杜の木漏れ日

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イトヒバの透かし

今日は久々に仕事のお話、ボチボチと手入れ仕事も始まり、今日はイトヒバの透かしです。

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以前に数回手を入れたことのある木ですが、かなり枝が混み合ってきていました。
あまり混んでいると蜂の巣なども付きやすくなりますし、雪が乗って枝折れしやすくなります。
風格ある幹を見せるためにも、下枝を外し、中から枝を抜いていくことにしました。

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枝抜き後に中から見たところです。
枯枝もすべて外しています。

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ということで、こんな感じになりました。
枝透かしは久しぶりなので、今回はこの程度の剪定量にしておきます。
根元の幹が現れ、風格ある姿になったのではないかと思います。
このぐらい透かしていれば、冬場の雪吊りや囲いも要りません。


今回、この木の透かしはヤングボーイが担当しました。
思えば、初めて私がこの木を透かしたのは20代後半の頃、刈り込みが主流だった福岡造園が透かしを取り入れ始めた頃です。
今では普通に透かしをやらせてもらえるようになりましたが、この頃はまだ透かしへの理解も低く、いくら透かしの必要性を話しても、やらせてくれる方は一割にも満たなかった時代です。
久しぶりにこの木と出会えて、そんな昔のことを思いだしました。

田舎で、透かしをやらせてもらえるのはとても有り難いことです。
有難いとは、有ることが難しいということ。
仕事ができること、鋏を持てること、当たり前に透かしをさせていただけることに感謝し、これからも精進していきたいと思います。

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