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作庭紹介

雪囲いの要らない庭

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今日は午後から秋田市まで出かけ、現場の下見と点検をおこなってきました。
この庭は7月に完成した庭ですが、http://konohanoniwa.blog61.fc2.com/blog-entry-145.html
見る度ごとに、庭が家や周囲の環境に馴染んできていることを感じ、とても嬉しく思います。

今は雪囲いの時期ですが、この庭は山の木ばかりを植えた庭なので、雪囲いは一切要りません。
それでは商売上がったりなのでは、とよく言われるのですが、私の目指す庭は、実はこんな庭なのです。

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砂利を叩き込んだ山道に周囲の苔が侵入、道の輪郭がランダムになり、より野趣味が出てきました。
ここは野鳥を呼ぶための庭です。
どうしたら人の気配を消せるかということを考えてつくった庭なので、このような時間の経年変化がさらに庭の雰囲気を盛り上げてくれます。

IMGP6358.jpg

ウメモドキの実が赤く色づいていました。
山のウメモドキの実は小さいですが、その分、清楚な可愛らしさがありますね。
この庭には、人工的な庭の美しさはありません。
自然そのままの姿もまた、雪国の庭の風物詩です。

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12 Comments

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遊庵さんへ

紅の葉  

2009-12-10 17:42

こちらこそ、ご無沙汰しております。
作庭後の苔の広がりを見ると、庭が土地に馴染んできていることがわかって嬉しいですね。
夏にはカマキリの巣も出来ていましたが、昆虫や小動物が住むようになると、また嬉しいです。

京都は紅葉も終わりとのこと、こちらは、朝晩は零下になるのですが、雪が無いので冬という感じがしません。
でも、まだ雪囲い作業が残っていますので積雪が無いのはありがたいことです。
外仕事をする人たちのためにも、空の神様にはもう少し我慢していただきたいところですが^^。

それはそうと、ブログの開設、おめでとうございます。
それでは早速、拝見させていただきます。

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ご無沙汰です

遊庵  

2009-12-08 22:35

ご無沙汰です。
冬到来ですかね?

こちらは紅葉が終わりです。

写真の庭、苔が感じ良いですね。
夏を越しての広がりだから土地に合っているのでしょうね。

材料として手軽に手に入るのは杉苔だけで、注文で地苔。
その他を言うと帰ってくる答えは「難しいですね」。
人様の山に行ってなんて出来ませんしね。
段々と材料の入手が難しくなって来ました。

自分で育てるしかないのかな~等と思う様になってきましたよ。

ブログ始めましたんで覗いてみて下さい。

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ハタハタ美味しそう!

紅の葉  

2009-12-08 07:20

ハタハタ、美味しそうですね。
美味しいといえば、すずちゃんさんの絵手紙も、とても味のある作品でした!
コメントのほうで小西さんについて触れましたが、以前、私のブログでも紹介しております。
こちらの記事の下のほうに、小西さんの絵手紙と本、小西堂さんへのリンクなどが付いていますのでご覧下さい。
http://konohanoniwa.blog61.fc2.com/blog-entry-55.html
県の広報誌の表紙の絵を描かれている方ですので、きっとご存知かと思います。

>古いものから新しいものを創造していく
庭づくりは温故知新ですね。
古いものを時代に合わせて現代の庭に蘇えさせること、これもまた庭師の醍醐味です。
創造といえば、12月6日のさきがけ新報の5面の「ものづくり 匠の技5」という記事に、飛騨の左官職人の挟土秀平さんの記事が出ていました。
この方は以前、NHKのプロフェッショナルにも出られた方です。
左官屋さんといえば、今はコンクリートを扱う人のように思われていますが、本物の「左官」は漆喰や土蔵の土壁など、土を扱う職人のことです。
挟土さんも若い頃はコンクリートを塗る左官屋さんだったそうですが、本物の左官になりたいと独自で土を勉強し、試行錯誤を繰り返しながら、創造的な塗り壁を編み出していかれました。
国のくくりでは、左官も造園も建設業ということになるのですが、挟土さんのように創造的な仕事をする人は、建設業の工事屋さんとか技術屋さんではなく、やはりモノを創る職人さんですね。

挟土さんは岐阜県の方ですが、利休の弟子の古田織部も美濃の国の茶人でした。
織部が考案したとされる灯篭に織部灯篭があります。
私も何度か庭に使ったことがありますが、特徴的な形をしていますので、すずちゃんさんもどこかで見たことがあるかもしれません。
この織部灯篭は、こちらの記事の「彗星の庭」という所に出てきます。→http://www.shirakami.or.jp/~niwaya/07-garyou.htm 
岐阜県には創造力豊かな庭を作る方がたくさんいて私も刺激を受けていますが、昔からそういう土地柄なのかもしれませんね。
秋田ももっと頑張りたいです。

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今夜はハタハタの味噌汁でした!

すずちゃん  

2009-12-07 20:38

最近は、お醤油で豆腐、ネギと煮付けるのが定番でしたが子供の頃、味噌汁で、ブリコをズルズルと食べるのを思い出し今夜は味噌仕立てでした。これに能代のネギは欠かせませんね!

庭師さんと言うと、昔ながらの仕事をキッチリこなす、と言うイメージを持っていました。ですから、紅の葉さんのように、古いものから新しいものを創造していくと言う姿勢がとても新鮮に感じられます。

千利休は、お茶人であり、また政治にも大きな力を発揮した人物ですね。お茶の御点前を見ると、実に合理的に1つの流れとなっていますよね。静謐な中で、お湯のたぎる音を聞きながらの時間は良いですよね。

紅の葉さんのブログを知り、本当に嬉しく思います。
冬に向かい、一本、一本の樹木に愛情を込めて、しばし春までの間、無事に冬を過ごせますようにと、冬囲いをなさるのですね。

私も、若い頃は庭を見る余裕もありませんでしたが、これからは庭の樹木を慈しみたいと思います。

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寒かったです!

紅の葉  

2009-12-07 18:43

すずちゃんさん、今日も雪囲いをしていましたが、寒かったですね。
細い縄を使う時などは手袋を脱ぎますので、ホントに寒かったです。

すずちゃさん、お茶を習われていたんですね!
今はゴルフをやるのがステイタスになっていますが、昔は殿さまや財界人の遊びといえばお茶でした。
若い人たちにも是非やってもらいたいと思いますが、茶道を極める!というと堅苦しく感じるかもしれないので、お茶を楽しむという程度でもいいのではないかと思います。

箱根の強羅という所に白雲洞という茶室があるのですが、山の地形を利用してつくられた野趣味ある茶席で、腰掛待合に風呂が付いていたり、茶室なども囲炉裏のある田舎屋のような雰囲気で、茶道の形式や作法にこだわらない、流派を超えた茶席でした。
若い頃、茶庭を覚えたくていろんな流派の庭を見て歩きましたが、マニュアルを覚えようとしていた私にはこの庭の素晴らしさが理解できませんでしたが、4年前に再訪してあらためて見た庭はとても衝撃的で、「とらわれない」ということの凄さを痛感しました。
既成概念や固定観念を超えた自由な発想こそ創造の源で、それが真の伝統なのだと思ったのもこの頃です。
怒られるかもしれませんが、この庭のように、流派や作法などとあまり小難しく考えずに、基本は楽しく、自分のやり方で楽しくお茶を点て、みんなで楽しくいただく、そんな中で、日本の文化や自然に触れる、という感じでもいいのではないかと思います。

千利休といえば、私が利休を素晴らしいと思っているところは、「当たり前のことを当たり前にやる」ということをとても大切にしているところです。
最近の能代市広報の市長さんのエッセイでも利休と弟子の逸話が紹介されていましたね。
当たり前ということは本当に難しいと、今さらながら思います。

職人は、日々、自分の当たり前のレベルを上げようと精進する生き物です。
職人の端くれである私の手は寒さでヒビわれそうですが(笑)、昨年よりも上手に、早くできるようにと、明日も凍えながら、雪囲いを頑張ってきたいと思います。
ということで、ご飯が出来たようです^^。

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強風!

すずちゃん  

2009-12-07 14:14

今日はお休みで、外へ出たら台風みたいな風!(>_<)
信号が、風でちぎれて飛ばないかと思うくらいです(>_<) 最近の風は凶暴ですね!浅内で竜巻もありましたが。

昔、昔にお茶を少しやっていて、千利休を少し知っています。織部のことは良くわかりません。
日本の古い伝統的な美しさに惹かれます。
茶道などは「日本の心」ですから、若い人にもっと広がッたらと思うのですが、お金がかかる事もあるのか、家元制度のためか、なかなか若い人には敬遠されますね。
今度、「粋」へ行くのが楽しみです。 

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すずちゃんさんへ

紅の葉  

2009-12-07 13:16

「粋」を「枠」、米か木になると「いき」から「わく」になる、日本語は楽しいですね(^^)。
「わく」だけに、ワクワクするような美味しい料理が出てくることでしょう(笑)。

粋さんの庭は全てお任せでしたが、寿司屋さんや蕎麦屋さんなど、飲食店の庭はどこも同じような庭になりがちなので、そんなイメージを壊したいと思ってつくりました。
千利休が目指したような本質的な庭も好きですが、古田織部のような前衛的で洒落た庭も好きです。
粋さんの庭は、私の目指す自然な庭とは対極を行く創作の庭ですが、そこに相応しいものということでは同じです。
自然と創作のどちらも自分、既成の「枠」にとらわれず、自分の中のいろんな可能性を探っていきたいと思います。

絵手紙、楽しそうですね。
帰ったら、ブログ拝見させていただきます(^^)。

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すずちゃん  

2009-12-07 09:57

職場の会で誰かが、間違って『枠』と書いてて笑ったことがあります(笑)正解は『粋』です(^_^;)

入った瞬間に『良い感じだなぁ~♪』と思うお店ですね。雰囲気も良く、料理も美味しく、若いスタッフさんも対応が良く好きなお店です。お値段もお手頃ですね。

お庭、今度、行く機会があればゆっくりと拝見させてもらいます。

日曜日、絵手紙を描いていました。
ブログにアップしていますので良かったらご覧下さい。
小さな趣味ですが、10年くらい前に郵便局の講座に行ったのがキッカケでした。
無心に描く時間は、自分をクリーニングする時間でもあります♪

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すずちゃんさんへ

紅の葉  

2009-12-06 21:31

今日は天気が悪いので仕事を休みにしました。
自宅は山に囲まれているので風もたいしたことないですが、山の上の木が揺れていて、ゴウゴウと風の音が聞こえてきます。

ご友人の方がうちのHPを見ておられたとのこと、マイナーな田舎植木屋のサイトを見てくださって、本当にありがたいです。
私に庭をつくってもらうのが夢とは、私も夢のようです^^。

造園屋さんはそれぞれに作庭観が違い、得意とする庭のつくり方がありますので、ご依頼をいただいた時はいつも、本当にうちのやり方でいいのかどうかを確認していただくために、これまで作った庭などを必ず見てもらっています。
ご連絡いただければいつでもご案内いたしますので、よろしくお伝え下さい。
その時は、すずちゃんさんも、是非いらして下さいね^^。

粋さんの庭は、一昨年の夏に作庭させていただいたのですが、なかなか面白い仕事でした。
こちらで紹介していますので、よろしければご覧下さい。
http://www.shirakami.or.jp/~niwaya/07-suisei.htm

粋さんは、能代で食事をする時や県外からお客さまがこられた時など、庭に面した部屋をよく利用します。
こちらのほうでもお会いできるかもしれませんね^^。


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風が強いですね。

すずちゃん  

2009-12-06 19:43

昨日、長い付き合いの友人とお昼を一緒にしたときのことです。彼女いわく、もう2年で退職したら、紅の葉さんにお庭を造ってもらうのが夢だと言い、私は驚きました。白神ネットでF造園さんを知ってたとの事。不思議なご縁に驚きました。
『粋』は何回か行った事がありますが、そこも紅の葉さんの作られたスペースとか。近代的和風とでも表現したら良いのでしょうか。今度、行ったら、ジックリ拝見して来ます。図書館へ行く時は拝見して来ます、ありがとうござします。

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すずちゃんさんへ

紅の葉  

2009-12-06 18:42

ご両親のお庭のお話、ありがとうございます。
家や庭を持つことは、人生の中の大きな夢でもありますね。
それを形にし、ご家族の夢を叶えるのが作庭者の仕事。
責任の重さとともに、大きなやりがいを感じます。

私が自然な庭を作りたいと思ったのはもう20年以上も前のことなのですが、思い続けているといつかは実現するものですね。
ここ数年でそのようなご縁をいただく機会が増え、とても嬉しく思っています。
住み手と作り手の思いが一致し、庭をつくる喜びと庭で暮らす喜びを共有できるのは、庭をつくる者にとって最高の喜びです。
これからも、一掃精進していきたいと思います。

市立図書館のロビーに「庭」という本があるのですが、バックナンバーの183号の「作庭私論」というところに、なぜ私が山の木を植えるのかを詳しく書いてあります。
http://konohanoniwa.blog61.fc2.com/blog-entry-46.html

図書館にお立ち寄りの際にでも、よろしければご覧下さい^^。

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野趣味の魅力

すずちゃん  

2009-12-05 00:43

うちの両親は、『家を建て、池のある庭に住む』と言うのが夢だったそうです。
まずは松が2本。春にはレンギョウ。海棠。初夏にギボウシ。藤棚。馬酔木。と四季の移ろいと共にお庭に咲くお花も代わって行きます。これは昔ながらのお庭の定番かも知れませんね。
紅の葉さんの、自然のままのお庭、と言うのは新しい発想かも知れませんね。
明日、二ツ井のグループホームに見学に行くのですが、もしかしたら紅の葉さんの所を通るかも知れませんね♪
いつか、ご挨拶できたら良いなと思います。

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