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庭づくり

植木屋の仕事

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今日も朝市やらなにやらで忙しく、現場には10分ぐらいしかいれませんでした。
やる気満々で乗馬ズボンを履いてはいますが、ついに、足袋に足を通すことなく一日が終わってしまいました。

さて、昨日今日合わせて40分しか居られなかった現場の様子はどうなったでしょうか。
今回の仕事は、飛石と延段のアプローチを、バリアフリー対応に変えるというものです。
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立派な青森ヒバの門に合わせ、男鹿寒風石の風格ある飛石で合わせた門前でしたが、歩きやすくするために一つ飛石を外し、段を無くしてスロープにする計画です。
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延段の通路も、車椅子などでもゆっくりと通れるように、幅を広げることにしたのですが、モルタルで固められた石畳を直すのは大変です。
一番簡単なのはコンクリートにすることですが、それでは庭の景色を壊してしまう。
庭の景色を壊さずに歩きやすくするにはどうしたらいいんだろう?とひとしきり考えましたが、今回は
マサ土の洗い出し仕上げを採用することにしました。
200805091120000.jpg

マサ土とは花崗岩が風化した土で、それに石灰とかニガリを入れて叩くと、硬く締まります。
昔の土間のタタキなども、そんな風に叩き締めたものでしたが、今回は少量の硬化剤と色粉を入れて、叩くというよりも塗るような感じでやっていきます。
マサ土には、もともとここに敷いてあったサビ砂利を骨材として入れてあります。
土と同質同系色なのと、延段にもサビ石を入れてありますので、馴染みもいいかと。
乾き具合を見て水で表面を洗い流すと、中からその砂利が浮き出てくるのですが、この瞬間がたまらなく嬉しいです。
200805091611000.jpg

庭とのバランスが難しいので、馴染みをよくするために縁は曲線で出入りを付けました。
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石の肩を出し、チリを高くしていた延段ですが、洗い出しの天端は目地の深さに合わせました。
アプローチの割には目地を深く取っていましたので、なんとか石の存在感は残せたのではないかと思います。

夕方様子を見に行くと、スタッフの1人が「道行くおじさんから『あんた達は左官屋さんかね ?』と訊かれました。『僕は植木屋です!』と答えました。」と、嬉しそうに話していました。
他職に見られた時は結構嬉しいもので、「植木屋です!」と言いながらも、心の中ではほくそ笑んでいるものです。(笑)。
植木屋の仕事は本当に幅が広くて、石仕事をしていると「石屋さん?」と呼ばれますし、木で何か作っていると「大工さん?」と呼ばれます。
そして、朝市に出ている時は「種屋さん!」です(笑)。

明日は剪定で木に登ります。
今日見に来たおとうさんの反応が楽しみですね(笑)。

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