FC2ブログ
メディア掲載記事

13枚の感謝

お世話になった記者さんが記者生活を終えられたと聞きました。
思いつくままに取材いただいた記事を拾ってみると、庭のこと、街路樹のこと、町内会のこと、こんなに出てきました。
他紙や他記者からも取材は受けてますが、最も多く取材いただいたのはこの記者さんでしょう。
よくぞここまで現場に足を運び、話を聴いてくれたものだと、今さらながらに感謝であります。

hokuukiji-o (1) hokuukiji-o (5) hokuukiji-o (7) bunakadan.jpg hokuu-0.jpg

hokuukiji-o (2) hokuukiji-o (6) hokuukiji-o (8) hokuukiji-o (9) hokuukiji-o (10) hokuukiji-o (12) hokuukiji-o (14) hokuu.jpg

初めて取材いただいたのは、2007年の住宅特集の中の庭の紹介記事。
それまでもその後も、一つの庭をこれほど大きく取り上げたのはこの時だけだったと記憶していますが、構成や写真、文章力はもちろん、一般紙の記者がこれだけ専門的な内容を書けることに驚いたものです。
この翌年、こちらの庭は庭園専門誌で紹介されますが、記者が書いてくれたこの記事は、全国的には全く無名だった田舎植木屋にとって、大きな信用になったことを覚えています。

2008年に企画開催した街路樹勉強会は、ブツ切りだった能代の街路樹を変えるんだと、植木屋の良心と誇りに掛けて、行政に挑んだ日。
極度の緊張状態で2時間話し続け、終わって取材を受けた時は放心状態だったことを覚えています。
この一月後、能代市はブツ切りを改め、自然樹形管理へと方針を変えたのだから、何とも有り難い記事でした。

2012年には、埼玉県久喜市の市議団が視察で来能。
案内役を引き受けましたが、全国初で街路樹条例を策定した街の議員団が能代の街路樹を見に来るとは、誰も想像しなかったでしょう。
能代の緑が全国から注目されていることを市民に知らしめてくれた記事です。

などなど、取材時の思い出は尽きませんが、記事で紹介いただいたことのほとんどは、庭を知ってもらいたい、街の緑を良くしたい、地域を楽しく盛り上げたい、という一念で企画開催したもので、記事はそのための大きな力になりました。


以上は私自身の感謝ですが、庭の世界にいる者としても、記者にはお礼を言わなければなりません。
私は、新聞は、何をやっても「造園業者」としか書かないことをひどく嫌ってきましたが、私たちのことを「庭職人」とか「庭師」、「造園師」と書いてくれたのは、この記者さんだけでした。
造園業界もそうですが、常識や固定観念、既成概念を疑わない人たちを変えていくのは大変なこと。
組織にいればなおさら変えにくいことをとらわれずに書き、世間一般が持つ私たちへの印象を変えてくれたことは、本当にありがたいことでした。

ここに載せた記事は13枚。
最後の取材は2019年でしたが、この13年間、毎年のように取材いただいたことになります。
私自身が人生で最も燃え、充実していた時期に、最高の記者さんに出会えたことに、あらためて感謝したいと思います。
記者生活、本当にお疲れさまでした。
関連記事