杜の木漏れ日

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小さな勇気

自分では正しいと思っていることでも、それを口に出すと嫌われてしまうことがあります。
人は感情で生きる動物だから、言い方が本当に難しい。
どんな話し方をしたら、相手を傷付けずに、相手の感情を逆立てずに、穏やかに思いを伝えることができるのだろう。

真正面から話をして、これまでどれだけの人から嫌われてきたことだろう。
いくら正しいことをしていても、気持ちが弱くなってきた時など、嫌われることが怖くなってきます。
正しいことを通そうとすればするほど、どんどん付き合える人が少なくなっていく孤独感。
そんなことに最近、耐える力が弱くなってきたようです。

そんなこんなで一年間言えなかったことを、今日やっと言うことができました。
ずっと言いたかったけれど、思いを伝えたかったけれど、話す勇気が持てなかった。
今日、ようやくそれが言えたのです。
1年分の胸のつかえが、やっと取れました。

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現場近くの公園にある桜の木。
犬の糞を捨てるのはマナー違反だと書いています。
木や景観にとっては、これもマナー違反なんじゃないかなぁ。
犬の糞は迷惑だけれど、木にってはこの看板も迷惑なんじゃないかなぁ。


でも、これを直接言うと角が立ちます。
でも、思い切って言ってみました。

「立て札を寄贈させてくれませんか?」

心のある方で、思いは伝わったようです。

小さな一言ですが、口に出すには大きな勇気が要ります。
小心者の私ですので、この言葉を言うのに1年掛かりました。

長い長い片思い。
次にここに来る時には私の恋も実り、木にも人の心にも、美しい花を咲かせてくれたら嬉しいです。

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