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庭の手入れ

雑木の小庭7年目の手入れ

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施設の玄関前の小スペース。
7年前に、敷地の裏山から山の木を移植した庭です。

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もともとここにはナナカマドが植わっていて、水はけの悪さから枯れてしまいました。
今の庭は、植え替えの時に土壌改良を行って高植えしたこともあり、生育はおおむね良好。
ただ、その後に生えてきたネムノキやススキが繁茂して、木々が窮屈な思いをしています。

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剪定後。
ネムノキは木々に触らない裏側を背景として残し、林床のスギナを取り除きました。
フキも後から生えてきたものですが、これは樹木の生育を阻害せず、落ち葉留めにもなり景色にもなるので残しています。

以前、専門誌で「庭を育み守る」という記事を担当した際、そこに『住み分けと空間の分け合いを考える手入れ』と書きました。
それを考えて木を植えても後からやってくる木草もあり、すべて除外して完成直後の状態を維持していくのもひとつの方法ですが、手入れ次第でこうした自然遷移と共存できるのならそれもあり。

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当初の苔は無くなっていますが、もともと、落ち葉が積もるまでの土留めでした。
スギナを除いた後は土がむき出しになったため、落ち葉を足してマルチ。

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落ち葉は、植えた木がもともと生えていた裏山から拝借、いずれはこの庭の木々が落とす葉で林床が覆われるでしょう。

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玄関前に降りる木蔭。
これまでネムノキに空間を占領されていた木々たちですが、これからはのびのびと枝を伸ばしてもらい、玄関前に大きな木蔭をつくってもらいます。
この庭のコンセプトは、建物の表裏を繋ぐこと。
土地の自生樹に包まれた、やさしい空間に育ってほしいものです。
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