米沢とんぼ返り
2022年11月04日

今月は予定がいっぱいで、雪が降れば高速走行は大儀。
今日しかないということで、急きょ米沢へ。
秋田は雨でしたが、置賜地方は秋晴れ。
用事が終わり、またこの丘にやってきました。

せっかくなので、城址公園を散策。
こちらはすでに、雪囲いが終わっています。
板を組んでいるのは、それだけ雪の量が多く、寒風害が少ないということでしょう。
木材の囲いはごついイメージがありますが、円錐形の林立はなかなか風情があります。

美しい石のアーチ橋。
カモが泳いでいますが、橋の名前は「舞鶴橋」というそうです。

自然石の親柱が目を引きます。
置賜と言えば、高畠石。
山形には石橋が多いそうですが、この作りは特徴なのかもしれません。
いつか、石橋めぐりをしてみたいものです。

穴が空いているのは、ここに棒を差し込んで敵を止めたからか。
でも建造は明治19年。
何のための穴なのか、気になります。

石段の土留めも、同じ凝灰岩でしょう。
以前ブログに、「凝灰岩の文化~二ツ井と山形の庭や建物から~」という記事を書いたことがありますが、きみまち阪の石にも似ていて、味があります。

石段を下りれば、上杉鷹山公。
今月は公私ともに忙しいのですが、為せば成る。
ということで、鷹山公に励まされて一路秋田へ。
とんぼ返りの米沢行でした。