杜の木漏れ日

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オンコ(イチイ)の透かし

夏の剪定が続いています。
当地では常緑広葉樹が少ないため、夏場は針葉樹の剪定が主となります。

イトヒバ、ドイツトウヒときましたので、今日はオンコの透かしです。

オンコ剪定前

剪定前です。
これまで刈り込まれていたものを、透かしに直します。

オンコ 透かし剪定後

枝先は切り詰めず、葉の間から幹や枝がうっすらと見える程度に透かします。
もちろん、枯枝や枯葉はすべて外します。
剪定量は、全体の3分の1というところでしょうか。

下枝を少し外したら、隠れていた幹の曲がりが現れてきました。
隠さずにいながら、すべてを見せず奥ゆかしく。
透かしをする際に心掛けていることです。

Comments 2

紅の葉  

鈴ちゃんへ

鈴ちゃん、こんにちは。
なんか、妙なこと連想させてしまいましたか(笑)。
「透かし」は、字のごとく内部が透けて見えることですが、丸見えでは情緒が無いので、中が見え隠れする程度が奥ゆかしく、見る人の気ををそそる、ということですね(笑)。
動詞にすると「透く」になりますが、これも字のごとく、木の内部に透き間を作っていくということです。
透き間ができるということは、枝と枝の間の間隔が広くなるということで、日や風が入りやすくなり、雪も乗らずに落ちていく、ということなので、木のためには一石三丁の剪定法です。
床屋さんでいうと、刈り込みはバリカンの刈り上げ、透かしはレザーで透いていくやり方ですね。
床屋さんはレザーの方が技術量も高い時がありますが、植木屋にとって透かしは出来て当たり前なので、刈り込みよりも難易度は高くても、技術量は同じです。

カチッとした重厚な雰囲気が刈り込み、サラッ、フワッと軽くてさわやかな感じが透かしです。
街や庭を見て歩く時、そんなことも見て歩くと、楽しみも倍増するかもしれません。

>オンコの実
仕事中に食べてます(笑)。
子供にもお土産にしなきゃね。


2011/07/21 (Thu) 18:03 | EDIT | REPLY |   

鈴ちゃん  

へぇ~、透かし、と言う技術があるのですね。
『隠さずにいながら、すべてを見せず奥ゆかしく。』
なんだか、妙なこと、想像してしまいました(爆)


外観上も良く、また、程よく、息を抜いてあげる、と言う意味もあるのでしょうか。

オンコで思い出すのは、実家は一本道の両側に家が並ぶ集落なのですが、どこの家もお庭の敷地が広く、それぞれのお庭が楽しいですね。
大きなオンコのある家があって、赤い実がつくんですよね。それが甘くて、おなかいっぱい食べてました(笑)今の子供たちは、そんな事しないでしょうね(笑)

2011/07/21 (Thu) 00:11 | EDIT | REPLY |   

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