『弘前公園に学ぶ、地方創生の街路樹』([景観文化]掲載)
2021年02月05日

このほど、「NPO景観デザイン支援機構」の 機関紙、『景観文化』の最新号が発刊されました。
今号の特集は、【街路樹は日本の景観を変える】。
表紙は東京農業大学客員教授の濱野周泰氏の写真と一文ですが、街路樹にも造詣の深い、造園の専門学究者が解説をされています。
実は、濱野先生は、私も学生時代にお世話になった方。
今号には拙文も掲載いただきましたが、まさかご一緒できるとは思わず、大変ありがたい機会となりました。
ということで、私が執筆したのは、『弘前公園に学ぶ、地方創生の街路樹』という記事。
編集長の井上洋司さんが紹介文を書いてくれていますが、井上さんは、私もパネラーを務めた街路樹サミット2016を聴講されたことが切っ掛けで来県、秋田の自然や街路樹を見ていただいたという経緯があります。
記事では地元の実例紹介をしていることから、先日、能代市と秋田県にも機関紙を寄贈してきました。
市内でも市県道の街路樹剪定が始まったようですが、いかに仕様書のある剪定でも、樹木には、手を入れる人の意識や技術、センスがそのまま表れるものです。
これは、業者さんごとに仕上がりや雰囲気が違うということですが、そんな中でも、樹木を腐朽させずに切り口が再生できる切り方をするということが基本。
これを最低限に行うということが能代市の方針であり、ブツ切りを起こさないための対策としてあります。
そんなことが、能代の街並みには反映されてきたようです。
拙文はコチラからご覧いただけます。
これが正しい方法というものではけしてなく、『弘前方式』のように、
その街なりのやり方を、その街の人たちで考えていこう!という、そんなことの奨励です。
よろしければ、ご覧ください。
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