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戯言

名称問題

能代工業高と能代西高が統合となり、公募で新名称が「能代科学技術高校」になるとのこと。
それに対して、能代工のブランド名を残してほしいと、市内外から再考を求める声が上がっていた。

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最近の紙面を賑わしているこの話題、今日の地元紙にも、「消える能代工」というコラムがあり、「公募を振りかざし、錦の御旗にするのは教育的とは思えない」などと、決定権のある秋田県に異議を唱えている。
相手高も能代市内の高校で、そちら側の卒業生からは、「公募で選ばれ、両校関係者で話し合って決めたプロセスを大切にしてほしい」という声が上がる中で、公平性が問われるメディアが一方に偏った記事を載せていることに違和感を覚えた。
伝統ある名前を残したい気持ちもわかるし、能代のシンボル的な存在であることもわかるが、新聞が個人的な意見を一面に書いているのは、見ていてあまり気持ちがよくない。

自分的には、能代農業高を前身とする能代西高との統合なので、「東京農工大」のように、「能代農工高」がわかりやすいのかなとは思ってはいるが、それこそ個人の意見で、それを表に出そうとも思わないし、両校の関係者が決めればいいことだと思っている。
数年前、能代北高と能代商業が統合になり、新名称は「能代松陽高校」となった。
これについての異論はあまり出なかったと記憶しているが、それだけ能代工業の名前は全国レベルだということで、県外からも惜しむ声が上がっている。

実は、決まってから変更の要望が出るということには、あまり良い印象を持てないでいた。
10数年前、能代市と山本郡の7市町村の合併が進んでいた時、公募で選ばれた「白神市」について、「白神山地は青森県の山だ」という他県の声もあったけれど、能代市側から上がった、「なんとしても歴史ある『 能代』の名前を残さなければならない!』という声が大きく、それに郡内町村が反発し、合併そのものが白紙になったことを思い出すからだ。
そして、合併から取り残された能代市は二ツ井町と合併し、やはり、何としても残したいという「能代市」になった。
名前が一方に偏ると、対等合併であったにも関わらず、旧能代市側の中には「二ツ井町を吸収した」という意識を持つ人もいたりして、吸収?された側の二ツ井の人間である私は、この時の二ツ井町と能代西高を重ねて見てしまい、西高側が肩身の狭い思いをしなければいいなあ、などと心配をしてしまう。

どう落ちつくのかはわからないけれど、名前がどうであれ、未来ある高校生たちを快く応援してあげられるような雰囲気になればと願っている。
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