庭204号「私の初夢」掲載
3月1日、庭園文化誌の『庭』204号が発売になりました。
今号も素晴らしい庭園作品が満載です。
庭誌には連載の特集もあり、これもまた楽しみです。
114ページにある「今さら聞けない作庭用語集」は私も学生時代にお世話になった内田均教授の執筆ですが、タイトルそのままに、ある程度の年齢になり、今さらこんなこと聞くのも恥ずかしいよなあ、とか、修行時代に教えてもらったんだけどアレなんだっけかなあ、なんてことが書かれていてとても助かります。
ちなみに私は、「豆腐屋回し」という移植の際に棒とロープで木を回す方法の由来をずっと知りたいと思っていたのですが、、移植用語の時にその説明が出てきて、長年の胸のつかえが取れたということもありました(笑)。
今回は「手入れ時の職人言葉」ですが、
「鋸は二度切りするな。」
「切り残しをするな」
は、全国の街路樹剪定者には必見です。
この2つは、横浜市などの剪定仕様書にも実際に入っている文言ですが、見栄えだけでなく木を腐らせないという植木屋の配慮。
当たり前のことを当たり前にやっていれば、街路樹のぶつ切りなど起こらないのですが、植木屋にそんな当たり前を思いださせてくれるありがたいコーナーです。
ちなみに、このコーナーの隣の「声の交歓室」には「私の初夢」という拙文が掲載されています。
お暇な時にでも、チラッと覗いてみてください。
もうひとつ、毎号楽しみにしているのが、安諸定男さんの「作庭技塾」です。
今回のテーマは「植栽」。
いつもながら深い言葉ばかりですが、今回心に残ったのは「この木はもともとここにあったのだ」(というふうに木を植えてあげる)という言葉でした。
もともと。
もと。
庭も街路樹も、「元」が大切。
元を知ることにより、モット緑が好きになれる。
「もと」は、元、本、基、下、素・・・。
「元」来、「本」物の庭師は、「基」礎を大切に、いかなる時でも足「下」を見失わず、天から恵まれた「素」材に感謝して仕事をするもの。
そんな、「もと」を大切にする人と「とも」になりたい。
「もと」と「とも」で最も。
もっともっと勉強して、最も素晴らしい庭師になれるよう頑りたいと思わせてくれる庭誌今月号でした。
今号も素晴らしい庭園作品が満載です。
庭誌には連載の特集もあり、これもまた楽しみです。
114ページにある「今さら聞けない作庭用語集」は私も学生時代にお世話になった内田均教授の執筆ですが、タイトルそのままに、ある程度の年齢になり、今さらこんなこと聞くのも恥ずかしいよなあ、とか、修行時代に教えてもらったんだけどアレなんだっけかなあ、なんてことが書かれていてとても助かります。
ちなみに私は、「豆腐屋回し」という移植の際に棒とロープで木を回す方法の由来をずっと知りたいと思っていたのですが、、移植用語の時にその説明が出てきて、長年の胸のつかえが取れたということもありました(笑)。
今回は「手入れ時の職人言葉」ですが、
「鋸は二度切りするな。」
「切り残しをするな」
は、全国の街路樹剪定者には必見です。
この2つは、横浜市などの剪定仕様書にも実際に入っている文言ですが、見栄えだけでなく木を腐らせないという植木屋の配慮。
当たり前のことを当たり前にやっていれば、街路樹のぶつ切りなど起こらないのですが、植木屋にそんな当たり前を思いださせてくれるありがたいコーナーです。
ちなみに、このコーナーの隣の「声の交歓室」には「私の初夢」という拙文が掲載されています。
お暇な時にでも、チラッと覗いてみてください。
もうひとつ、毎号楽しみにしているのが、安諸定男さんの「作庭技塾」です。
今回のテーマは「植栽」。
いつもながら深い言葉ばかりですが、今回心に残ったのは「この木はもともとここにあったのだ」(というふうに木を植えてあげる)という言葉でした。
もともと。
もと。
庭も街路樹も、「元」が大切。
元を知ることにより、モット緑が好きになれる。
「もと」は、元、本、基、下、素・・・。
「元」来、「本」物の庭師は、「基」礎を大切に、いかなる時でも足「下」を見失わず、天から恵まれた「素」材に感謝して仕事をするもの。
そんな、「もと」を大切にする人と「とも」になりたい。
「もと」と「とも」で最も。
もっともっと勉強して、最も素晴らしい庭師になれるよう頑りたいと思わせてくれる庭誌今月号でした。
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