杜の木漏れ日

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木陰の会パネル展

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市民プラザにはさまざまなサークルの活動が展示されていますが、先日、「木陰の会」というサークルのパネルも登場しました。
この会は市内で造園修行をする若者たちが立ち上げたもので、日頃接している「緑の持つチカラ」を広めるため、様々な活動をしているようです。

パネルのベースは土壁ですが、藁を混ぜた赤土に小枝を埋め込み、ドングリや落葉なども入れています。
20代の若手が、本職でさえやらなくなった土壁の工法を使い、こんなものを作るというのも痛快ですね。
パネルの端々から、モノを創るのが楽しくてしょうがないという気持ちが伝わってくるようです。

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パネルには、木陰の会の活動内容や、会員の皆さんが昨夏、市内の公園や街路樹周辺の温度を測定し、木陰と日当たりの温度差を計測したデータなどが写真付で記されています。

木陰が涼しいのは誰でも知っている当たり前のことですが、このような木の恩恵を意識し、日々の生活に活かしている人は意外と少ないのではないかと思います。
当たり前のことに感謝し、大切に思う気持ちが薄れてくると、街路樹がブツ切りにされるという悲劇が起こります。

「樹木との共生、自然との共生」は緑のまちづくりを行なう行政のキャッチフレーズとしてよく使われますが、木の持つ本当のチカラを知ることが、人と木が共生するための第一歩ではないかと思います。
市民にそのような知る機会を作ろうとするこの若者たちの行動は、本当に尊いものです。
雇われの身でありながら、限られた自分の時間を公共のために使おうとする彼らの志を、我々親方衆も見習わなければなりません。

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私の作庭展にも「木漏れ日の庭」の写真を展示、樹木がどのような仕組みで温度を下げるのかなどを解説していますが、彼らの刺激を受け、新たに木陰の庭の写真を追加しました。

黙っていても何も変わりません。
故郷を良くしたいと思ったら、自らが立ち上がり、行動で示さねばなりません。
木陰の会のパネル展を見て、能代にこんな若者たちがいることを誇りに思いました。

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まちづくり系の公的ブログでも、彼らの活動を紹介してくれています。
能代まちなかブログhttp://blog.livedoor.jp/noshirofan/archives/1023368.html
まちづくりブログhttp://blog.goo.ne.jp/noshiro_mati/e/c3465f693c21708db4fa14c37befd728

Comments 2

紅の葉  

タナゲッツさんへ

ご無沙汰してます(^ー^)。
あと10才若かったら私も木陰の会に入れてもらいたいのですが、残念ながら年齢制限があるようです(笑)。
社会に向けての発信は責任もかかりますが、やりがいはありますね。

今日も作庭展で市民ブラザに来ています。
良かったら遊びに来てみてください(^ー^)。

2010/01/31 (Sun) 14:07 | EDIT | REPLY |   

タナケッツ  

タナケッツより

いつも楽しく拝見しています。福岡造園さんの市民に訴えかける精力的な活動を尊敬してます。次のニュースを楽しみにしています(^O^)

2010/01/31 (Sun) 11:06 | EDIT | REPLY |   

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