FC2ブログ

Welcome to my blog

道具

名人を味わう

togi (2)

剪定シーズンを控えて、道具の養生。
冬期剪定で酷使した剪定鋏を修理に出してきました。

左が1年前に購入したもので、右が今冬に手に入れたもの。
タイプは違いますが、どちらも左利き用です。

右の鋏は、バネの調子を見てもらうために購入した鍛冶屋さんに持っていくと、その日のうちに直してくれました。
左は市販のものですが、ストッパーが壊れてしまっていたのをついでに見てもらうと、こちらも併せて直してくれました。
どちらも刃を研いでくれたので、助かりました。

togi (4)

待っている間、事務所の壁の色紙を見ていました。
『ひとつのことでもなかなか思うようにはいかないものです。だからわたしはひとつのことを一生けんめいやっているのです。』
と書いてあります。
職人とはこういうものだと思いつつ、自分もこうありたいと思いつつ、私は不器用だからひとつの仕事しかできなくて、まだまだこの仕事も満足にできていない。
おまけに、ひとつの中のひとつのことにもいろいろと悩みます。
『みんな違ってみんないい』という言葉がありますが、みんな違うからこそ、それぞれのことに悩むのです。
などと考えているうちに、二つの鋏が出来上がりました。
この二つも違うのに、よくぞ直してくださいました。

「宣伝は一切しない」とのことでお名前は伏せますが、口伝で全国から発注が来るとのこと。
心技体が充実しているからこそ、それぞれの要望に応えられるのでしょう。
まさに名人の域です。

この名人の鋏は、スウェーデン鋼、青鋼、白鋼と三種類ありますが、前回購入した鋏は、たまたま作り置きが残っていたスウェーデン鋼でした。
今度は、自分の手に合わせた頑丈な物をということで、青鋼で作ってもらうことに。
ピカピカのスウェーデン鋼は少し滑るので磨きを入れずに、持ち手も少し長めに変えてもらいます。
出来上がりは7月とのことで、今から楽しみです。

togi (1)

鋏ができたら、ちょうどお昼。
名人級のラーメンをいただいてきました。
大館は、名人が多いですね^^。
関連記事