そのまま延長すると狭く感じるため、使い勝手がいいように幅を広げています。
ここから庭を眺めるための縁側の役目を果たしつつ、ちょっとしたバーベキューなども楽しめるでしょう。

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庭との段差は10㎝ほどありますが、厚さ9cmのレンガをモルタルを使わずに仕上げるために、外側を御影石と寒風石で止めて、強度を持たせています。
こちらのレンガは赤系にしていますが、これは建物に合わせたもの。
2歩分だけ据えた飛石は、テラスと庭を明確に分けないように出入りを付けて馴染ませつつ、道を示すことで、訪れた人を奥のテラスへと誘います。

terasukadann (2)

逆方向から。
通路からそのまま伸ばせば長方形になりますが、ランダムな方が広く感じ、庭との繋がりもよくなります。
周りに草花が植われば形がもっとぼやけて緑と入り組み、ボーダーレスの庭になるでしょう。

terasuniuwa (2)

樹々の中を行く砂利の小道。
昨秋、庭内の砕石の道に侵入していた芝を砕石ごと張った道です。
そこに、マルチで敷いていたバークが塩梅よく入り交じり、こちらもボーダーレスになってきました。

この庭は、白神山地へと繋がる庭
「繋がる」ということは、「一続き」、「つらなる」、「分れていない」ということ。
自然界に境目が無いように、庭の中にも境目が無くなり、そんな庭と自然が繋がっていけばと思います。

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二つのテラスの間にあるブナの新芽が出てきました。
いよいよこの庭も、芽吹きの季節。
外出自粛が続いていますが、こんな時こそ、庭で過ごしたいものです。
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