朝靄に誘われて

毎朝、子どもを駅まで送るのが日課。
今朝は靄がきれいで、線路越しに川向うを眺める。



視線を落とすと、足元も美しい。
霜は砕石をも絵にする。



川向うを見ていたら、川向うに行きたくなった。
もしかしたら今日は、あの光景を見れるかもしれないと。



橋を渡ると、雪原の集落。
神秘的な光景に息を飲む。



雪原に流れる靄。



靄を追いかける。



靄越しの朝日が眩しい。



振り返れば、茂谷山。
朝靄のゴールはこの山だった。
さて、仕事に行こう。

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