杜の木漏れ日

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冬の手入れ (ヒバ)

連日の雪です。
お正月を前にして、すでに冬本番の感がありますね。

そんな中ですが、庭の手入れに回っています。

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ヒムロに雪が乗り、枝が折れる寸前でした。
この日は-4℃でしたが、湿った雪が降り積もった後に急に冷え込むと、このような状態になります。
雪が凍って重みが増してしまうのです。

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下枝はもう、雪に埋まっています。

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剪定後。

雪は、枝が重なり合う所に多く乗ります。
枝が重なるということは雪が落ちないということで、木が雪に負けて枝折れするということ。
囲わない木は、雪に強い姿にしてあげないと雪に負けてしまいます。

これが刈り込み物だったら、間違いなく折れています。
この木はヒムロヒバですが、同じ常緑針葉樹の松や杉など山に生えているものは、この程度の雪では折れません。
木が、その木本来の自然形をしているということは、その地の気候にも適しているということだと思います。
雪に強い庭づくりは、木の特性を知り、自然に学ぶことから始まるようです。

Comments 2

紅の葉  

鈴ちゃん、こんにちは。
木は本当に面白いですね。
若い時は自然と庭は別物と思っていましたが、雪に強い庭を作りたいと考えるようになってから、自然の姿を観察するようになりました。
修業時代の親方から「松は松らしく、紅葉は紅葉らしく」、「自然には法がある」、「家に居ながらにして、里山や深山幽谷の趣を感じられるのが庭」と教えていただきましたが、これは、自然を見なければ庭は作れないということです。

思いが深ければ技も深くなります。
そして、技が深まれば心も深まる。
そんな技や心の浅深が「腕前」なのだそうです。
また一つ年を取りますが、深くなるのはため息とお酒・・・(笑)。
来年こそは、1㎝でも人間が深くなれるよう、頑張りたいと思います。

2011/12/31 (Sat) 21:16 | EDIT | REPLY |   

鈴ちゃん  

素人ながら、、、、

樹木って面白いものだなと感じています。
ちゃんと、理屈どおり、と言いますか。理屈にかなって生きていると言うか。我が家も庭師さんが入りますが、お盆前の剪定とか、こういう考えに基づいた手入れがなされているかのか気になります。
今は冬なので雪の降る前に、当然、筵で囲ってしまいます。この時期に剪定は見たことがありません、、、。

2011/12/30 (Fri) 23:13 | EDIT | REPLY |   

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