何かは何か?
2023年04月18日


畑で穴を掘っていると、何かにぶつかった。
洗ってみると、とても握りやすい。
これはもしかして、「何か」ではないか。
でも加工しているようなしていないような、打製でも磨製でもないような、ただの細長い石かもしれない。
数日後、現場近くの地蔵田遺跡に寄って訊いてみた。
ガイドさんに写真を見てもらうと、やはり、「何かかもしれない」とのこと。
そう、その「何か」が何なのかを知りたくてやってきたのだ。
展示コーナーで出土品を見せてもらったけれど、残念ながら、「これだ!」というモノには出会えず。
でも少し、木の実を潰す石器に似ている気がする。

その後に違うタイプも出てきたので、今度は市の教育委員会へ行ってみた。
遺跡調査の職員さんによると、下の3つは石器の作りかけで、上の細長い石2つは、加工していないように見えて加工の跡があり、やはり、木の実を叩いて潰す道具のようだった。
ということは、木の実を載せる石皿もあるはずだ。
探す気満々だけれど、連日の地堀りで身体がキツイ。
でも、ピンポイントなら頑張って掘ろうではないか。
「ここ掘れニャーニャー!」と来ないかな、うちの😸たち。