杜の木漏れ日

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現地調査

気が付いてみたら、6回連続で「街の緑」の記事を書いていました。
当ブログのカテゴリーの中でも、「庭づくり」をさしおいて断トツ1位の更新数です。
植木屋のブログなのだから、もっと仕事のネタを書かなければならないと反省であります。

ということで今回は仕事の話です。
先日、「街路樹葉っぱの詩」という本を秋田市の書店で見つけたことを書きましたが、実はこの時は、現場の下見と調査で出かけていました。

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屋根からの落雪がどの程度なのか、風で飛ばされてきた雪がどこに吹きだまるのか、雪国では庭が除雪のストック場所になることもあるので、そんな状況なども設計の前に確認しておきます。
雪害を受ける所に木を植えると無駄に雪囲いの手間が掛かったり木が傷んだりします。
また、雪寄せする場所に園路や花壇を設けたりすると支障になりますので、雪と庭とご家族の暮らしが仲良く同居できるようにするためにも、冬場の下見は必要です。

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現地調査は、庭の敷地ばかりではなく、周囲の家々の庭や公園にはどんな木が植えられているか、近くの里山にはどんな木が生えているのかも調査します。
すぐ近くの里山には、エゴの木やコナラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ハシバミ、アブラチャン、ヤマツツジなどが多く見られました。

その地に植えられた木で良好に成長している樹種や、元々その地の山に生えている木などはその地の気候に適しているということなので、これから植える木に元気に育ってもらうためにも、周りにどんな木があるのかを調べておき、樹種選択の際の参考にします。
また、周囲にある木と同じものを植えるということは、庭の内外を繋ぐということにもなりますので、限られた敷地以上に庭を広く見せられるということでもあります。

お客さまの好きな木を植えるということは大前提ですが、それが土地に適した木であるか、庭や建物の雰囲気と調和するか、その木を植えることで今後の管理費がどのぐらいになるのかなども併せて、どんな木を植えるかを一緒に考えていきます。

ということで、この現地調査を参考に、これから設計作業に取り掛かりたいと思います。
秋田市内では興味深い街路樹も見かけましたが、それはまたの機会に。

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明日から二日間は、先日ブログでお知らせした弘前公園さくらフォーラムに出かけ、勉強してきます。
また街の緑の記事が増えますね(笑)。

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