能代市との緑の会談
2020年10月06日

「市長への手紙」で能代市に提案していた件について、市から直接お話をしたいとのことで市役所へ。
会議室には緑化に関わる課の課長さんや担当さんが5名ほどおり、1時間ほど会談してきました。


内容は、先日、地元紙に寄稿した案件。
記事には、『植栽支柱が樹木と人間、そして景観に害をなさないようにするには、
①樹木を傷付けない支柱の取り付け方の仕様書を作ること
②仕様書のもとに工事と検査を行うこと
③完工後も定期的な点検を行って不具合が出れば直すこと
④支柱は『仮設物』だと意識して時期を見て必ず撤去すること
等、樹木の管理者が植える時と植えてからのマニュアルを作成し、それが継続される体制を作ることが大切。そして、点検等の軽微な作業には、工事業者や市民の協力を得たい。』
と記しましたが、改善への意見を求められて、このことを話しました。
また、剪定も含めて、そうした市の方針を職員・市民・事業者が継続的に見ることのできる市サイトに載せておくことを要望、皆さん納得されたようです。
お話によると、今日参加していない課とも数日前に会議を持ち、樹木管理に必要な知識と対処の仕方についての情報を提供し、指導を行ったとのことで、緑化業務の多い課と少ない課が一堂に会して連携会議を持ったことについては、最大限に評価をしたいと思います。
各課とも、緑を大切にしていく思いは同じであることは確認できたので安心しました。
不明な点についてはこれからもご指導いただきたいとのことで、その際には協力することをお伝えしつつ、最後に、『能代市の緑化管理は秋田県一』であることを話し、誇りを持って業務に励んでいただきたいと結んで終わりました。
帰り際、市長への手紙の担当課に挨拶に寄りました。
春から同じ提案を3回しましたが、『ご提案は何度でも伝えます』と言ってくれた担当さんには本当に感謝。
一言お礼を述べて市役所を後にしましたが、なんだか、卒業式のような心境でした。
これで、13年に渡る私の提案も一段落、気持ちよく仕事に専念できます。
- 関連記事
-
-
市長への手紙の回答書~植栽支柱の共通仕様書提案~ 2020/10/22
-
県管理樹木の剪定にガイドラインを(県知事への手紙) 2020/10/20
-
能代市との緑の会談 2020/10/06
-
身近な樹木を大切に2 (地元紙寄稿) 2020/09/29
-
ブツ切りを再発させないための提案 2020/04/20
-